残念ながら閉店してしまいました。マドラス キッチン渋谷区笹塚1-56-6Tel:03-3374-0595
予算:1080円〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★オマーン王宮での勤務経験を持つシェフが営む南インド料理店−−
なあんて書くと、「格式張ったお店かな?」と警戒してしまいそう。でもそんな心配は全くいらない。笹塚駅前のビルにあるマドラスキッチンは、20人も入れば満員となる温かな雰囲気のお店だ。
「いらっしゃいませ〜」
夜に訪れるとたいてい、エスニックな雰囲気を湛えた美人のお姉さんが出迎えてくれる。促されるままに空いている席に座ってメニューを眺めよう。南インドのマドラス(現チェンナイ)の名を冠したカレーをいくつも見付けられる。
さて、僕がここに来たのは2回目。初回は「ムトゥ 踊るマハラジャ」で主演したラジニ・カーント氏の好物という「マドラス・チキン・カリー」(950円)と、バスマティ米(香り米)を使った炊き込みごはんの「マドラス・ピラウ」(680円)の組み合わせ。独特のスパイス使いと、チキンの芳醇な味わいを存分に堪能できた。
一方、今回は逆に庶民的なスタイルにしようと思い立つ。そこで、「サンバル」(野菜と豆のカレー、800円)とライス(日本米、280円)を注文。さらに食後用として「マドラス・コーヒー」(350円)を頼んだ。
数分後、一人前としては十分すぎる大きさの器にたっぷりとサンバルが入ってやってきた。ライスの盛り付け方もなかなか豪快だこと(ピラウのときは違い、丁寧な盛り付け方だった)。ま、食べ応えがあるということにしておきましょう。
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