残念ながら2008年6月10日に閉店しました。
SITAARA AGNI(シターラアグニ)
中央区銀座2-4-6 (
携帯地図)
Tel:03-5159-7106
予算:1000円〜(昼)、5000円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★〜「友人たちとオシャレなお店でカレーを食べたいのですが、紹介してくれませんか?」−−。
プリン愛好家にしてチケット交換サイト「
おけぴネット」の管理人を務めるぷりんさんから、こんなご提案をいただいた。そこでご紹介したのが、銀座のシターラ・アグニである。
名前のとおり、東京に高級インド料理店というスタイルを確立した
シターラの姉妹店。ここアグニは、タンドール料理をつまみにワインを楽しむカウンター・バーというコンセプトを掲げる。カウンター主体ながら、お店の奥にはテーブル席もある。そこを予約すれば個室感覚で楽しめる。今回のように6人ほどで使うのに適したスペースだ。
食前のドリンクによる乾杯をしたところで、僕は料理の注文係を請け負った。人数が多いので、まずベジタリアン向けのカバブのプレート(各種野菜の串焼き2ピースずつ)を2皿注文。さらに、お店が特別メニューとして用意する高級魚ハモの串焼きと、メカジキのタンドール焼き(フィッシュ・ティッカ)を3ピースずつ注文した。
プレートには、ほうれん草、カリフラワー、ナス、パニール(インド風カッテージ・チーズ)など、インド料理の定番の素材を使ったタンドール焼きがたっぷり盛られていた。素材ごとにスパイスの味付けが異なるなど、工夫を凝らしているのが分かる。僕はほうれん草を特に気に入った。
次に、シターラアグニのオリジナル料理と思われるハモをいただく。こちらは割とシンプルで、素材の持ち味を楽しめるようになっていた。フィッシュ・ティッカもそうなのだけど、全体的にメリハリは弱めで玄人好みの味付けという印象を受けた。
そこそこ食べ進んだところでカレーを注文する。今回は6人分だから、いろいろ注文できて楽しい。まずは基本を押さえた「チキンカレー」(1600円)に、ドライタイプを一品と考えて「ビンディ・マサラ」(おくらのカレー、1200円)。女性の人気を獲得しそうな「ゴア・プローン・カレー」(西インド・ゴア地方のエビカレー、1600円)も外せない。
残りは、他店であまり見かけないものを選んでいこう。インド料理にしては珍しく8時間も煮込んで仕上げるという「ラム骨カレー」(1800円)と、マンゴーの果肉を投入してある「マンゴカレー」(1600円)。そして極め付きが夏季限定、写真も撮影した「冷やしカレー」(1700円)。冷たいスープ状のグリンピースを食べるカレーだそうだ。
パンの種類もなかなか豊富。プレーンのナンのほか、バターナン、ガーリックナン、ロティ(全粒粉のパン)、ロマリ・ロティ(ハンカチ状に焼いたロティ)と注文した。
全部そろった時には、いやはや、なかなか壮観である。その中でも冷やしカレーは際だっているけれど。では、いただきます。
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