2005年04月30日

バーンク教会乾燥したイメージばかりが強いイラン中央部でもそれなりに雨が降るんだと知ったのは、その日の夕方だった。

イランでキリストを眺めていたら…

午前中をエマーム広場で過ごした後、僕は街の南部に流れるザーヤンデ川にかかるシー・オセ橋を訪問。続いて橋を渡り、2kmほど歩いてアルメニア人地区のジョルファーを訪れた。イランでは珍しいアルメニア教会、バーンク教会が見られるんである。

教会内部の壁画外国人料金が残っていたらしく、3万リアル(約360円)という大金を支払った。その割に大したことがなくてちょいと失望したけれど、撮影禁止になっている教会内部の壁画は目を奪われた。一見の価値があった。光学12倍ズームを最大限生かし、係の目が届かない出入口付近から撮影を試みた。

盗撮?に満足して僕が外に出ると、空からゴロゴロという音が……おやぁ!?

見上げると、どす黒い雲が教会の上に迫っているじゃないか。雨が降るらしい。僕は慌ててタクシーを拾い、街の中心部へと戻っていった。雨が降り始める前に、できるだけ観光しておこうと考えたからだ。なにせ、雨傘は宿に置きっぱなしだったし。

でも、今日の空はあまり親切じゃなかった。続きを読む


posted by たあぼう at 19:00 | デリー 🌁 | Comment(4) | TrackBack(0) | ペルシア(イラン)旅行

おまけイラン1 Maharaja(エスファハン)

アル・マタールとプラタMaharaja

Khiyaban-e Chahar-Bagh-e Pa'in

Tel:+98-311-2251087

予算:30000リアル(350円)くらい〜
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★★


イランのエスファハンで食べたカレー…というより、もはやグリンピース料理というべきか。イラン日記に含めるため、日付は後でいじりますが、こんなのが出てきたという写真をどうぞ。

エスファハンの目抜き通りであるチャハール・バーゲ通り沿い、エンゲラーベ・エスラミー広場近くにあるインド料理店。鏡張りの店内はなかなか高級な雰囲気で、小金持っているぞという雰囲気のイラン人カップルや、日本人のツアー客などが目に付いた。

早速メニューに目を通すと、なるほどイラン物価からするとかなり高級。しかし、カレーのメニューが少ないな…。羊、鳥とそれぞれのビリヤニ(インド風ピラフ)版、それにエビ。野菜系はダル(豆)とアル・マタール(じゃがいもとグリンピース)くらいか…。

イランに来てからあまり野菜を食べていないなと思っていた僕は、アル・マタール、プラタ(全粒粉のパン)、ライス、ヨーグルト(サラダの一種)、それにザムザム・コーラを注文した。カレーとコーラは相性が良い気はしないけど、何しろ飲み物の選択肢が少ない。

イラン人の店員さんは「肉のカレーを注文しないのか」とちょっとびっくりした様子だった。僕はやってきたカレーを見てびっくりしたよ。なんじゃこのグリンピースは!続きを読む
posted by たあぼう at 14:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 海外

“イランの京都”

エマーム広場【エスファハン】
今日使ったお金:185000リアル(約2200円)


“イランの京都”と言うべき存在がエスファハンだ。サファヴィー朝全盛期の16〜17世紀ごろには「世界の半分」と讃えられた町である。

その中心と言うべき場所がエマーム広場。別名は「ナグシェ・ジャハーン」(全世界の図)広場。サファヴィー朝の栄華をふんだんに今もとどめる美しい広場だ。早くからユネスコ世界遺産に登録されている。

写真をいくつか並べてみたい。たぶん、よけいなご託はいらないだろう。

マスジェデ・エマーム入口 マスジェデ・エマーム内部1 マスジェデ・エマーム内部2
マスジェデ・エマーム入口(写真左)とその内部(同中央、右)。サファヴィー朝の代表的な寺院建築。続きを読む
posted by たあぼう at 10:00 | デリー 🌁 | Comment(3) | TrackBack(0) | ペルシア(イラン)旅行

2005年04月29日

イラン人いろいろ

タバータバーイー家の中庭【カーシャーン→エスファハン】

フィーン庭園を後にした僕は、カーシャーン市街のタバータバーイー家の邸宅などを見学し、それから夕方になって再びバスに乗り込んだ。エスファハンを目指すためだ。

それにしても今日はいろんなイラン人との出会いがあったものだ。ハッサン氏が言う「イラン人は親切な人半分、嘘つき半分」というのを、身を持って体験した一日だったかもしれない。

「ナンをよこせ」が現れた

まず朝方のテヘランでは、若者にいきなり通せんぼされた。僕が1000リアル(12円くらい)で買ったばかりのナンを、少しよこせというのだ。挨拶も何もないうちから。

少し腹が立った僕は、大きく迂回してバス・ターミナルを目指すことにした。ナンはひとかけらたりともやらない。ケチくさくて大人げなかったかもしれない。でも、見ず知らずの兄ちゃんに前触れなしにいきなり「ナンをよこさないと通さない」という態度を取られたのがむかついたのだ。

次にバス・ターミナル近くの売店。店員の兄ちゃんは水を買った僕に、破れて半分なくなったお釣りを混ぜてよこしてきた。金額は2000リアルとまぁ大したことないのだが、これも突っ返して取り替えさせた。

と、せこい奴が続いたが、バスで隣の席になったアルダビール出身の兄ちゃんはいいやつだった。続きを読む
posted by たあぼう at 20:00 | デリー 🌁 | Comment(4) | TrackBack(0) | ペルシア(イラン)旅行

バラ水の産地に寄り道

休日でにぎわうフィーン庭園【テヘラン→カーシャーン】
今日使ったお金:161000リアル(約1900円)


朝9時、僕はテヘランの南バス・ターミナルにやってきた。ここからバスで「イランの京都」エスファハンを目指すわけだ。

でも、テヘラン−エスファハン間は8時間近い道のり。「明るい時間を移動だけで費やすのはもったいない」と貧乏人気質がもたげてきた。

そこで、テヘランとエスファハンの間にある小さな町、カーシャーンに寄り道することに決めた。サファヴィー朝最盛期の王アッバース1世が愛した町として知られる。化粧品に詳しいあなたなら、バラの香水や、化粧水などで使われるバラ水の産地としてご存じかも。

郊外の庭園は大混雑

テヘランを出発してから3時間あまりでカーシャーンに到着する。はじめはバス・ターミナルから町中に出ようと思っていたものの、考え直してタクシーの運転手に「そのままフィーン庭園を目指してくれ」と頼む。郊外にあるアッバース1世が設計した庭園である。12000リアルはちと高いが、時間の節約になるからいいだろう。

20分ほど乗り、目的地に到着した。うわっ、人、人、人だらけだぁ。

今日は金曜日。ムスリムにとっては嬉しい嬉しい休みの日なのだ。続きを読む
posted by たあぼう at 13:00 | デリー 🌁 | Comment(3) | TrackBack(0) | ペルシア(イラン)旅行

2005年04月28日

ムリさん

ハッサン氏一家「ミスター、まずは水を飲みなよ」

僕はこんな言葉を話しかけられていた。イラン人のおじさんから、日本語で。

サーダーバード宮殿博物館の観光を終え、20分あまりをかけてバス・ターミナルまで下りてきた。この日は食事をろくに取っておらず、水も限りあるからとケチっていたんだけど、そのせいでひび割れた唇は、イラン人のおじさんに「終わっている」という印象を与えたらしい。

イラン人に頼み事をされる

おじさんはタクシー運転手だった。といっても、かなりくたびれた自家用車を使った無認可タクシーなんだけど。でも、「むかし日本でずっと働かせてもらって日本には感謝している。ほんとはダウンタウンまで20000リアルくらいするんだけど、4000でいいよ」という。なかなか魅力的な提案だった。

もちろん、一般に知らない人の車に乗るのはすごく危険な行為だ。僕だって例えばトルコのイスタンブールだったら絶対乗らない。でも、

・ここはイランである。イラン人の日本語使いはわりと評判がいい
・用心しながら話し込んでみた印象からすると、おじさんは誠実そうだ
・これまで18カ国ほど旅行してきた経験からすると、今回はたぶん大丈夫そう


と頭の中で考え、ゴーサインを出したのである。

いざ車に乗り込んだら、さらに不思議な提案を受けることになった。「日本から持ち帰った留守番電話機がうまく使えないんだ。設定したいけど日本語のマニュアルが読めないし。もし時間があったら家まで来てくれないか?」 僕はこれも同意した。

これも冷静に考えるとひどく危険な行為だと思う。でも、最初に大丈夫だろうと判断した印象と、イラン人の民家を覗く機会なんてそうそう得られるはずもないという好奇心が勝り、乗っかることにしたのだ。

それからものの数分でおじさんの家にやってきた。見かけこそ質素だけれど、何しろ宮廷博物館の近くの高台というなかなかの立地。「日本で8年間働いて稼いだお金で建てたんだ」と、おじさんは胸を張って言った。

かくして、僕はイラン人のおうちに上がり込むことになった。続きを読む
posted by たあぼう at 20:00 | デリー 🌁 | Comment(5) | TrackBack(0) | ペルシア(イラン)旅行

王様はテヘランでも涼しく過ごしていた

サーダーバード宮殿博物館内の庭園第一印象で「暑いぃぃぃぃぃ」と思ったテヘラン。

でも実は、上流階級は涼しい思いをしているということがわかったのは、サーダーバード宮殿博物館に訪れてからだった。

宮殿博物館は、その名の通りかつてパフラヴィー王家が夏の宮殿として使っていた敷地を博物館にしたもの。僕の宿泊先があるダウンタウンからは、10数キロ北上したところにあった。渋滞の道をバスで行くこと約1時間、さらにそこから徒歩で上り坂を30分ほどひいひい言いながらのぼった末にたどり着いた。

こんな涼しいところもあるんだぁ

別世界だった。時折爽やかな風が吹き抜け、木々が揺れる。涼しい。ダウンタウンよりかなり標高が高いためだろうか。

白の宮殿の館内建物もダウンタウンでは全く見られない、オサレな洋館ばかり。ここにいるとイランであることを忘れてしまいそうだ。敷地内の建物のうち、特に有名な「白い宮殿」と「緑の宮殿」に入ってみた。建物の間をシャトルバスが走っているほど広大な敷地のため、全部を見て回るのはとてもムリだと思ったのだった。

まずは王妃が住んでいたという白い宮殿。一部屋回るたびに、「ほええ」とため息が出てしまう。僕はこの建物だけで20枚以上の写真を撮影した。続きを読む
posted by たあぼう at 15:00 | デリー 🌁 | Comment(4) | TrackBack(0) | ペルシア(イラン)旅行

イラン男が10人以上も群れていたところ

テヘランのダウンタウン【テヘラン】
今日使ったお金:88400リアル(約1050円)


テヘランの第一印象はお世辞にもいいもんじゃなかった。

のっぺり、暑い、息苦しい――

まず、町がだだっ広いくせに、通りの建物の変化が乏しくてのっぺりした印象。自分がどこを歩いているかがわかりにくい。

それに太陽の照り返しが強い。暖かくなったばかりの日本から来た身には、きついことこの上ない。

息苦しいのは自動車のせいだ。3車線の道路を5台くらいの自動車が併走してひしめき合っている。スモッグがきつい。今まで訪れた町の中で最悪の部類に入りそう。

あ、もちろん、道を横断する時は危ないったりゃありゃしない。止まってくれる気配はないし幅寄せしてくるし。

いかついイラン男が群れていた

…と軽く毒づきながら町の南にあるバザールに向かう通りを歩いていたら、いかつい風貌のイラン人男が10人以上群れているのを発見した。先を眺めると、これまたいかつい風貌のイラン人のオヤジが、トマトやらピクルスやらをパンに載せて丸めている。

ははあ、これがサンドイッチ屋さんなんだね。いかついイラン男が美味しそうに頬張る姿をみているうちに、僕も食べたくなった。続きを読む
posted by たあぼう at 10:00 | デリー 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | ペルシア(イラン)旅行

2005年04月27日

ふわぁぁぁ

ドーハ空港【ドーハ→テヘラン】
今日使ったお金:93000リアル(約1100円)


何回目のあくびかな、これ?

26日の23時過ぎに日本離れた僕は翌朝、カタールのドーハ国際空港の出発ターミナルであくびしながら座っていた。目的地であるイランの首都テヘランまではわずか2時間。なのに、乗り継ぎ便の調子がよろしくない。7時間待ちだったのだ。

免税店を隅から隅まで3周し、らぶなべ@まろまろさんのプロジェクト「まろまろフラッグ放浪記」用の写真を撮影し、宮部みゆきの短編集「我が隣人の犯罪」を読み終え、とりわけ気に入った「サボテンの花」は2回読み返した。

まだ時間が余っていた。

そんな苦痛の時間が終わったのは12時30分。ようやくテヘラン行きの飛行機へと乗り込めた。機内は僕を覗けば中東の人ばかり…

…じゃなかった。同じように待ちぼうけしていた日本人がいましたよ。続きを読む
posted by たあぼう at 18:00 | デリー 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | ペルシア(イラン)旅行

2005年04月26日

5月8日まで更新を休ませていただきます。

いつも読んでくださっている方へ。

勝手ながら明日27日から5月8日まで、エントリーの更新を休ませていただきます。

イラン旅行に出かけるためです。現地のネットカフェから更新する気になるかもしれませんが、基本的にはお休みとさせていただきます。申し訳ありません。

よいゴールデン・ウイークをお過ごしくださいませ。
posted by たあぼう at 18:07 | デリー 🌁 | Comment(6) | TrackBack(0) | 余談・雑談ほか

おすすめその183 アンバル・カフェ(神保町)

プローン・バター・マサラアンバル・カフェ

千代田区神田神保町2-4-7 九段富士ビルB1
携帯地図

Tel:03-5275-6699

予算:945円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★(普通)
量 :★★☆


神保町でも、専大前の交差点は白山通り側と比べて地味な印象を受ける。だけど、カレーが食べられるお店ならちゃんとある。その一つが今回取り上げるアンバル・カフェ。みずほ銀行のビルの地下にある。

カフェと名付けているだけあって、緋色の壁と黒系の家具でまとめた店内はなかなかオサレ。女性のお客さんが多い。禁煙席に案内された僕は、Aランチ(945円)を注文する。カレー1種、ナンまたはライス、サラダと食後のドリンクがセットになったもの。このほか、女性向けにカレー少なめでデザートが付くセットなどがある。

カレーは評判の海老とバターのトマト・カレー(プローン・バター・マサラ)を辛さ普通で選択。そのほかはナン、チャイを選んだ。

ほとんど待たずに赤い色をしたカレーがやってきた。「甘くて辛くて酸っぱいんだろうな」とイメージしながらまず一口目。続きを読む
posted by たあぼう at 15:17 | Comment(2) | TrackBack(1) | 千代田区(神保町)

2005年04月25日

おすすめその182 北京亭(水道橋・神保町)

カレーライス北京亭

千代田区西神田2-1-11携帯地図

Tel:03-3264-4413

予算:980円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


最近、なかなか訪れられなかった神保町シリーズ…(汗) 6軒目は変化球で中華料理屋さんのカレーを。

神保町で中華風カレーというと新世界菜館のが有名なんだけど、あえて北京亭を試すことにした。新世界菜館は前に食べたことがあったのと、だいぶ前に「BAILA」が組んでいた神保町カレー屋さん特集で、編集者さんが北京亭を推奨していたのが気になっていたからだ。

白山通り沿いに構える北京亭のたたずまいはどこからどうみても庶民的。中途半端な時間に訪れたため、店内にはほとんどお客さんがいなかった。代わりにお店の人は6〜7人いて、このあたり中国現地の安食堂に似ている。

厨房がよく見えるカウンター席に着くやいなや、僕はカレーライス(980円)を注文した。シェフは中華鍋に油を入れ、玉ねぎやら肉やらをぶち込んで派手に火にかける。豪快だ。でも時々、スープらしきものを入れるところがいかにも中華らしい。

カウンターの上に並ぶ色紙の中に吉永小百合さんを見つけ、驚いているうちにカレーはできあがった。写真の通り、玉ねぎだらけ (^_^;)続きを読む
posted by たあぼう at 21:35 | Comment(12) | TrackBack(3) | 千代田区(神保町)

2005年04月24日

おすすめその181 キッチンホワイト(上板橋)

ドライカレーオムライスキッチンホワイト

板橋区上板橋2-35-13携帯地図

Tel:03-3936-2100

予算:850円
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


ほんとは川越街道沿いの「ひまわり」というカレー屋さんに行こうと思っていたのだけど、閉店してしまっていた様子。残念。

代わりに選んだのが、上板橋駅のすぐ近くにあるキッチンホワイト。初老の気のよさそうなおじさんが営む洋食屋さんだ。自慢のメニューはクリームコロッケだけど、カレーもいくつかバリエーションを持っている。僕はもちろんカレーを食べることに。

選んだのはドライカレーオムライス(850円)。その名の通りオムライスの中がドライカレーという代物だ。

中途半端な時間に訪れたため客は僕ひとりだけ。それでも、おじさんがのんびりと(丁寧にということにしておこうか)調理しているため、テレビドラマで番組とCMを2〜3回繰り返してからやってきた。さてさて、いただくとしましょう。続きを読む
posted by たあぼう at 22:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 板橋区

2005年04月23日

おすすめその180 スワタントラ(新桜台・江古田)

竹の子のヨーグルト・カレースワタントラ

練馬区羽沢1-11-4携帯地図

Tel:03-3948-1012

予算:840〜1050円(平日昼)、
1365円〜(夜、土休日)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★☆


武蔵野音大近くの住宅街にひっそりと、でも意外な存在感を持って営業するネパール料理店。ネパールの魅力にとりつかれた店主がカトマンズで5年間修行に勤しんだ後、日本で念願のお店を開いた。僕が訪れたのはこれで2回目。

土日祝はランチのお得なメニューがない代わりに、普段はない特別メニューのカレーを出してくれる。今日の特別メニューは「竹の子のヨーグルト・カレー」(1050円)とのこと。春と言えば竹の子の季節だし、いいじゃない。ライス、ナンは別に注文する仕組みなので、サフランライス(365円)を注文した。

店主が調理しているあいだ、店内に置いてあった西武線沿線のグルメガイドを読む。「へええ、井荻にも美味しそうなカレー屋さんがあるんだ…」と発見があった。

と、カレーがやってきた。やや少な目の印象だけど、手の込んだ品だとわかる。いただいてみますか。続きを読む
posted by たあぼう at 21:35 | Comment(4) | TrackBack(0) | 練馬区

2005年04月22日

【質問】200軒紹介できたらオフ会を開いてみたいのですが…

ふと気が付くと、紹介したカレー屋さんの軒数が180近くに。200軒の大台が見えてきました。ゴールデン・ウイークはお休みさせていただく予定ですが、この調子なら6月途中で達成できるかな?と思っています。あなたが読んでくださっているおかげでここまで続けられました。

そこで200軒に到達できたら、これまで読んでくださった皆さまに感謝の気持ちを込めて、オフ会を開けないかなぁ、と思ったのです。

しかし、いざオフ会と考えると不安材料がゴロゴロ出てきます。もっとも不安に感じているのは↓です。

そもそも、参加してやってもよいという方はいらっしゃるのでしょうか?

「参加してやってもよい」という奇特な方は、このエントリーのコメント欄にご記入いただくか、tabo(あっとまーく)i-love-curry.netあてにメールをいただけないでしょうか。 よろしくお願いいたしますm(_ _)m

開くとしたら、たぶん6月中旬から7月上旬の土曜日あたりになるかなぁ、と思っています。
posted by たあぼう at 01:40 | デリー 🌁 | Comment(23) | TrackBack(0) | カレー談義

2005年04月21日

キレのあるカレー屋さんに再訪しました

特製キーマ伽哩 [黄河黒米入り] ミクシィのお友達と、キレのあるカレーを出す伽哩人に再訪しました。前回は蒸野菜伽哩を注文し、今回は違うのを、ということで1日8食限定の特製キーマ伽哩を選んでみました。

前菜にはソーセージと、ジャガイモのブルーチーズソースのせの2品を注文。脂がのったソーセージは肉厚で、噛むごとに弾力を感じることができます。ジャガイモはマヨネーズ系の味付けが施され、さらにその上にブルーチーズの濃い味が重なります。かなり濃厚なわけですが、それでもあまりしつこさを感じないのは、良質な素材を使っている証拠でしょうか。

続いて、お待ちかねのカレー。いやぁ、キーマ(挽き肉)という名前から想像も付かないものがやってきました。一見の価値は間違いなくあるでしょう。一口食べてみると、挽き肉とは思えないほどきめが細かい!

キレのある辛さは同じ傾向。ただし、てっぺんに乗っかっている温たまと絡めて食べるとまろやか・ふくよかな味に一変します。パラパラに炊いた黒米もカレーに合っていました。

このほか、ラッシーとデザートを注文。これらも美味しかったです。
posted by たあぼう at 23:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中野区

2005年04月19日

おすすめその179 金魚カフェ(代々木・南新宿)

白いカレー金魚カフェ

渋谷区代々木1-37-4携帯地図

Tel:03-3370-4456

予算:980円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


一日に5〜6軒のカフェに回るのは当たり前というカフェマニア(しかも男性)、Ochiさんのお誘いを受け、Ochiさんのお師匠様、それに僕の元仕事仲間と僕とで代々木の金魚CAFEにやってきた。

渋谷droleにて「デートに使えるカレー屋さん」というエントリーが受けたというお話をしたら、「じゃあデートに使えてカレーが美味しいカフェを紹介していきましょう」とOchiさんが提案してくださった。その前哨戦としてOchiさんが選んだのが、ここ金魚CAFEなんである。

さて、今回のお店紹介は女性向け雑誌をイメージして、以下は敬体の文章にしてみましょうか。

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代々木駅北口からマクドナルド脇の道に入って少し歩くと、左手の路地へといざなう金魚の看板が見えてきます。路地に入ると、ほどなく金魚CAFEが見付かるでしょう。

入口そばのレジで注文をすませてから店内へ。今回はOchiさんおすすめの「白いカレー」(980円)を注文してみましょう。カレーはほかに、赤や黄色のバリエーションがあります。

店内は、お客さんがぎっしり入って10数席ほどの広さ。ソファや、テーブルの上に置いてある電灯スタンドはみなレトロな雰囲気が漂います。散らかった家だったら、がらくた扱いされてもおかしくないのに、ここでは不思議なくらいインテリアになっています。といって、オシャレすぎでもなく、落ち着けます。

金魚が泳いでいる水槽を眺めたり、店内の壁に貼られた生き生きとした写真を眺めたりするうちに、お待ちかねのカレーがやってきます。ターメリックを使わずに仕立てたカレー・ソースは、少し赤味がかった乳白色。少しのあいだ見惚れてから、いただきましょう。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(4) | TrackBack(4) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2005年04月18日

おまけ大阪1 ニューメイフィル(大阪市:南森町)

ターリー・ランチNEW Mehfil(ニューメイフィル)

大阪市北区南森町1-4-19携帯地図

Tel:06-6311-5360

予算:850〜1500円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★☆


大阪に出張し、打ち合わせを終えたら14時50分だった。開いているお店はないものか、と歩いていたら偶然インド料理店を見つけた。ランチタイムは15時に閉店らしいのだけど、快く入れてもらえた。

ランチのメニューは850円からある。まあでも、ぎりぎりに入れてもらった感謝を込めてと、僕は上から2番目の「ターリーセット」(1200円)を注文した。これは、野菜、チキンの2種のカレーに、タンドリーチキン、シークカバブ、ナン、サフランライス、ヨーグルト、それと食後のチャイ(コーヒーやラッシーも可)がセットになったもの。なかなか豪勢だ。

シェフがてきぱきと調理するのを眺めていたら、ふとお店の隅っこに大学の後輩が作っている雑誌を発見。インドとは何も関係がないのによかったね、後輩。なんてひとりごちていたら、ターリーがやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 19:48 | Comment(3) | TrackBack(0) | 関西

お騒がせいたしました。今日から執筆を再開します。

昨日までに通夜と告別式を無事終えました。

この間、身内の不幸を何日もさらし、お騒がせいたしました。お言葉をくださった方には感謝申し上げます。

今日からエントリー執筆を再開させていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
posted by たあぼう at 18:41 | デリー 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 余談・雑談ほか

2005年04月14日

祖母が他界しました。

カレーバカたあぼうから離れた私事で恐縮ですが、父方の祖母が昨夜他界しました。95歳でした。

たまたま日曜日に実家を訪れたところ、祖母が呼吸困難を起こして苦しんでいました。夜、病院で肺炎と判明しました。いちおう、肺炎の予防注射はしていたのですが、肺炎の原因はいろいろあるそうで、効かなかったようです。

年齢が年齢ですから、いつかこういう日は来ることは当然と考えていました。それでも、実際に訪れると様々な感情がわいてくるものですね。日曜の夜、祖母が体を動かすのを手伝った際に、そのうつろな表情が目に入ったからでしょうか。

病院で酸素吸入を受け、一度は祖母の目に生気が戻りました。意識も戻り、「立ち直れるかな」と思いました。ただ、本人はもう覚悟ができていたのかな。酸素吸入装置をやたら外したがり、家族に押しとどめられることを何度か繰り返しました。外そうとする時の力は、元気な時より強かったそうです。

これから数日、通夜や告別式などにより更新が滞るかもしれません。大変申し訳ありませんがご了承いただければ幸いです。
posted by たあぼう at 20:46 | デリー 🌁 | Comment(8) | TrackBack(0) | 余談・雑談ほか

2005年04月13日

おすすめその178 マンダラ(神保町)

野菜カレー辛口mandara(マンダラ)

千代田区神田神保町2-17携帯地図

Tel:03-3265-0498

予算:1155〜1575円(昼)
3000円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★★★(辛口の場合)
量 :★★★


このところ北インドのカレーとごぶさたしていたので、神保町では意外と貴重なインド料理店であるマンダラを訪ねた。ちなみにマンダラのオーナーは、近所でタイ料理店やダイニング・カフェを営んでいる商売上手さんだ。

ランチタイムは、カレー1品、ナンとサフラン・ライス、それにフルーツ・ライタ(ヨーグルト)が付く1155円のセットと、さらにタンドール・チキンなどが加わる1575円のセットを出している。僕は前者のセットでシェフおすすめのカレーの一つである野菜カレーを選んだ。辛さは5段階中真ん中の「辛口」にしてみた。

ほどなくして。赤々しいトマトベースのカレーがやってきた。具は大振りのナスに、ピーマン、しょうがなどが見える。にしても、こりゃ辛そうだなぁ。まずは一口。続きを読む
posted by たあぼう at 20:31 | Comment(23) | TrackBack(8) | 千代田区(神保町)

なぜか総合ランキング8位に入っていました

総合8位だそうで(汗)気が付いたら、シーサーの総合ランキングの8位(4月13日)に入っていました。びっくり。コンスタントに秀逸なコラムを綴っていらっしゃる「おろちょんのお笑いマンガ道場」さんより上に来ることがあるのかー。

それにしても、総合ランキングはかなり謎に包まれています。一定期間内のアクセス数、トラックバック数、コメント数に基づいているようですが。昨日はそんなに多くなかったですし(汗) 「なぜカレー屋さんめぐりが盛り上がらないの?」のエントリーでたくさんコメントをいただいたおかげかなぁ。

まぁランキングは長く上位にいることはないと思いますけど、読んでくださっているあなたに感謝感謝。これからもよろしくお願いいたします m(_ _)m
posted by たあぼう at 20:30 | デリー 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 余談・雑談ほか

【おわびとお願い】利用中のテンプレートに問題発覚につき

【主にトラックバックをくださる方へのお願いです】

さきほどshibudqnさんの「DQN++ですいません(ry」からトラックバックをいただいたところ、拙ブログがインターネット・エクスプローラでうまく表示できなくなりました。エントリー側の部分が画面下に移動してしまうのです(Firefox、Operaでは表示可)。ごめんなさい。

どうやら、利用中のスタイルシート(シーサー提供)の記述に、おバカな部分があるようです。このため、「Shuichi_Shibukawa_DQN_Diary(++)」(ネタにしてすみません>shibudqnさん)のような半角文字でスペースがない長い文字列が送られてくると、左側部分の文字が折り返しせずあふれてしまい、その結果としてエントリー側が下に追いやられる現象に陥ります。

暫定的にエントリー側の表示幅を狭めることで、右側が少し欠けるものの実用上問題ないようにしました。しかしこの方法では、「Shuichi_Shibukawa_DQN_Diary(++)」より長い半角文字列が届いた場合に同様の現象が発生してしまいます。

トラックバックをお送りいただく方へお願いします。貴ブログのタイトルを短め(できれば半角24字以内)にしていただくか、タイトルの途中に半角スペースを入れていただけないでしょうか。トラックバックを送っていただける瞬間だけで結構です。勝手なお願いですみません。

抜本的な解決方法を探りたいのですが、スタイルシートの知識を持ち合わせていないため、お手上げという状態です。当面の間、ご了承いただければ幸いです。
posted by たあぼう at 16:01 | デリー 🌁 | Comment(2) | TrackBack(0) | 余談・雑談ほか

2005年04月12日

おすすめその177 カフェテラス古瀬戸(神保町)

海老カレー中辛カフェテラス古瀬戸

千代田区神田神保町1-7携帯地図

Tel:03-3294-7941

予算:1050円
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


僕が座った席の隣の隣。就職活動中とおぼしき学生さんが、NTTグループの営業担当さんとお話ししている。緊張しきった表情から察するに、どうやらリクルーターによる面接のようだ。

ここは、城戸真亜子さんの壁画が広がる喫茶店の古瀬戸。ゆったりとしていて、確かに面接するには向いているところだ。お店の売りは焙煎コーヒーだけど、そこは神保町のお店らしく、常設メニューにはカレーも。現在はビーフと海老の2種類(ともに1050円)を出していた。

僕は海老カレーを中辛で注文した。トレーの上にカレーが入ったソース・ポット、サフラン・ライス、サラダがまとめて載ってやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 21:30 | Comment(5) | TrackBack(0) | 千代田区(神保町)

2005年04月11日

おすすめその176 喫茶エデン(新御茶ノ水・小川町)

辛口カレーライス喫茶エデン

千代田区神田駿河台3-7携帯地図

Tel:03-3293-9838

予算:750円
味 :★★★
辛さ:★★
量 :★★★


「中高年出会い系」という怪しいキャッチフレーズを持つ喫茶店。入ってみると20年くらい前の喫茶店にタイムスリップした錯覚に襲われる。夜遅くに訪れたためか、オーナーシェフは客席に座ってくつろいだ表情だった。周囲の席は新聞が散らかっている。こりゃ失敗か…と不安にさいなまれる。

カラオケ機器が設置されたテレビに近い席に座った僕は、「辛口カレーライス」(750円)を注文した。オーナーは相変わらず緩やかな表情で厨房へ。不安はいっこうにぬぐえないけれど、「たけしのTVタックル」を見て待つことにしよう。

「業務用レトルトをレンジでチン」を覚悟していたけれど、意外なほど待たされる。あれ? ちゃんと作っているのかな? やってきたカレーは、意外と盛り付けにがんばりが感じられる雰囲気だ。続きを読む
posted by たあぼう at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(秋葉原/神田/御茶ノ水)

2005年04月10日

フレンチも食べられるカレー屋さんに再訪

ビーフカレーカフェ・ラ・カンパネラでインド風カレーを堪能した同じ日の夜は、中目黒へ。ミクシィ方面のお友達と一緒に、フレンチも食べられるカレー屋さん、ムッシュヨースケを訪れた。

あらかじめ電話したところ、「花見シーズンで混んでいるためコース料理の注文に限っている」とのことで、ほぼ自動的にカレーコース(3300円)に。これは、キッシュやコンポテなど軽めの前菜4品と、ミネストローネ、好きなカレー1品、デザート、それにコーヒーまたは紅茶のセット。

なるほど、到着するとお客さんの入りがいい。予約したものの数分ほど外で待たされ、僕らが席を確保できた後も、お客さんが絶えず入ってきているようでした(隣の席のお客さんが2回転したような…)

今回、カレーはビーフを注文してみた。野菜カレーほどではないけれど、ビーフでも素揚げした野菜が載っていて、ライスの上は実ににぎやか。カレー・ソースはビーフをベースにしたブイヨンを使っていて、以前に紹介した野菜のそれよりさらに一段と濃厚なコクが楽しめた。

カレー以外では、前菜はどれもソツのない作りかな。ミネストローネの深いコクも健在。1ドリンクを注文して飲み物含めて4000円前後。雰囲気・味のレベルからすればお手頃感があるのではないかと。
タグ:欧風カレー
posted by たあぼう at 22:16 | Comment(4) | TrackBack(0) | 目黒区

おすすめその175 カフェ・ラ・カンパネラ(千駄木)

残念ながら2008年2月29日に閉店しました。

ほうれん草とチキンのカレーカフェ・ラ・カンパネラ

文京区千駄木2-26-6携帯地図

Tel:03-3821-3903

予算:950〜1100円
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


まろまろ記のらぶナベ@まろまろさん、いいなプリンワールドぷりんさんと会食した。人気サイトを運営するお二人に、サイトに対する思いや技をいろいろうかがわせていただいたのである。カレーを食べながら。

お二人は文京区に縁が深いので、会場は同区の隠れた名店、カフェ・ラ・カンパネラを選んだ。見た目はどこにでもありそうな喫茶店だ。でも、さりげないのに実は手が込んでいるインド風カレーを出してくれるお店なんである。

ここはチキン、野菜(各950円)、チキンと野菜のミックス(1100円)の3種類のカレーがあっておすすめはミックス…と書こうと思ったら、ほうれん草とチキンのカレー(1000円)というメニューを始めたという。らぶナベさん、ぷりんさんはミックス、僕は新作を頼んでみた。

写真のとおり、カレー、ライスとフルーツ・ライタ(ヨーグルト)つき。さらに食後にはコーヒーまたは紅茶も付いている。なかなか良心的なお店である。「まろまろ」というキャッチ・フレーズがあることが強み、といったお二人のお話を興味深く聞きながらいただくとしましょうか。続きを読む
posted by たあぼう at 02:53 | Comment(30) | TrackBack(6) | 文京区

2005年04月08日

おすすめその174 やきやきや(神保町)

残念ながら閉店してしまいました。

焼きカレー(ミックスチーズ・トッピング)やきやきや

千代田区神田神保町1-30

Tel:03-3292-3489

予算:500円〜
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


レストラン七條でごちそうカレーを食べた翌日は、あえてジャンクなカレーを食べてみよう。ということで、ランチタイムに焼きカレーを出している「やきやきや」を尋ねた。カレー屋さんの多い神保町でも、焼きカレーの店は珍しい。

基本の焼きカレーは500円。これにチーズやトマト、スパムステーキなどの具をトッピングする。CoCo壱番屋のトッピングが好きなあなたなら同じように楽しめる。今回の僕はシンプルにミックスチーズ(100円)をトッピングした。

注文を受けてからカレーの入った鉄鍋に火をかけるので、わりと長い時間待つことになる。うっかり本などを全く持ってこなかった僕は手持ちぶさたの状態に。カウンターにずらっと並ぶ焼酎の瓶をひと通り眺め、それも飽きた頃に、シューシューと音を立てた焼きカレーがやってきた。待ってました。続きを読む
posted by たあぼう at 14:55 | Comment(7) | TrackBack(0) | 千代田区(神保町)

2005年04月07日

【質問】なぜカレー屋さんめぐりは盛り上がらないんでしょうか?

突然ですが。

やっぱり、カレー屋さんめぐりってドマイナーな趣味なんですかねえ…(T_T)

あなたはどう思われますか?


というのは先日、Blogfeedsさんという方が運営するカレーブログ一覧にこのブログを登録していただいたので、どんなサイトが登録されているのか拝見しに行ったんですよ。

4サイトしか登録されてないじゃん!
(4月7日時点)

まあ、CDETさんやdedeさんの「ライブ中継2」、みずさわさんの「北のマサラ日記2皿目」などなどが登録されていない時点で、Blogfeedsさんがまだ真剣にカレーブログを探していないとは思います。

それにしても、同じレベルで探しているだろうラーメンブログは、既に14サイトが登録してあるわけですよ。

(ええと、ラーメンを敵対視する気はありません念のため。趣味の人気具合を見るためのわかりやすい例とさせていただいただけです。このブログでも、ラーメン取り上げていますし)

カレー屋さんめぐりが人気がないと仮定して、周りの人にも聞きながら、その原因を考えてみました。続きを読む
posted by たあぼう at 20:22 | デリー 🌁 | Comment(19) | TrackBack(1) | カレー談義

おすすめその173 レストラン七條(神保町)

ビーフカレーレストラン七條

千代田区一ツ橋2-3-1携帯地図

Tel:03-3230-4875

予算:900円
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


神保町シリーズ第2弾は、小学館ビル地下で営業している洋食屋さんのレストラン七條。雰囲気が庶民的な割に本格的な洋食を出すお店として知っていたけれど、訪れたことはなかった。今回訪れる気になったのは、東京カリ〜番長・水野仁輔さんが執筆した「東京カレー☆バイブル」で取り上げられていたから。

14:00過ぎに到着し、席に着くや否やビーフカレーを注文する。サラダとスープがセットで900円なり。洋食屋さんとしてはかなり懐に優しい方だろう。応対も素早くて、ものの数分でソース・ポットに盛りつけて、目の前に持ってきてくれた。

粒が立ったライスの上に、カレー・ソースをひとまず少しだけかけて……いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 19:31 | Comment(9) | TrackBack(3) | 千代田区(神保町)

2005年04月06日

おすすめその172 枝(神保町)

残念ながら閉店してしまいました。

マレーシアンカレー

千代田区神田神保町1-11

Tel:03-3291-8713

予算:800円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆(甘くて辛い)
量 :★★★


今月は神保町で小回りの利くカレー屋さんを多めに紹介していきたい。第1弾は枝(えだ)。「マレーシアンカレー」(800円)という名前のカレーを出している。名前の由来は、マレーシアで調達した香辛料を使って作り上げたカレーだからとのこと。ということで、マレーシアではなくオリジナルに分類した。

一見すると、パイナップルが乗っているだけで普通のカレーだ。でも、実はなかなか手が込んでいる。「Hanako」情報によれば、煮込みに水を使わず、白ワインやココナッツを使っているのだそうだ。たしかに、手元にあるカレーからはココナッツの香りが漂う。

ふくよかな味を期待しつつ、食べると…甘いっ。続きを読む
posted by たあぼう at 18:15 | Comment(6) | TrackBack(1) | 千代田区(神保町)

2005年04月05日

おすすめその171 角屋(市ヶ谷・麹町)

カレー南蛮・そば角屋

千代田区六番町4-11携帯地図

Tel:03-3261-0066

予算:750円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★


訪れたお客さんの大半がカレー南蛮を食べるおそば屋さん。店主がかつて取材相手に「うちより心を込めて作っているお店はないだろうから、よそのカレー南蛮は食べない」と言ってのけたほど、丹誠込めてカレー南蛮を作っている。

店内は広い。ざっと50席ほどあるだろうか。目に付きやすい場所にカレー南蛮をすすめする紙が貼ってあるほか、「Hanako」の抜き刷りも。それらを眺めつつ右奧の席に座った僕は、早速「カレー南蛮そば」(750円)を注文した。この界隈にしては良心的な値段かな?

5分ほど待っただろうか。ご主人自らカレー南蛮を持ってきてくれた。なかなかボリューム感がある。まずはつゆをすすってみたのだけど。こいつぁ驚いた。続きを読む
posted by たあぼう at 22:50 | Comment(4) | TrackBack(2) | 〃(九段/飯田橋/水道橋)

2005年04月04日

おすすめその170 ガンジー(新宿三丁目・新宿)

トマトとチーズのカレーガンジー

新宿区新宿3-17-21携帯地図

Tel:03-3352-8055

予算:950円〜
味 :★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


さくらやの脇の細道に入り、カレーの香りがしてきたら見上げてみよう。雑居ビルの2階にガンジーという名のカレー屋さんが見付かるはずだ。きのう取り上げた王ろじからは目と鼻の先にある。女優の朝霧鏡子さん(1999年逝去)がオーナーだったカレー屋さんとして有名だ。

カウンター含めて10数席程度のこぢんまりとした店内にもかかわらず、巨大なスピーカーが置いてある。そのスピーカーから流れる心地よい音楽に聴き惚れながらカレーをいただくのが、ガンジーでの楽しみ方だ。

さて、今日の僕が注文したのはトマトとチーズのカレー(950円)。チーズが溶け込んだカレー・ソースに、トマトの輪切りが大胆に浮かんでいる、お店オリジナルのカレーである。続きを読む
posted by たあぼう at 21:00 | Comment(6) | TrackBack(3) | 新宿区(新宿/大久保)

3月によくごらんいただいたカレー屋さんベスト10(暫定)

3月に良く読まれたカレー屋さんのランキング、だいぶ遅れてしまいました。しかも暫定です。

原因は、ブログのサービス元であるシーサーのアクセス解析サーバーが重いこと。1カ月分のアクセス数を集計しきれないうちに僕のブラウザが時間切れになって、エラー表示されちゃうんですよ (T_T) 僕だけで対処できる方法はあるのでしょうか???

しかたないので1週間ずつアクセス数を集計してみて、上位に来ていそうな10店をページビュー順に並べてみました。

1.おすすめその71 カレー食堂「心」(渋谷/スープカレー)

2.おすすめその33 ダバ・インディア(京橋・東京/南インド)右斜め上

3.おすすめその56 グルガオン(銀座一丁目/北インド)右斜め上

3.おすすめその78 キッチン南海(神保町/おうちのカレー風)右斜め上

3.おすすめその125 カフェハイチ(新宿/オリジナル)右斜め上

6.おすすめその1 ビストロカレーエピス(高田馬場/欧風)残念ながら閉店

7.おすすめその57 マジックスパイス下北沢店(下北沢)右斜め下

8.おすすめその18 スパイスカフェ(押上)右斜め上

9.おすすめその96 デリー(湯島・上野広小路・上野御徒町)右斜め下

10.おすすめその37 おいしいカレー工房 ひつじや(日比谷・有楽町)右斜め下

2月26日にマイベスト10を示したおかげか、ダバ・インディアとスパイスカフェがランキングに復活しました。ただ、3月に新しく取り上げたカレー屋さんが一軒も入っていないのは残念です。だんだん有名店やGoogleに引っかかりやすいカレー屋さんで固定化しつつあるのかな…。続きを読む
posted by たあぼう at 20:48 | デリー 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | カレー関連ランキング

2005年04月03日

おすすめその169 王ろじ(新宿三丁目・新宿)

とん丼王ろじ

新宿区新宿3-17-21携帯地図

Tel:03-3352-1037

予算:850〜950円(カレーもの)
味 :★★★☆
辛さ:★☆
量 :★★★


「とんかつ」という言葉が生まれたのは大正10年。この王ろじというお店がそう名付けたんだそうだ。もちろん僕は「とん丼」(950円)という名前のカツカレーを食べるためにやってきた。伝統あるお店だから年輩の方が結構いるけれど、若い人でも入りやすい雰囲気だ。

カウンター席に着くと、とん丼を注文する。注文を受けてからカツを揚げ始めるようで、出てくるまでにはちょいと時間がかかる。先にやってくる漬け物(王ろじ漬)をつまんで待つとしよう。この漬け物がなかなかどうして美味しい。

漬け物を食べ終わり、お茶を軽くすすったところで、お待ちかねのとん丼がやってきた。屹立(きつりつ)したロースとんかつに圧倒される。続きを読む
posted by たあぼう at 20:16 | Comment(10) | TrackBack(2) | 新宿区(新宿/大久保)

2005年04月02日

おすすめその168 カーナ・ピーナ(祐天寺)

マトン・サグとバター・ライスカーナ・ピーナ

目黒区祐天寺2-17-9携帯地図

Tel:03-3710-5483

予算:セット850〜1000円(昼)、
780円〜1500円くらい(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★(マイルドの場合)
量 :★★★★


味はなかなか、量はたっぷり、値段はそこそこ――

高級そうな住宅が並ぶ祐天寺で、こんな調子じゃ商売にならないんじゃないかなぁ…。と僕が勝手に心配しているカレー屋さんがカーナ・ピーナ。「伽哩ばか三級」のびっぐさんがお気に入りの一軒でもある。僕が最初に訪れたきっかけは、びっぐさんが開かれた数年前のオフ会だった。

お店に入るやいなや、マサラの香りがふわっと僕を包み込んできた。美味しいカレー屋さんに共通する香りだ。カウンターの席に座った僕は、マトン・サグ(羊肉とほうれん草のカレー、750円)のマイルドの普通サイズと、バター・ライス(Sサイズ230円)、それにダヒ(ヨーグルト・ドリンク、200円)を注文する。

「男のくせにライスをSサイズにするなんて」と思うかもしれない。でもね、ここのSサイズは200g、茶碗なら軽めで一膳半の分量がある。ほかのお店なら普通の量だろう。ちなみにMは300g、Lなら400g…。男性でも十分食べ応えがあるでしょう?

ほどなくしてカレーがやってきた。カレーの量は普通を選んでおいたので、惜しみなくたっぷりな印象。さて、食べてみますか。続きを読む
posted by たあぼう at 18:23 | Comment(11) | TrackBack(0) | 目黒区

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