2007年03月31日

おすすめその476 JAZZ KEIRIN(下高井戸)

黒カレーうどんJAZZ KEIRIN

世田谷区松原3-30-17携帯地図

Tel:03-3325-4916

予算:740円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


ジャズ、競輪。ずいぶんとオーナーの趣味がわかりやすい名前のお店だ。実際、中に入ればBGMにジャズが耳に入り、据え付けられたモニターでは競輪の中継や録画番組が絶え間なく流れる。

そんなアクの強いお店だけれど、讃岐うどんを発展させたという「東京さぬきうどん」がなかなかおいしい。競輪のユニフォームの色にちなんだ創作メニュー群が面白いこともあって、様々な雑誌に取り上げられている。

そのうちカレーものは2種類。「白カレーうどん」と「黒カレーうどん」(ともに740円)である。今回は黒ごまペーストを加えているという黒カレーうどんを注文した。

注文を待つ間は、常連客たちの話し声に耳を傾ける…というか、大声で次回レースの情報や着順予想などを話しているため、イヤでも聞こえてきてしまうのだった(^_^;) ごく普通の家族連れのお客さんもいるにはいるけれど。おっと、カレーうどんのお出ましだ。続きを読む
posted by たあぼう at 19:31 | Comment(6) | TrackBack(1) | 世田谷区

2007年03月30日

おすすめその475 ヴェトナム・アリス(新宿)

ベトナムカレーセット(骨付き鶏もも肉入り辛口カレー)ヴェトナム・アリス 新宿

新宿区西新宿1-1-5 ルミネ新宿1-7F
携帯地図

予算:1500円(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★☆


ルミネ新宿1の7Fはゴージャスなエスニック料理店が軒を並べる。一つは、マンゴツリー東京の姉妹店のマンゴツリーカフェ。もう一つは、今回取り上げるヴェトナム・アリス。初代フレンチの鉄人・石鍋裕氏が経営するクイーン・アリス系のベトナム料理店だ。

モダン・アジアンの店内は、華美ではないものの「お高いんだろうな」という雰囲気が漂う。そのためか平日のランチタイムながら、僕のようなサラリーマン姿はごくわずか。おめかしした女性たちや、欧米系の紳士などが主な客層だった。

ランチ用のセット・メニューも1500円とちょいと高い。実はカレー単品なら1000円で味わえる。それでも僕は1500円の「ベトナムカレーセット」をおすすめしたい。前菜とベトナム・コーヒーが付くだけでなく、単品よりもゴージャスなカレーだからだ。

先に前菜のベトナム風サラダをいただく。エスニックな香りを残しつつも、さっぱり仕上げていておいしい。日本在住経験の長いベトナム人主婦がアレンジを施した料理の数々とうたうだけのことはある。

続いてカレーがやってきた。細やかさを感じる前菜とは対照的に、迫力満点。鶏もも肉丸ごと1本がドドンと皿の中央に鎮座している。少し圧倒されつつ、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 19:17 | Comment(3) | TrackBack(1) | 新宿区(新宿/大久保)

2007年03月26日

おすすめその474 LUCY(駒場東大前)

キーマカレー(野菜トッピング)Curry & Cafe LUCY

目黒区駒場1-32-15携帯地図

Tel:03-5790-2217

予算:550円〜1000円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


駒場界隈は東京大学に筑波大付属駒場、駒場東邦など、そうそうたる学校がそろう。その割に駅前の商店街がどうも寂しいのだけど、カレー好きには救いがある。駅のすぐ近くに、カレーを得意とするLUCYというカフェがあるからだ。

店内はテーブル、カウンター合わせて20席ほど。今時のカフェらしく清潔感があって居心地がよい。カレーの値段も良心的で、一番お安い「チキンカレー」なら550円。学生さんたちでも十分に楽しめる水準だろう。

カレーはチキンのほかにも種類が豊富で、トッピングも加えられる。僕はしばらく考えてから、「キーマカレー」(750円)を選択肢、お店おすすめの季節の野菜トッピング(+100円)にした。併せてドリンク・セット(+200円)でコーヒーも注文する。

ちなみに、季節の野菜は「ブロッコリーとサツマイモ」とのこと。どんな感じでくるのかなと、わくわくしながら待とう。10分もしないうちに、ターメリック色が綺麗なバターライスの上に、ドライタイプのキーマカレーが載ってやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 21:46 | Comment(2) | TrackBack(1) | 目黒区

2007年03月25日

おすすめその473 さくらんぼ(柴崎)

野菜カレーさくらんぼ(咲蘭房)

調布市菊野台2-22-3携帯地図

Tel:042-488-0626

予算:650円〜850円
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


柴崎駅の南口改札を出てすぐ目の前、ビルの2Fにジャズ喫茶店のさくらんぼがある。入口には先代から受け継がれたという「咲蘭房」の札が掛かっていて、歴史を感じさせる。

店内は昔ながらの喫茶店然とした空間。老紳士お二人が先客でいらして、パイプで煙草をくゆらせながら旅の話などにふけっている。店の奥に目をやれば、ジャズピアノやドラムに気付く。毎週土曜日の夜はライブが開かれているそうだ。

フード・メニューを見ると、サンドイッチやパスタ、ショウガ焼きなどがあった。カレー評論家・小野員裕さんの「絶品カレー食べ歩きガイド」にも紹介されたカレーは、ドリアを含めて4種類あるな。今回は「野菜カレー」(850円)にしてみよう。

注文を終えたら、店内を流れるジャスのBGMにしばし耳を傾ける。フランク・シナトラが現れたかと思えば、ルパンIII世のオープニング曲が聞こえてくることも、バラエティ豊かだこと。

などと思っていたら、ピンク色のトマトと黄色いライスが映えるカレーがやってきたのだった。続きを読む
posted by たあぼう at 21:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 府中・調布・狛江

2007年03月24日

おすすめその472 EDOYA(麻布十番)

ビーフカレーEDOYA(エドヤ)

港区麻布十番2-12-8携帯地図

Tel:03-3452-2922

予算:1575円
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


EDOYAは1954年に創業した老舗の洋食屋さん。こぢんまりとした店内は、品の良さそうなオトナな方々で昼夜を問わず賑わっている。オムライスやハンバーグ、ビーフシチューなどに定評がある。

それらの看板メニューに隠れているものの、実は「ビーフカレー」(1575円)も出している。決して「とりあえず用意しました」型のメニューではない。なにしろ、ビーフシチューと同じおいしい牛肉を具に使っているのだから。

カウンター席に座ると、シェフたちが注文を一つ一つ丁寧にさばく姿をたっぷりと見られる。丁寧な分、混雑時には多少の待ち時間を覚悟しなければならない。代わりにその調理姿勢を見ることで、「これなら味に期待できる」と気分が盛り上がるはず。

4皿分のオムライスとハンバーグ1個をさばき終えると、ついにカレーの調理が始まった。圧巻なのはやはり牛肉だ。ひとめでおいしそうと分かる肉を、丁寧に一口サイズに切りそろえていく。それから数分、カレーがやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 22:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | 〃(麻布十番/東麻布)

2007年03月23日

おすすめその471 Raja(神谷町・御成門)

Dランチ(チキンカシミール)ラージャ神谷町店

港区虎ノ門3-22-7携帯地図

Tel:03-3578-9915

予算:890円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆〜(調整可)
量 :★★★


正則中学高等学校の向かいに面したインド料理店。目抜き通りから一本入っているため、通りすがりの客は立ち寄りにくい。そんなロケーションをものともせず、ランチタイムは近くのオフィスで働くサラリーマン、OLさんたちで賑わう。

「イラッシャイマセー」 語尾が上がるやや怪しい日本語の歓待に出迎えられた。この日も賑わっていたけれど、幸いにも2人用のテーブルに空席がある。「コチラヘドージョ」と促されるままに、その席に座った。

ランチは、ナンやライスの選択方法、グリルを食べたいかなどによって4種類のセットある。僕は「Dランチ」(900円)を選んだ。これはカレー1種に、ハーフサイズのナンとターメリック・ライス、飲み物をセットにしたもの…なんだけど、実はナンとライスはお代わり可。ハーフサイズにする理由が謎だ…(^_^;)

ま、深く追求するのはやめよう。カレーは5種類の中からの選択式で、僕は「チキンカシミール」を普通の辛さで選んだ。注文してからほとんど待たずに、カレー一式がやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 20:28 | Comment(6) | TrackBack(0) | 〃(虎ノ門/神谷町/赤羽橋)

2007年03月22日

おすすめその470 フェリスフー(荻窪)

2009年7月追記:残念ながらご主人が亡くなられたそうで、閉店となりました。

ゴロゴロ野菜と鳥肉のカレーフェリスフー

杉並区天沼3-26-15携帯地図

Tel:03-3220-5444

予算:800円くらいから
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


荻窪駅の北口から、教会通りを道なりに進む。初めてなら不安になってくる頃合いに、スプーンの模様を施した茶色の建物とオレンジ色の看板が右手に見えてくる。そこが今回取り上げるカレー屋さん、フェリスフーだ。

入口を開けると、厨房とカウンター7席ほどのこぢんまりとした空間(2階もあるようだ)。シノギの仲間と訪れた僕は、奧から2番目、3番目の椅子にそれぞれ腰掛けた。

カウンター備え付けのメニュー表には、カレーという文字があまり見当たらない。実は、お店の隅の黒板に今日のカレーが5種類ほど書いてあった。どれも個性的な名前だったのでしばし迷う。「ゴロゴロ野菜と鳥肉のカレー」(950円)に決めた。

カレーの到着を待つ合間に辺りを見渡すと、奧の窓際に「散歩の達人」のムック「ザ・東京グルメ」が置いてあった。中をのぞくと、フェリスフーが載っている。ありゃ、常設メニューの「カレー麺」が名物なのか。選択を早まったかな(^_^;)

などとシノギ仲間と話していたらカレーがやってきた。お、スープカレーだとは意外な。別のメニューを頼んだお仲間のところには、もっとカレーらしいカレーが来ている。器用に作り分けているもんだ。それでは、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 20:02 | Comment(9) | TrackBack(0) | 杉並区

2007年03月21日

おすすめその469 ぱんぷきん(仙川)

カツカレーライス西洋料理の店 ぱんぷきん

調布市仙川町1-11-5携帯地図

Tel:03-3326-2944

予算:1417円〜(カレーの場合)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


テレビ東京系「アド街ック天国」などの各種メディアで、「オムレツがおいしい」と評判になった洋食屋さん。実はその陰で目立たないカレーライスも、大人の味覚に十分に堪えるおいしさを持っている。

カレーはビーフカレーとカツカレーの2種類。前者はお肉のとろけ具合が自慢で、後者は旨味とボリューム感のバランスの良さを特徴とする。今回の僕は、後者のカツカレーをセット(1837円)で注文した。サラダと食後のドリンクが付く。

注文を終えてから30席ほどの店内を見渡した。清潔感にあふれていて、テーブルクロスの柔らかい黄色とシートの緑色がよく映える。創業25年ながら古びたところはなく、しかも華美さを抑えてあるので落ち着ける。

自家製ドレッシングのかかったサラダをいただいてから数分すると、お待ちかねのカレーの到着だ。丁寧に一口サイズに切ってあるカツ、おいしそうじゃないですか。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | 府中・調布・狛江

2007年03月19日

おすすめその468 カレーハウス1/2(木場)

ビーフカレーカレーハウス1/2

江東区木場2-5-3携帯地図

Tel:03-3642-1730

予算:800円〜1000円くらい
味 :★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


「半人前の主婦がやっています」という謙虚な気持ちを店名に込めたカレー屋さん。その慎ましい姿勢が評価され、何より家庭的なカレーがサラリーマンなど常連客に愛され、19年も続いているんだそうだ。

午後9時30分過ぎにに飛び込んだこの日も、ビール瓶を傾けながら仕事の会話を交わすサラリーマン2人組の先客がいらした。彼らとは反対側のカウンター席に腰掛けた僕に、“半人前の主婦”ことオーナーさんが話しかけてきた。

「いらっしゃいませ。今日はビーフ、コロッケ、カツカレーの3種類があります」。じゃあ「ビーフカレー」(850円)をください。そう告げると、オーナーさんは柔らかい笑顔を浮かべ、厨房へ戻っていく。

BGMのジャズを聞きながら先に運ばれてきたサラダを食べ終わったら、お目当てのカレーがやってきた。おや、ゆで卵付きじゃないですか。「サービスです」と、オーナーさんが言う。閉店間際で余ったのかもしれないけれど、心遣いが嬉しいね。続きを読む
posted by たあぼう at 22:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | 江東区

2007年03月18日

おすすめその467 ライラ(三田・田町)

カレーBセット(キーマカレー、ベジタブルカレーとナン)Laila(ライラ)

港区芝5-19-7携帯地図

Tel:03-5443-4584

予算:850円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★(野菜)〜★★★☆(キーマ)
量 :★★★☆


昨年の秋頃だったか、田町駅から都営アパートへ向かう途中にインド料理店「ライラ」ができたことを知った。シノギの先輩に教えてもらったのだけど、界隈に食事時に訪れる機会に恵まれず、はや半年。今回ようやく訪問できた。

店内は切り絵調でエスニックな雰囲気を湛えた照明がいくつも据え付けられている。座席は全体的にゆったりとした配置で、特に中央は広めに空いていた。水曜と金曜に開いているというベリーダンスの影響かな?

ランチタイムはカレーを中心としたセット・メニューを出していた。僕は「カレーBセット」(950円)を注文した。カレー2種とナンまたはライス、サラダ、ドリンクが付くものだ。カレーは、キーマとベジタブルを選び、ナンでいただくことにした。

氷のせいでやや薄めのラッシーを飲みつつ、カレーの到着を待つ。パン、パンというナンを伸ばす威勢のいい音が聞こえてから数分後、銀色のお盆でカレー一式がやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 22:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(品川/田町/お台場)

2007年03月17日

おすすめその466 喫茶ルオー(本郷三丁目・東大前)

セイロン風カレーライス喫茶ルオー

文京区本郷6-1-14携帯地図

Tel:03-3811-1808

予算:950円
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


東京大学の正門の向かいに構える喫茶ルオーは、古き良き喫茶店のイメージを今にとどめる老舗だ。以前からカレーライスが有名だが、閉店時間が20時と早い。朝遅く夜遅いヤクザな稼業に携わる身では、なかなか訪問できなかった。

今回訪問できたのは、体調不良のために18時30分での“早退”を余儀なくされた日のこと。突然思い立って寄り道した。「夕食を食べないわけにいかないし」と、誰にというわけでもなく言い訳しつつ(^_^;)

お店は2階建てになっている。今回は1階に頃合い良くテーブルが一つ空いていた。その席に案内してもらった僕は早速、「セイロン風カレーライス」(950円)を注文した。一緒に付く食後の飲み物はコーヒーを頼んだ。

座った席の前には、見るからに頭の良さそうな女性が座っていて、たばこを片手に難しそうな本を読んでいた。一方、後ろからは大学の先生らしき年輩の方々の会話が聞こえる。お店の方とも会話を交えているから、常連さんなんだろう。

などとボーッとした頭で考えていると、お店の方がカレーライスを持ってきてくれた。セイロン、つまりスリランカを名乗ってはいるものの、ご覧のとおりおうちのカレー風の一皿。味わってみますか。続きを読む
posted by たあぼう at 13:53 | Comment(10) | TrackBack(1) | 文京区

2007年03月15日

おすすめその465 バニュルス(銀座一丁目)

男カレーカタランバー バニュルス

中央区銀座2-5-17携帯地図

Tel:03-3567-4128

予算:700円〜(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★☆


バニュルスは、スペイン・カタルーニャ地方の居酒屋さんを模したお店。1Fはカウンターとテーブル席が並ぶバル、2Fは本格スペイン料理を味わえるレストランとして使える。硬軟両用の便利さが受けてか、昼夜を問わず客足が絶えない。

なぜこんなお店をカレー屋さんブログで取り上げるのかって? 1Fのランチタイムの主力メニューが、意外にもカレーだからだ。しかも、男の中の男をイメージした「男カレー」(850円)なる一品を用意しているという。行かないわけには行くまい。

ということで1Fのカウンター席に腰掛けた僕は、メニューをさっと眺めるや否や男カレーを注文した。いや、正直に言えばとろとろ卵を使っているという「女カレー」と、どちらにするか迷いに迷った末、やはり男で行こうと決めたのだった。

カレーが到着する前に、基本メニューらしき「カタランカレー」(カタルーニャ地方のカレー、700円)の説明を読む。なんと、構想期間に2年もかかったそうな。これは期待していいのかな?

…などと考えているところに、フライドオニオンと豚肉のハンバーグが載ったカレーがやってきた。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 19:30 | Comment(8) | TrackBack(0) | 中央区(銀座1〜4/銀座西)

2007年03月12日

おすすめその464 シャンティ(八王子・京王八王子)

日替わりスペシャルディナー(アルゴビとロティ)シャンティ

八王子市中町4-12 (携帯地図)

Tel:0426-42-0822

予算:900円〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


八王子駅には意外と縁がなくて、前回降り立ったのは8年あまり前、学生時代のことになる。確か長崎屋の近くだった、とおぼろげな記憶を頼りつつ周辺を数分うろつき、目当ての雑居ビルを見付けた。おお、健在だ。

お目当ては、北インド・デリー出身のスタッフが手がけるシャンティ。偶然通りがかって入ってみたら、店内に漂うお香のかおりと本格的な味わいのインドカレーに驚いたものだった。

当時、同じ思いを抱いた方はほかにもいて、拙ブログよりもずっと前に充実したカレー情報を綴っていた「大東京カレー紀行」の森明広さんは、食べ歩きの原点になったお店としてシャンティを挙げている。

さて、少しくたびれたエレベーターで4Fに上がって店内へ。インド系の人たちが6人ほど先客としていらした。談笑しているだけなんだけど、濃厚な雰囲気が漂う。入口近くの席に案内され、早速メニューを眺める。

へえ、平日の夜は日替わりのカレーと、好みのパンまたはライスを選べるセット(900円)があるんだ。今日のカレーはアルゴビ(ジャガイモとカリフラワーのカレー)か。単品メニューと比べてお得感があるし、これにしますか。

カレーと一緒に選んだパンまたはライスは、ロティ(全粒粉のパン)。そう、ナンだけじゃないところが嬉しかったりする。さらに単品メニューではプーリやバトゥーラ(いずれも揚げパン)などもそろっている。

併せて「ドリサラセット」(450円)、つまりドリンクとサラダのセットを注文し、そのサラダをいただいてカレーの到着を待つことに。と、ドレッシング・オイルがスパイスの香りを放っているじゃないですか。これは病みつきになりそう。

サラダを堪能したところにちょうど良く、カレーとロティがやってきた。刻んだコリアンダーが散らしてあったりして、割安なセットのカレーとしては立派じゃないですか。味も期待できそうだ。続きを読む
posted by たあぼう at 20:51 | Comment(9) | TrackBack(0) | 八王子・日野

2007年03月11日

おすすめその463 ドッグカフェWITH(新宿御苑前・新宿三丁目)

WITHカレードッグカフェWITH

新宿区新宿2-2-6 第一福富ビル1F
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Tel:03-3350-1041

予算:680円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★


新宿御苑沿いの通りは、散歩客がほっと一息つくのにぴったりのお店がいくつか並んでいる。拙ブログではボウルズカフェぴーまんを紹介してきたけれど、今回のWITHもその一店だ。

ドッグカフェと銘打っている通り、ワンちゃんと一緒に訪れて楽しめる。お茶やケーキなどを食べつつ、ワンちゃんにはトリミングをしたり、おもちゃで遊ばせたり…といった具合だ。

そんなお店だけど、食事メニューの一押しがなぜかカレーになっている。その名も「WITHカレー」(680円)である。犬を飼っていないけれど、入らないわけにはいかないよね。

平日の昼間、それもお天気が今ひとつの日に訪れたこともあって、店内はのんびりしたムードが漂っていた。入口近くの席を確保した僕は、すぐにWITHカレーを注文する。ほどなくして、レタスいっぱいの盛り付けが印象的なカレーがやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 15:32 | Comment(5) | TrackBack(0) | 新宿区(新宿/大久保)

2007年03月08日

おすすめその462 Cali Cari(東銀座・築地市場)

Cランチ(ミックス・ベジタブル、チキン)Cali Cari(カリカリ)

中央区築地4-3-11 AQUAビルB1
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Tel:03-3545-4877

予算:1050円〜1600円(昼)
味 :★★★★☆
辛さ:★★☆〜★★★
量 :★★★


「京橋郵便局の脇を入ったところに、おいしいインド料理店があるよ」と、外回りが多いシノギのお仲間が教えてくれた。へええ、京橋にそんなお店あったっけ。え、場所は京橋じゃなくて築地? 最寄り駅は築地じゃなくて東銀座? ややこしいな。

お仲間の指示通りに歩いて、お店の前まで無事やってきた。ところが入口からが長い。ほの暗い階段を降りても降りても着かない。不安を覚えた頃合いにようやく、「いらっしゃいませ」と声がかかる。客席のある地下2階までたどり着けたのだった。

席を確保してランチのメニューを見た。カレーの数やライス、ナンの選択肢などで4種類あるようだ。僕はCランチ(1200円)を選択した。カレー2種とハーフ・サイズのナン、ミニサイズのサフラン・ライス、サラダ、ラッシーのセットである。

カレーはミックス・ベジタブルとチキンを選んだ。野菜ものは絶対外すまいと決めていた。オーナーのご実家から届く有機野菜を使っているとの情報をあらかじめ得ていたからだ。

カレーの前にやってくるサラダとラッシーが素晴らしい。サラダは新鮮さがうかがえるシャキシャキぶり。ラッシーは泡立てている本格タイプで、ほどよい酸味が心地よい。一気に飲み干しそうになった。

この二品をいただけば、いやが上にもカレーへの期待が高まってくる。おっと、噂をすればきましたよ〜。続きを読む
posted by たあぼう at 22:51 | Comment(25) | TrackBack(1) | 〃(築地/八丁堀ほか)

2007年03月07日

おすすめその461 MOMO CURRY(吉祥寺)

野菜チキンスープカレーMOMO CURRY(モモカレー)

武蔵野市吉祥寺本町1-10-9 冨澤ビル2F
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Tel:0422-22-0231

予算:900円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★(普通の場合)
量 :★★★


重たい引き戸を開くと、観葉植物とデザイン性に富んだ椅子が目に付く空間が広がっていた。ここは吉祥寺のMOMO CURRY。オサレカフェと紹介しても納得してもらえる「雰囲気」を備えたカレー屋さんだ。

MOMO CURRYの特徴の一つは、用意するカレーの幅広さ。お店が定番と位置付ける欧風カレーのほか、スープカレーにタイ風をそろえる。さらに、チキンやポーク、野菜、きのこといった具の違いによってバリエーションを作り出している。

今日の僕はスープカレーを食べたい気分だった。そこで注文したのは「野菜チキンスープカレー」(980円)。たくさんの種類の野菜が味わえるんだそうだ。

カレーがやってくるまでの間は、カウンターに並ぶお酒を眺めて過ごした。各国のビールをはじめとする多様な洋酒のほか、芋焼酎の晴耕雨読、しそ焼酎の鍛高譚(たんたかたん)などが目に入ってきた。全体的に女性に人気の銘柄が多いようだ。

おっと、青磁を思わせる色彩の器にスープカレーが盛られてきましたよ。続きを読む
posted by たあぼう at 23:19 | Comment(9) | TrackBack(1) | 武蔵野・三鷹

「こむぞう」に紹介していただきましたデザイン協力:マイクロフィッシュMapFan