2012年10月26日

おすすめその741 ワインレストラン ドミナス(東銀座・銀座)

あめ色玉ねぎ赤ワインカレーワインレストラン ドミナス

中央区銀座6-12−2

Tel:03-6228-5903

予算:1000円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


日本でも有数の文化レベルの高さを誇る銀座。僕のような甘ちゃんには掘り起こせていない場所がいくつもある。つい最近になって数回通った、ワインレストランドミナスも、その1店といえる。

店内はフランスのやや年季が入った家庭的なレストランの雰囲気を上手に再現している。ワインレストランと掲げることはあるね。

事実、夜は本格的にワインを楽しむレストランで、相応に値も張る。例えばコース料理が5000円からで、自慢のワインと合わせると7000〜8000円くらいの予算は持っておきたいところだ。一方で、ランチは1000円程度のお手頃なメニューを並べてくれている。しかも定番がカレーライスなのだから、僕は通わずにいられない。

お店が用意するカレーは、その名も「あめ色玉ねぎの赤ワインカレー」。いただいたことはないけれど、ディナーコースの〆のメニューと同じものと思われる。自慢のワインをカレーに投入する姿勢、堪能したいじゃないですか。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 01:00 | Comment(5) | TrackBack(0) | 〃(銀座5〜8)

2012年08月27日

おまけ埼玉22 青山カレー工房(熊谷市:籠原)

青山野菜カレー(野菜をいただくスープ付き)青山カレー工房

熊谷市銀座2-10-2 アネックス銀座1階

Tel:048-598-8091

予算:680円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


熊谷シリーズ第2弾は、熊谷駅からほど近くの商業地域に構える「青山カレー工房」。近隣農家の野菜をふんだんに使ったカレーを味わえると聞き、興味を覚えてやってきた。

清潔感にあふれるお店はこぢんまりとしていて、テイクアウトが中心のようだ。とはいえカウンター席も10あるので、イートインも特に問題なく対応してもらえる。先に注文・会計を済ませてから、好きな席でカレーの到着を待つ仕組みを採用していた。

早速、レジカウンター上のメニューを眺めてカレーを選ぶことに。もっとも、野菜を楽しめるカレーをと考えていた僕はさほど迷う余地が無かった。その名もズバリ「青山野菜カレー」(780円)があったからだ。併せてカレーを注文した時には、野菜スープ(単品400円)を200円で追加できるとのこと。それも頼んでみましょうか。

ほどなくして、かわいらしい器に盛られたカレーライスと野菜スープ(今日はミネストローネだった)、サラダがやってきた。野菜づくしメニューになっちゃったな(^_^;) いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 埼玉

2012年08月26日

おまけ埼玉21 ラニー(熊谷市:籠原)

トマトカレーインドレストラン ラニー

熊谷市新堀803-3

Tel:048-530-6610

予算:850円くらい〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆(ミディアム)
量 :★★★


シノギで出張に出向くたびに感心するのが、「こんなところまでインド料理店が広がっているんだ」ということ。今回やってきたのは日本一の暑さで有名な熊谷市。昔から発達している熊谷駅周辺ならともかく、そのお隣、少しひなびた感じのする籠原駅近くにまでインド料理店があるとは思わなかった。

そのお店「ラニー」を訪れてまたまた驚いた。意外なほどメニューが充実していたからだ。カレー屋カバブといった北インド系の定番メニューを相応にそろえており、さらに他店では見かけない意欲的なカレーも用意している。その一つが、今回僕が注文した「トマトカレー」(850円)である。

いかにも北インドらしいカレーソースの真ん中に、トマト丸ごと1個が鎮座している。その中には、サモサ(ジャガイモの包み揚げ)のように野菜やひき肉がぎっしり。見た目に楽しい一皿で、女性客に好評なのだそう。おっさんなのでちょっと気が引けるところもあるけれど、普通のランチメニューよりも、どうしてもこちらを食べたくなってしまった。

そんなわけでトマトカレーを注文した。辛さを聞かれたので、普通と思われるミディアムを選んだ。また、単品メニューのためナンやライス(250円)を別途注文する必要がある。ナンに合いそうなカレーなのだけど、今回はライスの気分だった。

本来はディナー向けのカレーではあるけれど、ランチでも気軽に応じてもらえた。時間もそれほど待つことなく、カレーとライスがやってきた。早速いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 22:17 | Comment(1) | TrackBack(0) | 埼玉

2012年07月28日

おすすめその740 Royal Indian Dining(六本木一丁目)

ラムビリヤニロイヤルインディアンダイニング

港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー3階

Tel:03-3505-9936

予算:1300円くらい(カレー単品)〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★☆


インド料理店が増える一方の東京。探すのに苦労しなくなったようで、そうでもない気もする。今度は沢山のお店がある分、「目立たないけれど実はおいしいお店」を見つけるのが難しくなったように思う。僕が知らない良心的なお店が、東京のあちこちでいくつも埋もれているのだろう。

今回訪れたRoyal Indian Diningも、そんな「実はおいしいお店」の1つじゃないだろうか。場所は六本木一丁目、ビジネスパーソンが多く集まる泉ガーデンタワーに入っている。お店の入口周辺はセットメニューやビュッフェ、あるいはランチタイムのお弁当の案内が目立っていて、単品のメニューはどんなものがおすすめなのか分かりにくい。

実は同店は、バスマティ米(インドの高級香り米)を使ったビリヤニ(インド風炊き込みご飯)を提供している。しかもランチタイムのお弁当にもビリヤニをさりげなく紛れ込ませていた。もっとも、ほとんどの人はビリヤニを素通りし、カレーとナンがセットになったお弁当に手を伸ばしていたけれど(^_^;)

そんな光景を見かけて以来、一度ビリヤニを味わっておきたかったんである。お店を訪れると、すぐにメニューを手に取り、ビリヤニの存在を確認した。うん、チキンとラムがあるね。今回はラムで行ってみようか。

一緒に注文したインド風カクテルの「チャイマティーニ」をちびちびと飲みつつ、店内の大型液晶テレビで流されている五輪の日本−スペイン戦を観戦しながら、ビリヤニの到着を待った。勝ったことを知っているのに、決定機に惜しくもゴールを割れなかったシーンを見ては頭を抱えるなど、傍から見たらかなりおかしな人になっていた。おっと、お目当てのビリヤニが来ましたよ。続きを読む
posted by たあぼう at 22:56 | Comment(1) | TrackBack(0) | 〃(六本木/西麻布)

2012年07月25日

おすすめその739 N.park(恵比寿)

大山鶏と3種の豆キーマカレーN.park

渋谷区恵比寿南1-21-20 EN恵比寿ビル1F

Tel:03-6452-4122

予算:1000円(カレー単品)、3000円くらい〜
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


1年以上ぶりのブログ更新になってしまいました。昨年7月から通常のシノギに加えて社内ボランティア活動で少々重い役目を務めることになり、更新をあきらめざるを得ませんでした。ごめんなさい。1年間の兵役が終わったため、こうしてブログも復帰できることになりました。

さて、復帰第1弾として訪れたのは恵比寿のカジュアルなバー「N.park」。駅から少し離れた細い通りにひっそりと構えているので、訪れると隠れ家気分を味わえる。僕みたいなおっさんサラリーマンよりも、おしゃれが好きなあなたにこそぴったりなお店といえる。

似合わないと自覚しつつも訪れるのは、ガンダムオタクのシェフさんが作る「大山鶏と3種の豆キーマカレー」(1000円)が、僕の好みにかなり近いから。なかなか珍しいコエドビールの生や、季節ごとに使われるレモンが変わる「レモンサワー」を片手にいただくと、たまらない一皿なのだ。

そんなわけで今日もレモンサワーでのどを潤し、おつまみを味わってから大山鶏と3種の豆キーマカレーを注文する。するとトッピングを聞かれた。おっと、お店ができたばかりの頃とは注文のしかたが変わったんだね。インド風にしたいと考えた僕は、生のコリアンダーとパパド(豆のせんべい)をトッピングにしてもらった。するとシェフさんがにやり。ご自身でも好きなトッピングなのだそうだ。

カレーができるまでは少し時間がかかる。でも、おいしいお酒を味わいつつ、カウンター越しに手際の良い調理姿を眺めていると、それもごくわずかに感じられる。ほら「特別仕様」でコリアンダーが多めに盛られた一皿がやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 23:26 | Comment(6) | TrackBack(0) | 〃(広尾/恵比寿/代官山)

2011年07月24日

小野員裕さん作の正統派インド料理レシピ集「おうちで本格インドカレー」

「今度インド料理のレシピ本を出すのよ」

6月の半ば、食楽の座談会でのこと。横濱カレーミュージアム初代名誉館長の小野員裕さんから、こんな話を聞かされました。それ本当ですかっ!? 僕は驚きました。何しろ小野さんは、純粋なインド料理よりも上野のデリーや高田馬場の夢民のようなカレーライスのほうがお好み。だからレシピ本を出すとしても、カレーライス系だろうと思っていたからです。まさか純インド料理で勝負するとは…。

それから1カ月。注目の本が発売となりました。タイトルは「おうちで本格インドカレー」。発行元は子供の頃に算数の教科書などでお世話になった東京書籍でした。

中身をパラパラと確認して改めてびっくり。変化球はなく、真っ向勝負の作りです。まずスパイスの基礎知識から始まり、挽き方、さらにはテンパリングの仕方までしっかりと解説。同様に野菜の切り方やタマネギの炒め方にもページを割いています。おいしいものを作ってもらおうという姿勢が伝わってきます。

■定番はもちろん「チキン65」や「キャベツのポリヤル」も再現

続いていよいよカレーなどインド料理の作り方へ。鶏料理を例に取ると、一般的な北インド系のチキンカレーはもちろん、「マドラスチキンカレー」のような南インド風や、唐揚げに似た「チキン65」といった珍しいタイプまで載っています。なるほどタイトルに本格をうたうだけのことはありますね。

このほかにも「キャベツのポリヤル」や「サンバル」といった南インド料理、「チャナチャット」(ひよこ豆のサラダ)などのサイドメニューまで幅広く紹介されています。これなら都内のインド料理店の人気メニューがほぼ一通り作れそうです。まあ、本来はタンドールを必要とするナンは、どれだけ再現できるか分かりませんが(^_^;)

ともあれこれ1冊でいろいろ楽しめるのは間違いないでしょう。それにしても小野さんがこんなインド料理本を出すのはなぜだろう? と疑問に思ったのですが、その答えのヒントは共著者にありました。続きを読む
posted by たあぼう at 23:45 | Comment(3) | TrackBack(1) | カレー談義

2011年07月08日

「dancyu」と「食楽」をお手伝いしました

7月6日発売の「dancyu」と「食楽」の特集はどちらもカレーです。実は両誌とも少しずつお手伝いをさせていただきました。

dancyuではお店紹介を2軒。食楽では小野員裕さん、香取薫さんという大御所との座談会に混ぜていただいたり、一言お店紹介をしたりさせていただきました。どちらの特集も全体像は知らないままでしたが、できあがったものを拝見し、それぞれ充実しているなあと感じました。

正直な話、勉強になることが多かったです。小野さんや香取さんとお話しして勉強の必要性を痛感しました。お店についてもこの2年ほどシノギの事情から以前ほど回れなかったため、未訪問のところが結構紹介されています。また、訪れてはいても拙ブログでは紹介できていないお店がいくつも。

本当はもっと様々なエピソードを紹介したいのですが、今、シノギが瀬戸際の状況にあります。ひとまずこのへんで。続きを読む
posted by たあぼう at 01:03 | Comment(8) | TrackBack(0) | カレー談義

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