2006年11月30日

おすすめその438 ムンタージ(三鷹)

南インドの野菜カリーとバスマティ・ライスムンタージ

武蔵野市吉祥寺北町4-1-2携帯地図

Tel:0422-55-4411

予算:950円くらい〜(カレーとライス)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


三鷹駅から15分ほども歩くだろうか、商売にはお世辞にも立地が良いと言いいがたい住宅地で、しっかりと営業を続けているインド料理店がある。ムンタージのことだ。店名は、タージ・マハールに眠るムムターズ妃から取ったもの。

場所が場所だけに、お客さんは僕のような外来者はあまりおらず、近隣の方がほとんどのはず。それでも僕が訪れた時はほぼ満員。外から様子を眺め、残念そうに帰っていく人もいた。頑張っても20席あるかという狭さのせいがあるにせよ、評価されているのは確かじゃないだろうか。

シェフがチェンナイ(旧マドラス)出身の方なので、南インドのカレーを注文しようと考えた。残念ながらメニューにはサンバル(野菜と豆のカレー)やドーサ(クレープ)といった南らしさを感じさせるものは少ない。まあ、「インドカレー=ナン」の公式が根強い日本では、仕方ないかもしれない。

数少ない選択肢から僕が注文したのは、「南インドの野菜カリー」(650円)と「バスマティライス」(香り米、300円)。ほかにマサラティー(400円)も頼んだ。

珍しかったのは、頼んだ相手がお店の方じゃなかったこと。シェフは満員のお客さんの料理を作るのに手一杯、その奥様らしき方もほかのテーブルの対応にかかりっきりだった。それを見かねた常連客さんが注文をさばいてくださったんである。それだけ愛着があるんだなあ。

そんな状態だったため、他のお客さんの料理を作り終えるまではしばらく待つことに。それが終わった後に僕用のカレーが出来上がるまでの時間は意外と早かった。黄色く染まったバスマティ米とからめて、早速味わってみよう。続きを読む
posted by たあぼう at 02:31 | Comment(10) | TrackBack(2) | 武蔵野・三鷹

2006年11月28日

おすすめその437 MOJA MOJA(大塚・大塚駅前)

ナンカレーピザMOJA MOJA(モジャモジャ)

豊島区北大塚2-13-2 高原ビル2F
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Tel:03-5394-0006

予算:600円〜(夜のカレー)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


モジャモジャという不思議な名前のこちらは、タイ風サラダや生春巻きなど多彩なエスニック料理を手軽に楽しめるダイニング・バー。実はオーナーとシェフがともにインド系(バングラデシュかな?)の方なので、カレーをはじめとするインド料理も充実している。

カレーは夜にもかかわらず1品600円前後という値付けで、ナンまで付いてくる。破格と言うほかない。でも、そのカレーを我慢したくなるほど気になるメニューがあった。オリジナル料理らしい「ナンカレーピザ」(600円)である。

最初はてっきり、ナン生地の中にチーズやひき肉などを入れたインド風ピッツァ「クルチャ」のことかと思った。でもオーナーに確認すると、そうではないらしい。オーナーは自信たっぷりな表情で「おすすめですよ」。じゃ、それを注文してみますか。

マグロサラダ(ソイジンジャーピネグレット)別に注文したマグロサラダとやらと白ワインを先に味わう。マグロサラダは、お店が「ソイジンジャーピネグレット」と呼ぶソースをからめたカルパッチョといったところ。うん、悪くないですよ。白ワインとも合ったし。

一人前にはやや多いマグロサラダを半ば食べ終わったところに、お待ちかねのピザがやってきた。おお〜、これは確かにピザの格好をしているなあ。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 19:54 | Comment(4) | TrackBack(0) | 〃(目白/大塚/駒込ほか)

2006年11月25日

おすすめその436 クヌーギーズ(青山一丁目)

黒胡麻ペーストカレーCurry Diner Qunoogie's
(カレーダイナークヌーギーズ)


港区南青山1-3-27 長谷川ビル2F
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予算:840円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★(黒胡麻の場合)
量 :★★★


カジュアルなフレンチ・レストランである「フルフル」が移転した跡地に、オシャレなカレー屋さん「クヌーギーズ」ができていた。お店の近隣で働く学生時代の後輩さんを誘い出し、一緒に訪ねた。

店内は厨房の場所をはじめとして、前のお店のレイアウトをほぼそのまま踏襲している模様。内装も以前と同じように茶系統でまとまっていた。ついでに言うと、女性のお客さんの比率が高いところもそっくりだな。

13時過ぎにもかかわらず店内はなかなかの賑わい。カウンター席だけが空いており、後輩とそこに座った。メニューを見て、ちょっと驚く。

「へええ、こんなに種類があるんだ」

ミートソースに野菜に山芋おくらに…ざっと見て10種類以上ある。ベースのルーが何種類あるか分からないけれど、トッピングだとしてもこの数には圧倒されてしまう。

しばらく迷った末に、後輩さんは「グリュイエールチーズカレー」を、僕は「黒胡麻ペーストカレー」(940円)を選んだ。これにライスが付くわけだけど、代わりに「ベジ」というオプションがあった。ライスなし野菜カレーになるようだ。今回は意気地がなく、普通にライスで頼んだ。

ほどなくして、フラダンスをしている女性の絵が描かれたお皿に、カレーライスが盛られてきた。黒胡麻のペーストを加えてあるだけあって、色が黒々としている。お味はいかほど?続きを読む
posted by たあぼう at 22:35 | Comment(5) | TrackBack(0) | 港区(青山/赤坂)

2006年11月24日

おすすめその435 ビレッジ(町屋・町屋駅前)

僕が訪れた時とメニューを入れ替え、ムンバイ系のものにそろえました。下記の紹介文の内容があてはまらないこと、ご了承ください。

デリーセットビレッジ

荒川区町屋2-2-20 斉藤ビル3F
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Tel:03-3895-5273

予算:750円〜(昼)、1250円くらい〜(夜)
味 :★★★
辛さ:★★〜★★★☆
量 :★★★〜


メニューといい、ベリーダンスも開催しているところといい。シディークそっくりだよなあ。でもWebサイトは全く別もの扱いだなぁ…。のれん分けか、はたまた仲間割れか??

というインド料理チェーンを知らない方には実にどうでもいい疑問を、町屋のビレッジを訪れた僕は抱いた。以前、同じ場所にシディーク・ビレッジがあったけれど、今のお店にはシディークの名が取れている。でもメニューはそっくり。「シディーク・スペシャル」はさすがになかったけれど、代わりに「ビレッジ・スペシャル」がある。うーむ。

もっとも、メニューが同じなのはいい面もある。その昔シディークに通いまくった身なので、メニューを見ずに注文したいセットの名前が言えてしまう点だ。注文したのは「デリーセット」(1575円)。カレー2種にナン、ミニサイズのターメリック・ライス、タンドリー・チキン、サラダ、チャイが付く。カレーはシーフードと、ほうれん草とチキンを選んだ。

カレーの前にやってきたサラダには、シディークと同じ味のドレッシングがかかっていた。ディナー・タイムはカレーが出てくるまでにかなり待たされるところも、シディークと同じだった(苦笑)。謎は深まるばかりだけれど、とりあえず食べてみよう。続きを読む
posted by たあぼう at 21:55 | Comment(6) | TrackBack(0) | 足立区・荒川区

2006年11月20日

おすすめその434 BLISS(蔵前)

ヘルシースープカリーBLISS

台東区蔵前2-2-6携帯地図

Tel:03-3863-5150

予算:1090円〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


カレーが美味しいだけなら、ここを凌ぐところを挙げられるだろう。それでもここBLISSはかなりよいお店だと思う。これほど開放感があって、なかなかのカレーが食べられるお店には、めったに出会わないから。

もう少し詳しく説明すると、BLISSはインド料理主体のダイニング・バーという少し変わった業態のお店。ただし、店の内外ともインド料理店の雰囲気を微塵(みじん)も感じさせない。特に店内は白を基調とした明るい内装で天井も高く、どちらかと言えば海岸沿いのオシャレなお店といった風情だ。

それもそのはず、お店のオーナーさんはサーフ・ショップも営んでいらしているそう。そのセンスを随所に生かしているようだ。ほかの店員さんたちもみな明るくはきはきとしていていて、晴れ渡ったビーチにいるかのような眩しさを感じた。

とは言え、料理が今ひとつだったら魅力も半減してしまうところ。でもその心配は杞憂だった。少なくとも、最近のおすすめメニューとして掲げる「ヘルシースープカリー」(880円)と「サフランライス」(400円)を注文した限りでは。続きを読む
posted by たあぼう at 01:15 | Comment(6) | TrackBack(2) | 台東区

おすすめその433 ストーン(浅草橋)

焼きカレー焼きカレーの店 ストーン

台東区浅草橋1-10-12携帯地図

Tel:03-5821-3800

予算:800円(昼)〜900円(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


洋食を得意とするご主人がある日、常連さん向けにアイデア料理を披露した。その料理が好評で定番となり、やがてはお店の前に掲げる言葉になるほどの人気メニューとして発展する。それがストーンの「焼きカレー」(900円)だ。

お店の場所は浅草橋駅の両国側(地下鉄駅側)。改札を出てから線路沿いに少し戻り、脇道に入ると見つかる。こぢんまりとした店内は、夜も近くで働いていたと思われるサラリーマンやOLさんなどで賑わっている。

きっとお酒を飲むもよし、焼きカレーで晩ご飯にするもよし、という気軽さが受けているのだろう。仕事帰りに訪れた僕も、焼きカレーを単品でいただくことにした。

カレーがやってまるのでの間、壁に貼ってある「週刊宝島」などに掲載された記事を読んで待つ。ふんふん、それによるとカレー作りにワインなどを活用しているそうですよ。いろいろ工夫を凝らしているんだねと感心しているところに、やってきましたよ、焼きカレーが。続きを読む
posted by たあぼう at 00:03 | Comment(5) | TrackBack(2) | 台東区

2006年11月14日

HEY! HEY! HEY!でカレー屋さん特集?

フジテレビ系の音楽番組「HEY! HEY! HEY!」でゴスペラーズが東京の美味しいカレー屋さんを発表されたのですか?

そこで取り上げられたお店は

1位:カレー・バー ヘンドリクス
2位:新宿中村屋本店2Fルパ
3位:アジャンタ

で、合っているでしょうか?

視聴していなかったため、よく分かっていません(-_-;)
タグ:カレー
posted by たあぼう at 03:00 | Comment(7) | TrackBack(0) | カレー談義

2006年11月13日

おすすめその432 B.cafe(広尾)

スパイシーベジタブルカレーB.cafe

渋谷区広尾5-1-18携帯地図

Tel:03-5423-7511

予算:900円〜(カレー)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★☆


自慢の自家製ロールケーキがJ-WAVEの「BOOM TOWN」で紹介されたカフェ。広尾の商店街の通りから1本脇道に入ったところにあって、少しわかりにくいかも。聖心女子大の南側の門を目指していけば、その途中で見つけられるはず。

店内は白と茶を基調とし、間接照明が優しく照らすなごみやすい空間だ。場所柄、女子大生らしきお客さんが目立つけれど、野郎が入ってもさほど違和感はない。実際、僕の後にも品の良さそうなおじさんが入ってきた。

さて肝心のカレーは、マイルド、スパイシー、キーマの3種類。そのうち、スパイシーはチキンと野菜のバリエーションがあった。僕は「スパイシー野菜カレー」(900円)を選んだ。食後のコーヒーも注文して、都合1000円なり。

実は注文を告げる相手が白人のおねえさんだった。彼女はいたって流暢(りゅうちょう)な日本語を話していたにもかかわらず、こちらは妙に緊張してしまった(汗)

なーんて言っている合間に、日本人男性のシェフが「お待たせいたしました」とソース・ポットを携えて僕の前に来た。緑野菜がたっぷり入っていそうだ。ポットに入っていたので、欧風カレーを想像しながら口に入れたら、違った。続きを読む
posted by たあぼう at 01:21 | Comment(4) | TrackBack(0) | 〃(広尾/恵比寿/代官山)

おすすめその431 香鈴亭(国立)

残念ながら閉店したようです。

チキンカレー香鈴亭

国立市中2-2-11携帯地図

Tel:0425-77-7886

予算:900円〜1500円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


国立ほど人工的な香りのする街も珍しい。街の名前からして隣接する国分寺と立川から取ったものだし、一橋大学側の住所は「中」に「東」に「西」。道路が駅前広場から放射状に道路が広がっているのも、人工的な街の象徴と言えるだろう。

この手の人工的な街はたいてい苦手。でも不思議なことに国立は苦にならない。目立って高い建物が少なく、しかも品の良さそうなお店が並んでいるからだろうか。いや、個性的なカレーを出すお店が意外なほど多いからかな(^_^;)

今回取り上げる香鈴亭も、個性的なカレーが味わえる一店。しかも、横濱カレーミュージアム顧問の小野員裕さんが名著「東京カレー食べつくしガイド104/380店」の中で、明らかに他店よりも心を込めた文章をつづって紹介している。曰く、「メチャメチャ旨いとはいえないけど、希(まれ)に見るいいカレー」だそう。

そう小野さんをして語らしめた秘密は、このお店のスパイスの使い方にある。例えば僕が注文した「チキンカレー」(1000円)。ライスの盛り付けが渋谷ムルギーに似ているほかは、なんてことなさそうに見えるかも。ところが一口食べれば、衝撃を感じずにはいられないのだ。続きを読む
posted by たあぼう at 00:22 | Comment(15) | TrackBack(3) | 立川・国立

2006年11月06日

おすすめその430 青山カレー倶楽部(渋谷・表参道)

ビーフカレー青山カレー倶楽部

渋谷区渋谷2-9-10携帯地図

Tel:03-3409-3651

予算:750円〜800円
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


青山通り、宮益坂上の交差点から少し表参道方面へと足を進める。するとほどなくして「青山カレー倶楽部」へとたどり着く。雑居ビルの地下1Fに入っており目立ちにくい。ビルの入口の前に案内があるので、これを頼りにしよう。

店内は半円形のテーブルが二つ並んでいて、10人も入れば一杯になってしまうほどの広さ。お昼時ながらやや早い時間帯に訪れた今回は、幸いにも待たずにスペースを確保できた。

お店が用意するカレーはビーフ、野菜、シーフードの3種。いずれも値段は750〜800円と、この界隈にしては良心的だ。しかもランチタイムはドリンクまで付く。一方で、ベースのカレールーは具に合うように別々に作っているそう。頭が下がります。

しばし注文を迷った末、まずは欧風カレーの王道と言える「ビーフカレー」(800円)にしようと決めた。ご夫婦と思われるお店のお二人は手際よく準備してくれて、あまり待つことなく目の前にカレーがやってきていた。続きを読む
posted by たあぼう at 22:03 | Comment(8) | TrackBack(0) | 渋谷区(渋谷周辺)

おすすめその429 銀座古川(銀座)

ほうれん草と季節の野菜カレー銀座 古川 古川喜春シチューの店

中央区銀座5-7-10 銀座ニューメルサビル7F
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Tel:03-3574-7005

予算:1300円〜2450円(カレー)
味 :★★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★


帝国ホテルに長く勤めた先代・古川喜春氏が開いたシチューのお店。実はカレーも負けず劣らず評判だ。お皿からはみ出んばかりに大きなカツがのったカツカレーや、にょきっと反り立つエビフライとドライピラフのクリームカレー添えの写真は、「dancyu」などの各種メディアに登場している。

それらと比べると地味だけど、僕が推したいのは「ほうれん草と季節の野菜カレー」(1500円)。その名のとおり、ほうれん草をベースにしたカレー・ソースに、色とりどりの野菜を浮かべたものだ。

ほうれん草のカレーというと、インドカレーの「サグ〜」あるいは「パラク〜」を思い出すかもしれない。古川のカレーはそれらインド料理とはまた少し違った味わいが楽しめるんである。

注文を終えたら、お水の代わりに出してもらうお茶を飲みつつしばし待とう。ほどなくして、品の良いおばあさま――先代の奥様かな――が鮮やかな緑色をしたカレーを運んできてくれた。続きを読む
posted by たあぼう at 00:00 | Comment(12) | TrackBack(1) | 〃(銀座5〜8)

2006年11月04日

おすすめその428 グリルスイス(銀座・銀座一丁目)

千葉さんのカツレツカレーグリルスイス銀座本店

中央区銀座3-5-16携帯地図

Tel:03-3563-3206

予算:900円くらい〜1365円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


戦後間もないころのプロ野球界に、「猛牛」というニックネームでならした好打者がいた。巨人の千葉茂さんである。千葉さんは行きつけの洋品店で用事を済ませると、近くの洋食屋のスイスによく立ち寄った。

彼がくだんの洋食屋でよく注文したメニューは、カレーとカツレツ。それぞれをいっぺんに平らげていた。しかしある日、時間の余裕がなかった千葉さんはこんな注文を出した。「カツにカレーをかけてくれ!」

こうしてスイスの名物「千葉さんのカツレツカレー」(1365円)が誕生した。今ではカツレツカレーのほかにも、「元祖カツカレー」などさまざまなバリエーションがある。でもやっぱり、考案者に敬意を表してカツレツカレーを注文するとしよう。

注文を終えたら、壁に貼ってある泉麻人氏のコラムでも読みながら待とう。銀座でそれなりの歴史を持った洋食屋さんだけど、雰囲気はいたって庶民的なので、僕でも安心して待っていられる。

おっと、カツレツカレーが到着だ。一枚のプレートに大きなカツが載っている。食べ応えがありそうだ。続きを読む
posted by たあぼう at 03:52 | Comment(9) | TrackBack(3) | 中央区(銀座1〜4/銀座西)

2006年11月01日

おすすめその427 STYLE'S GOOD FOOD SERVICE(御茶ノ水・神保町)

ハーフドライカレー(チーズ)STYLE'S GOOD FOOD SERVICE

千代田区神田小川町3-20
第2龍名館ビル1F (携帯地図

Tel:03-3291-6910

予算:800円〜1000円(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★☆


うっ。これは入りにくいかも〜(^_^;)

お店の入口から中を覗いた僕は、思わず一歩後ずさっていた。ここは、エチオピアから明治大学へと上っていく道の途中にあるカフェ「STYLE'S GOOD FOOD SERVICE」。半年ほど前、お友達に「喫茶店のカレーでは独自の美味しさを出していると思うよ」と教わって以来、いつか訪ねてみようと思っていたお店である。

それなのに後ずさったのは、店内の女子率の高さにびっくりしたから。見える範囲はすべて女子。しかも午前11台なのにこんなに賑わっているとは…。話には聞いていたけれど、すごい人気だこと。

なるべく目立たないよう、扉をそっと開いて中に滑り込んだ。ホールの店員さんいわく、「席はありますが、料理をお出しできるまでに少し時間がかかります。よろしいですか」。この混雑じゃ仕方ないよねと承諾してカウンター席に案内してもらった。

席に着くと、早速お目当ての「ハーフドライカレー」をコーヒー付きで注文する。お値段は1000円なり。このドライカレーは、卵かチーズのトッピングを選ぶ仕組みになっている。僕はチーズを選んだ。

注文の品がやってくる前に、あらためてこっそりと店内を見渡す(「ワールドワイドカフェ」を営むOchiさんなら、堂々としてるんだろうな。僕はまだまだ修行が足りません)。男性客はほかに二人いた。ざっと女子率90%か〜。

もっとも、男女比を気にせずに冷静に見れば、居心地の悪さを感じる要素がないことに気付いた。店内は落ち着いた配色で、お昼時を外せば心地よく長居できそう。

なーんてことを考えていたら、結構な時間が経過していたらしい。綺麗なプレートに盛られたドライカレーがご到着だ。さてさて、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 22:20 | Comment(5) | TrackBack(1) | 千代田区(神保町)

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