2006年07月31日

おすすめその393 ブルーポイント(白金台)

スペアリブカレーBLUE POINT

港区白金台4-19-19携帯地図

Tel:03-3280-2020

予算:1500円(昼のカレー)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


外苑西通りの終点に当たる白金台付近、通称プラチナ通り。その呼び方も頷けるオシャレなお店が建ち並ぶ。レストラン「BLUE POINT」もその一つ。名前のとおり、青をテーマ・カラーに据えたディスプレイが目を引く。

休日は2階のスペースを使ったレストラン・ウェディングが盛んらしい。今回、僕が訪れた平日の昼間は、1階のオープンテラスで和むご近所のマダムや白人さんたちの姿が目に付いた。

ランチタイムは一品料理を選び、後はドリンク・バーとサラダ・バーをご自由にというスタイルを取っていた。ピッツァなどもあるけれど、僕の選択肢はカレー以外にはない。「スペアリブのカレー」(1500円)を注文した。

自分基準で下品にならない程度にお皿いっぱいに盛ったサラダを食べ終わり、数分すると、カレーが目の前に置かれた。カレーの中で存在感たっぷりのスペアリブと、目玉焼きの黄味の濃さで期待感が増す。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 22:39 | Comment(2) | TrackBack(1) | 〃(白金台/白金高輪)

おすすめその392 HERBICE(赤羽)

残念ながらレストランの営業をやめてしまったようです。

アラビアータベジ&チーズDeux-enレストランHERBICE
(デュアン・レストラン・ハービス)

北区赤羽1-67-58 アルカード赤羽4

Tel:03-3901-4352

予算:780円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆(ちょい辛の場合)
量 :★★★


赤羽駅ガード下のショッピング街「アルカード」内にある、漢方スパのお店に併設されたレストラン。「リラックスできる」など効用に応じて選べる漢方茶や、「東京薬膳伽哩」を名乗るスープカレーなどを楽しめる。ちなみにハービスは"Herb"と"Spice"を掛け合わせた造語。エスピー食品の"Spice"と"herB"と同じだね。

店内に入ると「お好きな席にどうぞ」とのこと。僕は入口近くのカウンター席を確保し、しばしメニューを見入る。ランチタイムには4種類のスープカレーを用意してある。野菜が基本で、骨付きチキンやねぎチャーシューなどと組み合わせたバリエーションがある。

今回の僕は、「アラビアータベジ&チーズ」(ランチは880円)を漢方茶付き(200円増し)で選んだ。少し前にお友達と一度訪れた際に基本の野菜カレーをいただいており、違うメニューを選びたかった。

辛さと味付けも選べる。そこで辛さは「普通」より少し辛くした「ちょい」に、味付けはお店の標準を選択した。標準はあっさり仕立てだそうだから、濃い口好きのあなたは30円増しで要望した方がよさそう。

抱え込んでいた仕事の作業に手が付かないうちに、スープカレーが到着した。集団で訪れた前回と比べるとずいぶん早いな。仕事がいやだから気のせいだったのかな。まあいいや。続きを読む
posted by たあぼう at 00:16 | Comment(4) | TrackBack(0) | 北区

2006年07月29日

王様のブランチでヘンドリクスがベスト10入り

王様のブランチが1月7日放映分で紹介したカレー屋さん「CURRY BAR HENDRIX」。同店が7月29日放映分の「上半期リクエストランキング」でベスト10入りを果たしたそうです。おめでとうございます!

●CURRY BAR HENDRIX(カリー・バー ヘンドリクス)
http://love-curry.seesaa.net/article/1572826.html
posted by たあぼう at 17:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | カレー談義

2006年07月28日

おすすめその391 バロッサ(向原・東池袋)

カレーセット(ライス・サラダ付)BAROSSA(バロッサ)

豊島区東池袋2-39-15携帯地図

Tel:03-5979-1505

予算:1000円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


オーストラリアワインを数多くそろえたレストラン。ワインとイタリアンなどの洋食を楽しむお店なのに、なぜかメニューに数種類のカレーを用意している。それもなかなかの自信作らしい。入口付近で大々的に宣伝しているほどだ。

さて、入口は洗練された雰囲気が漂うけれど、臆せずに中に入ってみよう。ご近所にお住まいと思われるご家族連れ――品は良さそう――がなごやかに楽しんでいる様子がうかがえ、すぐ気が楽になれる。

カレーはサラダと一緒になったセット(1000円)形式でやっている。本来は4種類あるらしい。ただし、僕が訪れたときは良質の肉が確保できないとの理由で1種類が中止。残る3種から、白身魚と野菜のカレーを選んだ。

ディナータイムにカレーだけでは申し訳ない気がしたので、「ミネストローネ」(580円)を先にいただいた。酸味が控えめながら、旨みは十分すぎるほど。しかも具だくさんなのが嬉しい。

僕がミネストローネを食べ終わる頃を見計らうように、カレーがやってきた。う、安物カメラでは撮影が難しいぞ。照明を落とした店内のため、カメラのISO感度を最高値の400に上げても、シャッター速度が1.3秒…。手ぶれを起こさず撮影できないことに落胆したものの、気を取り直していただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 23:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 豊島区(池袋)

2006年07月26日

おすすめその390 ジンナー(三田・田町)

Bセットジンナー三田店

港区三田3-4-14携帯地図

Tel:03-5440-5565

予算:715円〜1000円(昼)
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


暇はあるけれどお金のない学生時代、カレーの食べ歩きは財政をひっ迫させる原因の一つになった。例えばインド料理店に顔を出せば、ランチでだいたい1000円くらい。交通費までかかった時には「痛すぎる…」と思ったものだ。

そんな時代、よく顔を出していた大学への通学路に彗星のごとくジンナー三田店が誕生した。ランチが680円から、タンドリー・チキンを含む一番リッチなメニューで950円(ともに税抜き)という料金は、僕を通わせるのに十分な力を持っていた。

野暮用で懐かしの界隈に顔を出したら、ジンナー三田店が健在だった。小さなビルの狭い2階という立地も、ぎゅぎゅう詰めにお客さんを押し込んだ店内も昔と同じ。ちょっと感激した。

席を確保してメニューを見ると、料金もほぼ同じじゃないの。いちおうお金を稼いでいる今ならリッチなメニューでも大丈夫だけれど、お腹の調子が悪い。自重して2種類のカレーが付くBランチ(820円)を選んだ。

やってきたターリーも昔の記憶とあまり変わらない。懐かしさを覚えつつ、料理を頬張った。続きを読む
posted by たあぼう at 21:02 | Comment(7) | TrackBack(0) | 〃(品川/田町/お台場)

2006年07月25日

おすすめその389 トップスTBS店(赤坂・赤坂見附)

野菜カレーTop's TBS店

港区赤坂5-1-3 赤坂Bizタワー
携帯地図

Tel:03-3582-6701

予算:1000円〜(昼)、
1600円くらい〜(夜、サービス料別)
味 :★★★☆
辛さ:★★★(辛口の場合)
量 :★★★


ハウス食品のカレーのCMで印象に残っている芸能人は?

と聞かれたら、あなたは誰を思い浮かべますか? 僕は西条秀樹さんと西田ひかるさんがすぐに浮かんだ。そのお二人がお気に入りとして挙げるカレー屋さんが、今回取り上げるトップスTBS店。ケーキの方が有名だろうな。「チョコレートケーキ」で検索すると、「Yahoo」でも「Google」でも1、2位を争う位置だし。

トップスはどこのお店も清潔感があるけれど、TBS店は厳かな雰囲気が際立っている。天井が高く、高級ホテルのラウンジにいるようだ。テーブルまでは訓練の行き届いたスタッフに案内され、その様子にこちらも少し背筋を伸ばし気味にする。…意識しすぎなんだろうけど。

席に着くと縦に長いメニューを手渡された。タイ風などのバラエティに富んだオリジナル・カレーもあるけれど、今回はオーソドックスな「野菜カレー」(1600円、サービス料別)をいただきましょうか。辛さは辛口で。

壁に掛かった棟方志功画伯の4枚の絵を眺めて、カレーを待つ。しばらくすると、店員さんが恭しい仕草で4種類の薬味をテーブルに並べていく。続いてカレー・ソースの入った器、真ん中に軽くライスを盛ったお皿、さらに蓋付きの茶色の器が並べられる。ひと通り並べ終わると、店員さんが軽く蓋を開けてみせる。

「ライスのお代わりはこちらでございます」

こんな気配りがあるからこそ、ちょいとお高い値段に十分に納得してしまうんだなあ。

ただ、カレー・ソースの器、軽く盛ったライスのお皿ともちょっと見た目が寂しかった。ソースをライスの周りに流し込んでから写真を撮影。あまり綺麗にならなかったな(-_-;) 仕方ないけど、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 20:15 | Comment(0) | TrackBack(2) | 港区(青山/赤坂)

2006年07月24日

おすすめその388 オリオン食堂2(東長崎)

自家製チキンカレーオリオン食堂2

豊島区南長崎5-15-3携帯地図

Tel:03-3953-7666

予算:490円〜
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


横濱カレーミュージアム顧問の小野員裕さんは、サラサラのソースでスパイスを十分に引き出しつつも尖った部分がない、そんなインド風カレーを理想としているようだ。有名店で言えば、湯島のデリーや高田馬場の夢民あたりかな。

さて、西武池袋線・東長崎駅からほど近くに構えるオリオン食堂2は、その小野さんが新著「カレー放浪記」で推薦している一軒。化学調味料を使わないラーメン屋さんとして有名だけど、インド風カレーもまたおいしい。

入口脇の食券販売機で、「特製カレー トッピング1種」(580円)を購入した。ちなみにトッピングなしは490円。場所柄があるにしても良心的な値段設定だよなあ。

店員さんに食券を手渡すと、チーズをトッピングしたい旨を告げてカウンター席の一角に腰掛ける。セルフサービスで汲んだ冷水をすすってしばらく待つと、カレーがやってきた。ターメリック・ライスの黄色が映える。続きを読む
posted by たあぼう at 20:59 | Comment(6) | TrackBack(1) | 〃(目白/大塚/駒込ほか)

2006年07月23日

おすすめその387 CAFE LIFE(麻布十番)

カッテージ・チーズとナスのカリーCAFE LIFE

港区麻布十番3-7-3携帯地図

Tel:03-5419-3388

予算:1000円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


麻布十番は憎い場所。商店街の中心部から外れても、「ちょっといいお店」と呼びたくなるところがいくつも見付かる。神戸を地盤とする有名カフェの系列店であるCAFE LIFEも、そんな「ちょっといいお店」の一つだと思う。

「いらっしゃいませ!」

中に入ると、テキパキとした店員さんから声がかけてもらえる。目の前には、焦げ茶を基調とした洋風の空間が広がっている。古い家屋を改装したとは気付きにくいオシャレさ。その雰囲気に引かれてか、女性のお客さんがいっぱいだ。

カウンターに居場所を確保した僕は、ランチのメニューの一つである「カッテージチーズとナスのカリー」(1000円)を注文した。カレー以外のメニューは、パスタなどイタリアンが多い。イタリアンで使うカッテージチーズを、カレーに巧みに応用したわけだ。

サラダをつつきながらカレーの到着を待つことに。ふと厨房を眺めると、一人のシェフでほぼすべてのランチ・メニューを作っているようだ。14時近くにもかかわらずお客さんがいっぱいいるし、かなり大変そうだな。

案の定、注文の品が出てくるまでに少し長めの時間がかかっていた。先客のおねえさんの一人が、食後の飲み物が出てこなくて痺れを切らしたほど。そのおねえさんにコーヒーが出されてから少しして、僕のカレーの出番と相成った。続きを読む
posted by たあぼう at 22:59 | Comment(4) | TrackBack(0) | 〃(麻布十番/東麻布)

2006年07月18日

おすすめその386 コンコンブル(渋谷)

コンコンブル特製仔羊のカレー フランス風Concombre(コンコンブル)

渋谷区渋谷1-12-24携帯地図

Tel:03-5467-3320

予算:850円(カレー単品)
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★


宮益坂を少し上り、細い路地を左折したところにあるフランス料理店。家庭料理が主体だけあって割とカジュアルな雰囲気を醸し出している。フランス料理と聞くと身構えてしまいがちな僕でも、居心地の悪い思いを感じずに済む。

メニューを見ると「豚のリエット」、「鴨もも肉のコンフィ」といった、いかにもフランスらしい料理が並んでいる。その中に、なぜかカレーが混じっている。その名も「コンコンブル特製仔羊のカレー フランス風」(850円)。「スペシャル料理」という位置付けだ。

いかにカジュアルなフランス料理店とは言え、いきなりカレーだけを注文するような勇気は持ち合わせていない。オードブルヴァリエやスズキのパイといった料理を数品いただき、メインディッシュ代わりとしてカレーを注文した。

食べ慣れないフランス料理には、形容する言葉がうまく思いつかない。ただ、フランスパンとの相性がぴったりななリエットや、サクサクと歯触りの良いパイ生地は印象に残った。心地よい気分になってきたところに、見た目にも凝ったお待ちかねのカレーがやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 22:51 | Comment(0) | TrackBack(1) | 渋谷区(渋谷周辺)

2006年07月17日

おすすめその385 ブカラ(六本木一丁目・麻布十番)

IQカレー(立川談志風)BUKHARA(ブカラ)

港区麻布台3-4-14携帯地図

Tel:03-3583-0577

予算:1600円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★〜


カラーズオブインディアと同じビルの2Fに入っているインド料理店。お店の名前は現在はウズベキスタンにある古都ブカラ(ブハラとも)から取っていると思われる。

ブカラに訪問経験がある僕は、少し興奮しながらお店の由来をインド人ウェイターに尋ねた。でも残念ながらウェイターから答えは得られなかった。それでもブカラがイスラム教の聖地であることを意識してか、ハラール・フード(イスラムの教えに則った食べ物)を使った料理だとのこと。

渡されたメニューを眺めると、いきなり「IQカレー(立川談志風)」(1800円)の文字が飛び込んできた。やられてしまった。羊のブレイン・マサラ(脳みそカレー)のことだろう。それを脳みそと呼ばず、モナカカレーの立川談志師匠の名を出すセンス。

思わず頼んでしまう。併せて、ウェイターおすすめの「ガーリックナン」(400円)と一緒に注文した。見た目にもスパイス感を漂わせる赤々としたカレーがやってきた。では、食べてみましょう。続きを読む
posted by たあぼう at 20:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(六本木/西麻布)

2006年07月16日

おすすめその384 カラーズオブインディア(六本木一丁目・麻布十番)

残念ながら閉店しました。

カラーズランチカラーズオブインディア(Rosehip Cafe)

港区麻布台3-4-14

Tel:03-5545-7182

予算:1000円くらい〜(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


「都会の真ん中なのに交通の便が著しく悪い」という麻布界隈のイメージを、今なお引き継いでいるのが麻布台あたり。六本木一丁目、六本木、麻布十番の間くらいで、しかも「台」という地名に相応しく、どこからも坂の上にある。

そんな歩くと疲れる界隈にも個性的なインド料理店が2軒ある。しかも同じ建物の1Fと2Fに入っており、それぞれが我が道を歩んでいる。まずは1Fのカラーズオブインディアを取り上げたい。カフェ風の外見で「Rosehip Cafe」なる別名を持つが、麹町のアジャンタと関係が深いお店なのだ。

実際、アジャンタのレシピに忠実なインドカレーを味わえる。でもそれよりもおすすめしたいメニューは「カラーズランチ」(1000円)である。写真のとおり、アジャンタの名物の一つであるドライタイプのキーマカレーの上に、海苔と目玉焼きが載った代物なのだ。続きを読む
posted by たあぼう at 19:58 | Comment(13) | TrackBack(1) | 〃(六本木/西麻布)

おすすめその383 DELFINO(五反田・大崎広小路)

インド風チキンカレーDELFINO(デルフィーノ)

品川区西五反田1-26-3携帯地図

Tel:03-3494-8922

予算:950円くらい(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


五反田はいつの間にか充実したカレーの街となっていた。カレーの店うどんホットスプーンカレー王もいらっしゃる。まだ紹介していないとっておきのお店もある。

でも遥か昔、僕が食べ歩きを始めたころは、恐らくこれらの店は存在しなかったはず。おいしいカレー屋さんが見つからずほとほと困っていた中で、今回取り上げるDELFINOが、オアシスのような存在だった。

DELFINOはイタリアンが本業のお店。だけどランチタイムに限って「インド風チキンカレー」を、僕が食べ歩きを始める前からずっと提供している。イタリアンを得意とするシェフはカレーを作るのもたいてい上手なものだけど、DELFINOはまさにその好例だと思う。

席に着くとろくにメニューを見ることなくカレーを注文した。ここで、「ライスかナンか」と尋ねられる。ライスがお勧めかな。以前と変わりがなければナンは出来合いで今ひとつだから。ただし、ナンにはミニサイズのターメリック・ライスが付く。一方、ライスを選ぶと普通の白いお米だ。

自家製ドレッシングをかけてサラダをいただいていたところに、カレーが到着した。チキンとじゃがいもが存在感たっぷりだ。続きを読む
posted by たあぼう at 00:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 品川区

2006年07月15日

王様のブランチでカレー特集だったそうで

カレー大好きさんが伽哩人のエントリーに書き込んでくださったことで、王様のブランチでカレー特集をやっていたことを知ることができました。ありがとうございます。

王様のブランチが今回取り上げたお店へのリンクを張っておきます。

●ルー・ド・メール(神田)

●伽哩人(中野)

●トマト(荻窪)

すべて中央線が最寄り駅のお店ばかりですね。ルー・ド・メールと伽哩人は僕も何回も訪れています。
posted by たあぼう at 23:01 | Comment(5) | TrackBack(1) | カレー談義

2006年07月12日

おすすめその382 セデルハナ(目黒)

Cランチ(野菜カレー)セデルハナ(せでるはな)

品川区上大崎3-5-4携帯地図

Tel:03-3473-0354

予算:800円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★★
量 :★★★


「ほどほど」という名前を冠したインドネシア料理のレストラン。現在の女性店主どあるジュリさんのお母様が、留学生向けに振る舞った家庭料理を受け継いでいる。創業は1950年代。東京有数の歴史を持つお店と言っていい。

ランチタイムには、ナシゴレンなどの主菜にガドガド(温野菜をピーナッツで和えたサラダ)などが組み合わさったセットを数種類用意している。カレーのセットも800円から楽しめる。僕が注文するのはもちろんこれだ。

注文すると、ジュリーさんから「辛いですよ」と注意を受けた。ほんとは辛いのは苦手だけれど、「大丈夫です」と力強く答えておいた。ジュリさんは満足そうな笑みを浮かべて厨房へ戻っていく。

おいしいガドガドに舌鼓を打っていると、「カレ・サユール」すなわちカレーが到着した。褐色でどこか日本のカレーライスを思い起こさせる雰囲気だけど、お味やいかに。続きを読む
posted by たあぼう at 20:21 | Comment(0) | TrackBack(1) | 品川区

2006年07月11日

おすすめその381 Bowl Magic(恵比寿)

残念ながら閉店してしまったようです。

キーマカレーボウル マジック(Bowl Magic)

渋谷区恵比寿西1-7-15

Tel:03-5728-5886

予算:500〜650円くらい
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★☆


恵比寿駅前の通りから恵比寿西の交差点へ向かうと、ピーコックの手前にこぢんまりとしたデリ「Bowl Magic」が見えてくる。どんぶり飯という珍しいメニューをテイクアウト主体で扱っている。もっとも、どんぶりは和洋中韓と幅広いジャンルがそろい、温泉卵入りの「キーマカレー」もある。

各種のボウルは原則として500円と懐にやさしい。僕が訪れたランチタイムは「ドリンクと組み合わせて650円から」といったセット・メニューもある。早速、キーマカレーとアイス・カフェオレを注文した。占めて700円なり。

どんぶり飯を扱いながらも、洋風の「ボウル」というお店の名前が象徴するようにオシャレで女性が入店しやすい。シブヤ経済新聞によれば、「シェ松尾プロデュースのラップ・フード店を運営していたラッピーズの新業態」とのこと。そんな背景を持つ会社が運営していればオシャレなのも頷ける。

店員さんからカレーどんぶりを受け取ると、窓際の席に腰掛けた。どうやら日本のカレーを下地にしている様子。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 20:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(広尾/恵比寿/代官山)

2006年07月10日

おすすめその380 萬吉禎(下赤塚・西高島平)

残念ながら閉店したそうです。

薬健チーズカレー萬吉禎 華麗の店

板橋区赤塚8-10-2携帯地図

Tel:03-3939-5189

予算:900〜1000円
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


380は僕にとって少しエポックメイキングな数字。1998年のある日、小野員裕さん(横濱カレーミュージアム顧問)の著書「東京カレー食べつくしガイド104/380店」を書店で手に取った僕は、「380軒も食べ歩いたんだこの人」と、ただただ驚いていた。まさか自分がその数字に到達するとはね…。いっこうに本になる話はないけれど(苦笑)

さて、記念(?)に取り上げる萬吉禎は、東京大仏の近くにある有名なおそば屋さん。敷地内の別の建物で「薬健カレー」を出している。ただし1日限定10食。最寄り駅からは徒歩20分。それらの情報に萎えてずっと訪れずにきた。

しかし今回、お友達から「みんなで食べに行こう」というありがたいお誘いをいただいた。しかも幹事さんは「成増駅前からバス」という楽ちんな手段を見つけてくださっていた。ありがたや。こうして総勢8人で訪れたんである。

お店には予定どおり開店前に到着した。その田舎のおそば屋さんのような佇まいを眺めると、次第に「本当に東京23区内?」という気分に包まれる。店内もブリキのおもちゃなどのレトロな品々があちこちに飾ってあり、なごめる空間となっている。

さて、席に着いたらカレーをの注文である。プレーンのタイプを除くと、事実上「薬健トマトカレー」か「薬健チーズカレー」の2択らしい(どちらも1000円)。先に注文したお友達の間でトマトが優勢だったため、僕はあえてチーズを選んだ。結果、4対4に綺麗に分かれた。

人数が多かったこともあり、カレーの到着までしばし待つことに。その間にお客さんがふたり入ってきた。これで10人。営業終了である。こりゃ予約は必須だな。

なんて話している間に、ついにカレーがやってきました。こりゃすごいな。山盛りのチーズやトマトのおかげで、その下のカレー・ソースが見えない。いただくとしましょう。続きを読む
posted by たあぼう at 20:25 | Comment(15) | TrackBack(1) | 板橋区

2006年07月07日

おすすめその379 ロイヤルコペンハーゲンティーラウンジ(新宿三丁目)

海老カレーロイヤルコペンハーゲンティーラウンジ

新宿区新宿3-14-1 新宿伊勢丹本館5F
携帯地図

Tel:03-3354-4552

予算:1575円
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★☆


チャヤマクロビオティックスを取り上げたら、同じ新宿伊勢丹に入っているお店を紹介せずにはいられない。言わずと知れた陶磁器ブランド「ロイヤル コペンハーゲン」のショップに併設されたティーラウンジである。

店内は、ブランドを象徴する絵柄である「ブルーフルーテッド」基調。中に入ると背筋がすっと伸びるような格調の高さに包まれている。僕より先にいたお客さんの多くが、品の良さそうなおばさまというのも頷ける。

20年来続くメニューの一つがカレー。ランチタイムに訪れた今回は、「海老カレーのセット」(1575円)を注文した。好きなコーヒーまたは紅茶を付けられる。カレーのお供と言えばチャイのイメージがあるから、ロイヤルミルクティーを選んだ。

しばらく待つと、お待ちかねのカレーがやってくる。ソースポットもライスを盛ったお皿も、もちろんロイヤルコペンハーゲン製。ちょいと緊張しながらカレーを口に頬張った。続きを読む
posted by たあぼう at 18:45 | Comment(2) | TrackBack(1) | 新宿区(新宿/大久保)

2006年07月06日

おすすめその378 シェ・ダイゴ(本郷三丁目)

飯田橋から本郷三丁目に移転しました。記事は飯田橋時代のものです。

シェフ特製カレーライスchez DAIGO(シェ・ダイゴ)

文京区本郷3-32-7携帯地図

Tel:03-5840-9634

予算:997円
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


飯田橋駅の西口を出て神楽坂と反対方向に数分歩くと、オープンテラスのお店シェ・ダイゴが見えてくる。東京のチーズ・フォンデュ発祥のお店だそうだ。「カジュアル・フレンチ」を標ぼうしながら、ランチにはシーフード入りのカレーを出している。その名もズバリ「シェフ特製カレー」(997円)である。

早速、室内(ラウンジ)に案内してもらった。近隣に白百合学園などがある場所柄か、先客には「子供がお受験ざますの」と話し出しそうなお母様がたがいっぱい。実際、僕の隣のテーブルはお受験話で持ちきり。言葉遣いが丁寧なのに、微妙に子供の実力をけん制し合っている様子がわかって面白い。

フランス料理店らしく、メインディッシュのカレーの前にバゲットがやってくる。バター・ナイフがないので普通のナイフで塗ろうとしたら、うまくできない。ああ、育ちの悪さがばれてしまう(-_-;)

冷静を装いつつ悪戦苦闘を繰り広げてバゲットをいただいている合間に、カレーがやってきた。フレンチとはちょっと想像が付きにくい温泉卵付き。真っ白なソース・ポットが美しい。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 13:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 文京区

2006年07月05日

おすすめその377 レストラン ポールスター(東京・大手町)

特製ドライカレーレストラン ポールスター

千代田区丸の内1-4-5 三菱UFJ信託銀行本店ビルB1
携帯地図

Tel:03-3217-7411

予算:1900円
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


カレーライスと福神漬けの組み合わせが始まったのは大正時代。日本郵船が運航していた豪華客船で出た一等客向けのカレーライスに、チャツネに代わる日本人向けの付け合わせとして選ばれたそうだ。その日本郵船の伝統の味を、継承して今に至るお店が丸の内にある。レストラン ポールスターだ。

50年営業してきた実績は、建物よりもむしろお客さんに現れている。広々としたホールに老若男女――いや若い男だけは少ないな――が幅広くいるからだ。徳に同窓会のようなグループ客多し。少しぜいたくしたい時に、みんなで気張らずに出かけられるお店として認められているのだろう。

僕が訪れたランチのメニューには、スパゲティーにタコライス、カツレツといった洋食が並ぶ。僕はカレーを食べざるを得ない(笑)から、伝統の味「ドライカレー」(1900円)を注文した。ちょっと高いけれど、ディナータイムのコース(2500円)よりは少しおとくだ。

ほどなくして、お待ちかねの福神漬けなどの薬味が到着した。鮮やかな色の福神漬けを興味深く眺めているところに、ゆで卵を載せた挽き肉タイプのドライカレーがやってきた。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 13:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(大手町/丸の内/有楽町)

2006年07月02日

おすすめその376 チャヤ マクロビオティックス レストラン(新宿三丁目)

プレートランチチャヤ マクロビオティックス レストラン新宿店

新宿区新宿3-14-1 新宿伊勢丹本館7階
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Tel:03-3357-0014

予算:2100円
味 :★★★★
辛さ:★★
量 :★★★


新宿伊勢丹の7Fにあるオシャレなレストラン。室内ながら店内の窓からは日本庭園が見える仕掛けになっている。店内は窓から見える光景と調和する「モダンな和」といった雰囲気をたたえる。

「マクロビ」の名で分かるとおり、有機食材を使った体に優しい料理を出す。カレーはランチタイムの「プレートランチ」(2100円)で味わえる。カレーのほか、ひじき和えやパスタなど日替わりの付け合わせ、サラダ、スープ、ドリンクがセットになったものだ。

お店の雰囲気に加え、ランチタイムに2000円以上かかるプチぜいたく感があるせいか、若奥様という感じのお客さんばかり。僕のようにスーツを着たおじさんはかなり浮いている。まあしょうがないか。

先にやってきたスープをすすってみた。これには魚を使っているそうだ。何の魚だろう? 驚いて一瞬手を止めてしまったほどの濃厚な出汁が取れている。むしろもう少し薄味の方が僕の好みには近いけれど、いい素材を使っているんだろうなと思う。

スープで期待が高まってきたところに、カレーを盛ったプレートが到着。さて、いただきますか。続きを読む
posted by たあぼう at 03:27 | Comment(4) | TrackBack(0) | 新宿区(新宿/大久保)

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