2006年04月30日

おまけインド3 FOOD PLAZA(コルカタ)

ベジ・ターリーFOOD PLAZA

Old Harwah Station Complex

予算:45ルピー(約120円)くらい〜
味 :★★★☆
辛さ:★★〜★★★★
量 :★★★☆


夜行列車に乗り込むまでに少し時間があったため、駅構内のフード・プラザとやらで早めの夕食を摂ることにした。プラザだけあって、インド料理のほかに洋食や生ジュースなど幅広くそろえる。清潔感があって外国人も入りやすい。

僕はもちろんカレーだ。インドに入国してから一度もターリー(定食)を食べていなかったことを思い出し、「Veg. Thali」(45ルピー)を注文した。先にレジでお金を払い、学食に似たカウンターを訪れてチケットを渡す。後はその場できあがりを待つ仕組みになっている。

しばらくすると数m先の厨房にプレートが用意された。スタッフがそのプレートにカレー3種を順々に盛り付けていく。それからライスを盛り、近場のパパード(豆せんべい)やチャパティ(全粒粉のパン)をひょいっと載せると、僕のところに持ってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 18:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 海外

“20世紀のタージ・マハール”にご挨拶−−コルカタ4

動物たちがのんびり休んでいるのに…短期旅行者のつらさで、夕方にはコルカタを離れなくてはならない。日中、動物たちがのんびりと休んでいる姿を後目(しりめ)に、僕は市民の憩いの場であるモイダン公園へと足を踏み入れた。

この公園は南北に3km以上にわたり、中心部は幹線道路が縦断するほどの広さを持つ。立ち並ぶ樹木や芝生の緑が美しく、インドであることを忘れてしまいそうなほど。暑ささえ無視すれば。

ヴィクトリア記念堂猛暑にひいひい言いながら敷地内をしばらく歩いていたら、お目当てのヴィクトリア記念堂が見えてきた。その名の通り、初代インド皇帝のヴィクトリア女王を記念した巨大な建造物である。女王が崩じてから4年後の1905年に着工、1921年に完成した。

これを見ておきたかったのは、“20世紀初頭のタージ・マハール”とも言えそうな存在だから。タージ・マハールをまね、ジョードプルの白大理石を取り寄せて作り上げたんである。

20世紀初頭の建造物のため、歴史の重みは感じにくい。それでも壮麗かつ巨大な姿は、熟れきった大英帝国の胆力を十分に思い起こさせてくれた。あ、真面目モードになりすぎかな。続きを読む
posted by たあぼう at 16:30 | Comment(4) | TrackBack(0) | インド旅行

おまけインド2 Prince Restaurant(コルカタ)

Ruhi Kalia とサグPrince Restaurant

予算:33ルピー(約85円)くらい〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★☆


前日の夕食に続き、2日目の最初の食事もベンガルの魚のカレーにした。Radhuni Restaurantの隣にあるPrince Restaurantに入ってみた。

メニューを見ると「姉妹店か?」と思うほどそっくり。注意深く見るとところどころ値段が違ったり、飲み物がメニューに記載されていなかったりしたので、たぶん関係ないのだろう。

朝食抜きもあり、少し奮発しようと思い立つ。Ruhi Fishより10ルピー(約26円)も高い「Ruhi Kalia」(35ルピー)と「Sag」(青菜、10ルピー)、それにライス(8ルピー)を選んだ。はじめは別の魚を選んだものの、「それ、今日はない」と断られた。

やってきたRuhi Kaliaのカレーは、ほとんど前日のRuhi Fishと同じだった。そりゃそうか。ぶつ切りだったのが、Ruhi Kaliaではほぼ一匹使っていることが違いなのかな? おかげで食べやすい味だったのは確かだ。

一方のサグは、こりゃ青菜だなぁと実感できるタイプ。ほうれん草のお浸しをスパイシーにしたような印象かもしれない。
posted by たあぼう at 14:00 | Comment(8) | TrackBack(0) | 海外

「大宮公園のミュージアム、知ってる?」−−コルカタ3

インド博物館今回の旅で悩まされたことは二つ。一つは暑さ。もう一つは、なれなれしく話しかけてくるインド人だ。コルカタに入って二日目で、もう十分に悩まされた。

「俺が案内してやる」だの、「チャイを飲みに行こう」だの、「日本人と友達になりたいんだ」だのと話しかけてきて、無視しても付きまとってくる。

話しかけられることは嫌いじゃない。むしろ信用できる相手なら話し込みたいくらいなんだけど、他国と比べて信用できる相手かどうかの見極めがすごく難しかった。最後までコツがつかめなかったな。

街ごとに話しかけてくるパターンやその後の展開には少しずつバリエーションがあった。コルカタはたいていこんな感じだった。

■何を答えても付きまとわれ、答えなくても付きまとわれる■

「やあ、フレンド! 君はどこの国の人?」
必ずいきなりフレンド扱いされる。「日本人だと分かっているくせに」という思いは伏せ、日本人だと答えてみよう。

「へえ、日本人なんだ。ネパール人と思ったよ」
確かにネパール人は日本人と割と顔が似ているけど、「インド入りして2日目の不健康に白い顔の相手にそれは無理だろう」と突っ込みたくなる。それでも「そうなんだぁ」と感心したふりをして流す。

「君は旅行者だよね? 実は僕も旅行者なんだ。ムンバイ(ガヤ、バラナシなどバリエーションあり)から夏休みで来ててね。コルカタって物価安くていいよ。さっき美味しいチャイ飲んだのに、たったの4ルピーでびっくりした」
地理不案内者同士という安心感を与えようとしている様子。その割に少し話してみると、コルカタの事情にめちゃめちゃ詳しい。

「僕は日本に行ったことがあってね。千葉や埼玉。日本人のガールフレンドもいるよ。これが彼女の携帯番号。君はいるかい?」
こちらをネパール人と間違えるくせに、東京ではなく千葉や埼玉に訪れたことがある。日本をなかなか研究しているようだ。ただし西日本地域は研究が進んでいないらしく、挙がるのはたいてい広島、長崎だ。続いて、

「これからどこに行くの?」
あなたならどう答えますか?

ちなみに僕は以下のような回答をひと通りしてみた。
(1)観光地の名を挙げる
(2)食事に行くつもり
(3)特に決めていなくて散歩しているだけ続きを読む
posted by たあぼう at 11:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | インド旅行

2006年04月29日

おまけインド1 Radhuni Restaurant(コルカタ)

ルヒ・フィッシュとライスRadhuni Restaurant

17G,Mirza St.

Tel:+91-33-700016

予算:33ルピー(約85円)くらい〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★☆


寺院を出た後も町中をしばらく歩き回っていたけれど、次第に暑さがこたえてきた。午後6時頃には汗の出が悪くなり、頭痛が。熱射病の前触れだから、無理せずに休むことにした。

そこで入ってみたのが、ベンガル地方の家庭料理がいただけるRadhuni Restaurant。地球の歩き方にも載っているところだ。ここを選んだのはベンガル料理を食べたかったから。何しろコルカタは西ベンガル州だし。

ベンガルでは魚を使ったカレーが多いので、「Ruhi Fish」(25ルピー)という魚のカレーとライス(8ルピー)を注文した。一緒に300ml入りの7UP(12ルピー)も注文する。

7UPはほとんど冷えてなかった。でも水分と不健康な甘さがバテバテの体にはたまらない。あっという間に飲み干してしまい、後からカレーがやってきたのだった。続きを読む
posted by たあぼう at 18:30 | Comment(6) | TrackBack(0) | 海外

寺院で“有り金”の寄付を迫られる−−コルカタ2

午後5時でもまだ43.9度いやぁ、暑いなぁ。

つきまとう客引きを適当にかわし、無視して冷房付きのホテルに到着。チェックインを済ませて部屋に荷物を置くと、僕は颯爽と観光に出かけた…はずだった。

しかし酷暑のコルカタは、観光意欲や注意力を急速に奪っていく。写真のとおり17時ごろでも43.9度という、日本ではなかなか体験しがたい気温だからだ。日中はもっと暑い。しかも、けぐりさんがこのエントリーのコメント欄で教えてくださったように湿気も相応にある(けぐりさんが訪れた6月よりはだいぶマシと思いますが)。

■女神寺院で手招きされるまま儀式に参加する■

そんな注意力が散漫になった状態で訪れたのがカーリー女神寺院。生きている山羊の首をはねて女神に捧げる儀式などで有名である。撮影は禁じられている。

寺院の入口にたどり着くと、一人のインド人に入口で手招きされる。これに付いていくと、さっきのタクシーよりも高い「ガイド料」を請求されそうだなぁと思いつつ、でも何となく付いていってしまった。我ながら騙される典型的な観光客になってしまったなぁ。続きを読む
posted by たあぼう at 13:30 | Comment(6) | TrackBack(0) | インド旅行

町そのものが見所−−コルカタ1

目抜き通りになるとだいぶマシだけど…最寄りの地下鉄駅Dum Dumまでのタクシー・チケットを129ルピー(約330円)で購入し、空港の外に出た。

こちらの姿を見つけたインド人が一人、歩み寄ってくる。僕のチケットに記載されたタクシーの番号を勝手にのぞいてきて、「こっちだ」と手招き。案内したいらしい。付いていくとどんな展開が待ち受けているかは想像が付く。でも方角が正しかったため、結果的に付いていくのと同じことに。

目的のタクシーに到着して僕が乗り込むと、案の定10ルピーを要求された。まあこれくらいは軽いジャブ。こちらも笑顔で意味が分からないフリを続ける。数分後、運転手が“案内人”に「あきらめろよ」といったニュアンスの言葉を投げかけ、車を走らせたことで事なきを得た。

■10分も車に乗れば「The India」を目の当たりに■

車が走り出してから10分もすると、「あぁ、インドに来たんだなぁ」と実感できる光景が目の前に広がる。

例えば道路。自動車やらオートリクシャー(オート三輪車)やら自転車やら歩行者やら牛やら犬やらやらやらやらやら…が道全体に広がっている。交通ルールはあってないような雰囲気だ。あらゆる自動車やリクシャーがクラクションをほぼ鳴らしっ放しにし、少しでも開いたスペースを縫うように進む。

道ばたも壮観だ。普通の家もあるけれど、ところどころバラックと呼んでも差し支えなさそうな崩れかかった家が目に入る。そして人、人、人。とにかく人であふれまくっている。

「コルカタは町そのものが見所」とはうまいこと言うなあ、と一人ごちていたら、「地下鉄駅だよ」と運転手。どうもどうも、タクシーを降りよう。続きを読む
タグ:インド
posted by たあぼう at 10:00 | Comment(5) | TrackBack(0) | インド旅行

最初の難関は空港からの脱出

デリーの国内線空港インドの旅は、道中にいくつもの難題にぶつかる。避けられるものは避け、残りは苦笑いしてやりすごすしかない。難題の手始めは空港。ここから移動するのがいきなり難しい。

■深夜タクシーに乗るなかれ■

というのも、日本発の飛行機はたいていデリーに夜遅く到着するから。例えば僕が搭乗したキャセイパシフィック航空の到着時刻は午前2時30分。もちろん外は真っ暗で、空港近くにホテルはない。公共交通機関もほとんど機能していないため、タクシーを使って町中のホテルを目指したくなる。

ところが困ったことに、タクシー運転手が全く信用できない。ガイドブックなどによると、乗客が外国人であるのをいいことに、悪徳旅行会社に勝手に連れていくことが多発しているそうな(実際、被害に遭った日本人旅行者と帰国前に出会った)。最悪のケースでは殺人事件まで起こっている。

とにかく面倒なことは避けたい。空港に居座って夜を明かす手もあるけれど、今回はオトナの旅(笑) お金で解決しようと出発前から決めていた。続きを読む
posted by たあぼう at 03:30 | Comment(4) | TrackBack(0) | インド旅行

2006年04月27日

5月7日まで更新を休ませていただきます。

いつも読んでくださっている方へ。

勝手ながら、明日28日から5月7日まで更新を休ませていただきます。灼熱のインドへ旅行に出かけるためです。今回は冷房付きの宿や鉄道を利用するなど、それなりにぜいたくな旅にしようと思っています。

ひょっとすると、現地のネットカフェなどから更新しようという気になるかもしれません。しかし基本的にはお休みとさせていただきます。申し訳ありません。

では、よいゴールデン・ウイークをお過ごしくださいませ。続きを読む
posted by たあぼう at 19:43 | Comment(13) | TrackBack(1) | 余談・雑談ほか

2006年04月26日

おすすめその375 じのもん家(茅場町・八丁堀)

牛すじカレー目玉焼きのせじのもん家 日本橋茅場町本店

中央区日本橋茅場町3-7-2携帯地図

Tel:03-5289-7878

予算:750円〜850円(カレー)
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★


九州地方の地元料理「九州(くす)めし」や、焼酎を提供しているお店。いかにも居酒屋っぽいたたずまいだけど、昼時もおじさん主体に賑わいを見せている。

僕が訪れたのはもちろんカレーのため。ランチタイムには約15食限定で、九州人の多くが大好きな牛すじを使った「牛すじカレー」(750円)を出してくれるんである。13時前に到着したのだけど、ぎりぎりで最後の1食分が残っていた。ありがたや。

感謝の気持ちを込めて、100円増しで目玉焼きをトッピングすることに決めた。牛すじのカレー・ソースとライスだけでは、見た目がかなり地味になりそうだと思ったからでもある。

お茶をすすって待つこと数分、目玉焼きが載ったカレーがやってきた。黄味のまばゆさは期待通り。ではいただくとしますか。続きを読む
posted by たあぼう at 20:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

おすすめその374 煙時(銀座)

仙台牛のカレー煙時(えんじ)

中央区銀座7-5-19携帯地図

Tel:03-5537-5300(1Fの煙事の番号)

予算:2800円?(カレー)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


薫製料理や「仙台牛のカレー」(2800円?)が有名なバーと言えば銀座の「煙事」。マスコミにも何度も登場している。同じビルの2Fにコンクリート打ちっ放し、グレー基調の色彩が特徴的なバーがある。こちらが姉妹店の「煙時」(字は確かこれでいいはず)。今回の僕は2Fに訪れた。

手近なカウンター席に座ると、何を飲むか頭の中でしばし作戦会議をした。でも結局、1杯目に決めたのはいつも通りのアイラモルト。座った席のちょうど真上にアードベッグが見えたせい、ということにしておこう。お酒と一緒にカレーも注文しておく。

カレーを待つ間、ウイスキーをちびちびと飲みながら乾きものをつまむことに。カシューナッツを口に入れた途端、ちょっと驚いた。燻された風味が口の中に広がったからだ。何気なく見えて、こんな手間をかけているとは。薫製料理に自信を持っているお店だけのことはあるね。

なあんて思っていたら、カレーもやってきましたよ。いただくとしますか。続きを読む
posted by たあぼう at 00:40 | Comment(2) | TrackBack(1) | 〃(銀座5〜8)

2006年04月24日

おすすめその373 CYCLO(六本木)

ベトナム鶏カレーセットVIETNAMESE CYCLO(シクロ)

港区六本木6-6-9携帯地図

Tel:03-3478-4964

予算:1000円(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


六本木通りから一本南側に入った通りにピラミデという名のオサレなビルがある。その名の通り三角錐の建造物が中庭に建っていて高級ブティックや高級イタリア料理店などが軒を連ねる。

シクロ店内今回取り上げるベトナム料理店のCYCLOも、ピラミデビルを彩る高級テナントの一つ。エスニックかつモダンで洗練された雰囲気の店内は、ディナー・タイムには結婚式の2次会などによく使われるそうだ。

ところが。ランチタイムはそのオサレな空間で、割とお手頃な値段でちゃんととしたベトナム風カレーが楽しめるんである。その名も「ベトナム鶏カレーセット」(1000円)。カレーとライスのほか、生春巻き、揚げ餃子、本日の前菜に中国茶がセットになっている。

注文したら、先にやってくる中国茶をすすりながら待とう。お茶は白磁っぽい急須に入れてきてくれる。たっぷりあって安心して飲めるな…と思ったら、あっという間に一式やってきましたよ。ニョクマムの香りを軽く漂わせたカレーの味は…続きを読む
posted by たあぼう at 20:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(六本木/西麻布)

2006年04月23日

おすすめその372 マンゴツリー東京(東京・二重橋前)

マッドクラブのカレー炒め バンコクスタイル(プーパッポンカリー)マンゴツリー東京

千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング35F

Tel:03-5224-5489

予算:10000円くらい(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


シノギでお世話になっていた方が転職されたお祝いをするため、丸ビルにやってきた。目指すは35Fの高級タイ料理店「マンゴツリー」だ。高級な雰囲気に備え、初めから背筋を伸ばし気味にして店内に入る。店員さんに席まで案内してもらうと、うわっ。夜景が見事だこと!!

さて、今回の幹事さんは1日5組限定の「アニバーサリー・コース」(7530円、サービス料込み)を予約してくださっていた。フレンチやイタリアンでいうところのプリフィクス形式のコースだ。前菜やメインの料理を3〜4種の選択肢から選ぶ仕組み。

冷菜はスパイシーサラダ、温菜はタイ風さつま揚げ、スープは生海苔と豆腐のスープときて、メインディッシュはもちろんカレーを選ぶ。「マッドクラブのカレー炒め」だ。

出てくる料理はどれも「洗練された」という言葉がぴったりだ。見た目にも凝っていて、例えば冷菜であれば透き通ったお皿に盛り付け、涼やかさを強調していた。今まで家庭的なタイ料理しか食べてこなかったんだなぁ、と痛感せずにはいられなかった。

料理とともにカリフォルニア・ワインなどを堪能し、会話が盛り上がってきたところにメインディッシュがご到着。では、蟹さんに舌鼓を打つとしましょうか。続きを読む
posted by たあぼう at 21:54 | Comment(4) | TrackBack(2) | 〃(大手町/丸の内/有楽町)

2006年04月21日

おすすめその371 Per Bene(白金高輪)

残念ながら閉店しました。

豆カレーPer Bene(ペルベーネ)

港区高輪1-3-17携帯地図

Tel:03-5795-0189

予算:1050円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


ロハス、スローフード、オーガニック…と、何やら健康そうな言葉がたくさん並んでいるカフェ・ダイニング。16時までランチを提供していて、その一点だけでもこの界隈ではかなり貴重な存在だ。

イタリア語で「素直」と名乗るだけあって、店内は素直な造りで清潔感にあふれる。一方で過度におしゃれすぎないので、女性だけでなく男性も落ち着けると思う。実際、僕は気兼ねなく入れたし。

肝心のカレーはランチに「豆カレー」(1050円)という名前で出している。その名の通り、金時豆、ひよこ豆、黒豆、黒目豆、レンズ豆、白いんげん豆−−と、6種類もの豆を入れているんだそうだ。さらに野菜もたっぷり、肉はちょっぴり。ロハスって感じだよね (^_^;)

注文時にライスの種類が選べる。もっとも、選択肢は「胚芽米の雑穀ご飯」か「玄米」だから、どちらを選んでも健康志向。僕は胚芽米の方でいただくことにした。ほどなくしてカレーがやってきましたよ。続きを読む
posted by たあぼう at 14:08 | Comment(7) | TrackBack(1) | 〃(白金台/白金高輪)

2006年04月11日

おすすめその370 ふらわーな(麻布十番・赤羽橋・神谷町)

チキンカレーキッチンバー ふらわーな

港区東麻布2-10-6携帯地図

Tel:03-3505-2688

予算:800円くらい(カレー)
味 :★★★
辛さ:★★★★
量 :★★★


麻布のイメージに反して庶民的な住宅地という印象を受ける東麻布界隈。そんな住宅地に一軒、昔の庶民の自宅といった風情の建物を改造したお店がある。それが今回取り上げるキッチンバー、ふらわーなだ。

喫茶店のオリーブのはす向かい。近所にはインド料理店のスーリヤもある。気分に合わせて三者三様のカレーをいただける。

ふらわーなの「チキンカレー」(800円)の特徴は、パンチの効いた辛さ。注文した途端「辛いですけど大丈夫ですか?」と、おばさんから一言確認が入る。辛いのが苦手な僕だけど、このサイトの性質上、「じゃオムライスで」というわけにはいかない。平静を装って「大丈夫ですよ」と回答した。

カウンター席に座った場合、右手奥が厨房。先にやってきたサラダをいただき、さらに入口そばに置いてあるセルフ・サービスのコーヒーを注いで席に持ち帰ったくらいの時間で、お目当てのカレーがやってきた。黒々としてますな。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 20:53 | Comment(0) | TrackBack(2) | 〃(麻布十番/東麻布)

2006年04月10日

おすすめその369 嘉多蔵(市ヶ谷)

ゴーヤのフリットカレー風味嘉多蔵(かたくら)

新宿区市谷田町1-3

Tel:03-3260-4504

予算:690円(カレー)、5000円(全体的に)
味 :★★★☆(カレー)、★★★★☆(全体)
辛さ:★★
量 :★★☆


カレーと比べると微々たるものだけど、「お気に入りの居酒屋さん」がいくつかある。神亀の品揃えが充実した神田の新八とか、ゴーヤチップスをつまみにいただく焼酎がたまらない東池袋の如月桃花とか。

それらと並んで好きなのが嘉多蔵だ。日本酒なら「黒龍」の大半の限定版がそろっているし、焼酎がまた日本酒以上に充実している。ナインティナインの矢部浩之さんのおかげ(?)で東京でも定着した「霧島」であれば、白麹の霧島、黒麹の通称"黒霧"だけでなく、ムラサキ マサリを使う"赤霧"まである。

酒肴もつぶぞろいで、その中に一品だけカレー味の料理も。「ゴーヤのフリットカレー風味」(690円)だ。文字通り、ゴーヤをカレー風味のフリットにしていただくもの。今回も当然のように注文してしまった。

ロックで焼酎をちびちびと楽しんでいる間に、フリットが到着。さてさていただくとしましょうか。続きを読む
posted by たあぼう at 19:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(四ツ谷/市ヶ谷ほか)

マッキー牧元さんがブログを始めていたのですか

拙ブログを数回紹介してくださったJ-WAVE「M+」さんからトラックバックをいただきました。「何だろう?」と見に行ったら、おや、マッキー牧元さんがブログを執筆されているじゃないですか!

マッキー牧元さんは“タベアルキスト”。泉谷しげるさんや村治佳織さんなどのCDを売っている某レコード会社の宣伝部長を務めるかたわら、いろんなお店のおいしい料理を日々食べ歩いていらっしゃいます。山本益博氏との共著などで有名ですね。

僕は4年半前くらいに、一度お目にかかったことがあります。「デリーでボトルキープしていた」という話には、衝撃を受けました(笑) カレー屋さんは当時で200軒ほど回ったと仰ってたかなぁ。

今のところカレーの話は出ていないようですね。でもいろんな食の話を披露してくれそうですし、楽しみにしたいと思います。
posted by たあぼう at 19:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 余談・雑談ほか

2006年04月06日

インドに行きたくなりました

インドのビザ「カレー好きのくせにインドに行ったことないの!?」

と、知り合う人知り合う人に聞かれること●年。ついにビザを取得してしまいました。いい加減いい年になっており、「インドの濃厚な洗礼を受けるにはギリギリかなぁ」と思ったのが理由です。現地の酷暑の時期であるGWに行きたいと考えています。

ビザを取得するのは7カ国め(ほかは中国、シリア、ヨルダン、ロシア、ウズベキスタン、イラン)。昨年のイランや他国と比べ、恐ろしく簡単な手続きで即日取得できいました。しかも九段の大使館の周りは桜が綺麗!! のほほんとした気分に。

でも"地球の迷い方"を拝読すると、とんでもない場所のようですね〜。3月には爆弾テロが(未遂も含めれば)続発したそうですね(汗)

期待と不安が入り交じった…というより不安がかなりを占めての旅立ちとなりそうです。
posted by たあぼう at 23:10 | Comment(14) | TrackBack(1) | 余談・雑談ほか

おすすめその368 麺屋 空海(渋谷)

渋谷限定東京伽哩ラーメン麺屋 空海 渋谷店

渋谷区渋谷3-10-12携帯地図

Tel:03-5466-1757

予算:800円〜880円くらい(カレー)
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


たまご付きカレーばかりに偏ってしまったため、気分転換にカレーラーメンなどをと思い立った。いつもどおり朝遅く夜遅い勤務になってしまった僕は、夜中も確実に開いている、空海の渋谷店を目指した。

空海はラーメンのほかにカレーライスを常設メニューとしているチェーン店だ。でも「東京伽哩ラーメン」(880円)があるのは渋谷店だけ。だから渋谷を目指したんである。

「いらっしゃいませ」

横開きのドアを開けて中に入ると、野太い声に出迎えられた。入口すぐのところに食券販売機があるのでカレーラーメンを選ぶ。お兄さんに食券を渡してから適当なカウンター席に座る。

カウンター越しでおじさんとお兄さんが、細麺を手際よくゆでる様子をしばし堪能したら、目の前にやってきた。麺があまり見えなくなるほど具が載っていて、なかなか豪勢だなぁ。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 20:20 | Comment(5) | TrackBack(0) | 渋谷区(渋谷周辺)

2006年04月04日

おすすめその367 オリーブ(麻布十番・赤羽橋・神谷町)

たまごのオリジナルカレー(きのこ)Coffee House Olive(オリーブ)

港区東麻布2-11-3携帯地図

Tel:03-3583-9383

予算:800円〜900円(カレー)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


あなたにとって「通いたくなる喫茶店」の条件って何ですか?

僕は「さりげなさ」かなぁなんて思っている。入店時に軽く声をかけてもらう。注文する軽食やコーヒーには、うんちくなど書かれていない。でもおいしい。水はいつの間にか継ぎ足してもらえ、長居しても文句は言われない。継ぎ足された回数などからこちらが判断して、適当な時間で切り上げる−−。

大通りから外れたところに店を構えるオリーブは正にそんな雰囲気を携えた喫茶店だ。髭を蓄えたマスターは、入店に気付くとさりげなく「いらっしゃいませ」と声をかけてくれる。照明を落とした店内は、取り立てて飾り立てているわけではない。でも不思議なほど居心地の良い空間だ。

もちろん僕のお目当ては、この店オリジナルのカレーライス。簿はマスターの手さばきを眺めやすいカウンター席に座ると早速、「たまご付きのオリジナルカレーを」と注文する。

するとマスターから「挽き肉ときのこ、どちらがよろしいですか」と質問が返ってくる。そうだった、2種類あるんだよね。今回はきのこでいただきますか。

マスターが小さな鍋に卵を割って落とし、蓋をして火にかける。その合間にカレーの仕上げを進める。小さな鍋から出る音が高くなり、さらに少ししてからふたをさっと取る。すると綺麗な目玉焼きが完成! ライスの上にカレーをかけ、さらに目玉焼きが載って、僕の目の前にやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 20:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(麻布十番/東麻布)

「こむぞう」に紹介していただきましたデザイン協力:マイクロフィッシュMapFan