2009年02月28日

おすすめその666 10-ZEN(品川)

Cセット(薬膳カレー)10-ZEN(じゅうぜん)

港区高輪3-25-29携帯地図

Tel:03-5795-1649

予算:1000円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


10-ZENは、薬日本堂グループが運営する漢方ミュージアム内に入っているレストランである。「食=美+健康」をコンセプトに、野菜をふんだんに使った薬膳料理を提供する。ジャンルは日本料理からエスニック料理、火鍋と幅広い。

カレー好きにとってはランチタイムが見逃せない。いくつかあるセット・メニューの一つが「薬膳カレーランチ」(1000円)だからだ。健康に配慮したチキン入りのスープカレーに、黒米、赤米などの健康的なライス、有機野菜のサラダ、健康茶の「漢茶」、デザートが付く。

セルフ形式のため、お店に入ったらまず入口近くのレジで注文をしよう。会計を済ませて番号札を手渡されたら、適当な席を確保して待つ。周りを見ると、健康への関心が高そうな、やや年齢層高めの女性客が多いことが分かる。

「○○番の方〜」 おっと、お呼びがかかった。受け取り場所へ向かうとカレーやサラダが載ったお盆が待っている。空の容器も載っているなと思ったら「ライスは盛り付け自由ですので」と店員さんに教えていただいた。この仕組みなら、お腹を膨らませたい男性でも満足できるかも(^_^;) では適量を盛り付け、席に戻っていただくとしますか。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | 〃(品川/田町/お台場)

【ブログ開設4.5周年記念】2008.2〜2009.2のマイベスト10

毎年恒例のマイベスト10です。2008年2月26日から2009年2月25日までの期間で、印象に残ったカレー屋さんを取り上げます。

昨年は体調を崩したり、シノギで責任を問われる役割を務める機会が増えて暇がなくなったり、その他もろもろで、あまりブログを更新できませんでした。新しいカレー屋さんの紹介も大幅に減ってしまい、都内のお店が74店、東京以外の地域が26店です。ぎりぎり100店ですね…。

※なお、選定基準はあくまで「強く印象に残った」です。もちろんカレーのおいしさも大切ですが、それ以外の要素も加味しています。また、僕の印象に残ったお店が、あなたにとってのベストとは限りません。あくまでご参考程度でご覧ください。

【都内編】
1.ケララの風(大森/南インド)
僕がその昔、南インド料理の手ほどきを受けた沼尻匡彦さんが独立して開いた南インド料理店。はずすわけには行きません。それにしても、あのさっくりと揚がったワダ(豆のドーナツ)はおいしかった。

2.レストラン吾妻(本所吾妻橋/欧風カレー)
1913年(大正2年)に創業した吾妻橋の洋食屋さん。素材の良さ、そしてホスピタリティの高さに感服させられます。値段も高いけれど、訪問の価値は十分にあり。僕が手伝わせていただいた角川さんのムック「うまいカレーが食べたい!」にも掲載されました。

3.Cafe de MoMo(牛込柳町・曙橋/インド風カレー)
かつて神宮前で評判を集めた「GHEE」(ギー)そして「Fancied」(ファンシード)のカレーがここに復活! 「ワールドワイドカフェ」のOchiさんと、激辛ビーフカレーを苦しみながら食べました。

4.厳選洋食さくらい(上野広小路・上野御徒町・御徒町/欧風カレー)
あえてリーズナブルな値段の範囲で、食材や味を厳選する――。こんな顧客志向のコンセプトを掲げる、有名な洋食屋さんです。濃厚な旨みと、口の中でぱっと広がるスパイス感が秀逸なカレーを楽しめます。

5.HERBE(中野新橋/欧風カレー)
ディナーの割安なセット・メニューが、望外のおいしさでびっくり。店名のとおり、スパイスだけでなくハーブも多用するカレー、欧風カレー好きのあなたには、ぜひ味わってみてほしいものです。

6.ア・ヴォートル・サンテ・エンドー(東銀座/欧風カレー)
人気ブログ「食い道をゆく」の作者・ヒロキエさんにご案内いただきました。色とりどりのフルーツたちが、絶妙のバランスでカレーになじんでいました。

7.naturaltea cafe(護国寺/インド風カレー)
紅茶を主力とするカフェですが、実はカレーもおいしいのです。派手さこそないものの、毎日でも食べたくなるような味わいなのでした。熱い時期には、食後にフローズンチャイもぜひ。

8.リトルスパイス(吉祥寺/インド風カレー)
評判のとおりおいしいカレーです。でも僕にとってはそれ以上に、3年以上も振られ続けてきて、ついに訪問できた感動が何より大きかったのです(笑)

9.勝鬨亭(勝どき/おうちのカレー風・インド風カレー)
昔ながらの長屋を改造してひっそりと営業する洋食屋さんです。それでも昼時にお客さんが絶えないのは、数種類のおいしいカレーをリーズナブルな値段で味わえることも大きな理由だと思います。

10.TAPiR(新大久保・大久保/インド風カレー)
不思議な素材を使って独創的なインド風カレーを作ってしまうことに、お送り人か魅了されると思います…などと僕が何か言うよりも「CURRY DIARY」のUSHIZOさんが大のお気に入りの1軒として有名ですかね(^_^;)

これまでと比べると、カレーのジャンルが偏ってしまいました。もっともこの1年間は、日本人シェフの手によるカレーが味わえるお店を意識的に多く回ったので、こうした結果が出るのも当然ではあるのですが。続きを読む
posted by たあぼう at 01:00 | Comment(11) | TrackBack(0) | たあぼう's ベスト

2009年02月27日

おすすめその665 ブラッセリー チェンナイ(赤坂・溜池山王・国会議事堂前)

マッリー・マサラ・ドーサブラッセリー チェンナイ

港区赤坂2-12-33 赤坂永楽ビルB1
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Tel:03-6234-0888

予算:2000円くらい〜
味 :★★★★(夜)
辛さ:★★☆〜★★★★
量 :★★★


「なー、上手いもの食べられる店に連れて行ってくれよ」

普段、席が離れているシノギの同僚から珍しく声をかけられたと思ったら、冒頭の発言である。こいつは僕をグルメ用データベースか何かと思っている節がある。以前、「自分でもおいしいお店を開拓してみたら?」と振ってみたら「俺は他にやることがあって忙しいんだ」と返された。おいおい、僕は食べ物のことしか考えていない暇人ってことかい(笑)

まあいいか。二人で出かけて食べがいがありそうな店に行くとしよう。そこで足を向けたのが、赤坂の南インド料理店、ブラッセリー チェンナイである。ディナー・タイムであれば、なかなか珍しい南インドの味を楽しませてくれる。

黒胡椒ラッサム例えば「ラッサム」(酸味のあるスープ、580円)であれば、よく見かけるトマトのほかに、パイン、黒胡椒という変わり種を用意する。そこで僕もパイン・ラッサムを注文しようと思ったものの、ホールの店員さんは「甘いんですよ」しか言わず、微妙な態度を見せる(^_^;) じゃあ、黒胡椒ラッサムにしますか。

こうして一般的なラッサムよりもかなり胡椒っけの強いラッサムをいただくことに。うん、これはこれで面白いな。続いて注文した「ワダ」(豆のドーナツ、980円)は手堅い作りだった。サンバル(野菜と豆のカレー)と、ココナッツ、トマトの2種類のチャツネが付く。

そして、今回のメイン・イベントである「ドーサ」(お米のクレープ)だ。ブラッセリー チェンナイでは、具の違いなどに応じて18種類ものドーサを用意する。この品ぞろえ、インド本国のちょっとした料理店に匹敵するだろう。値段が1380〜1880円と、「ドーサ=軽食」というイメージから離れているのが残念だけど、試す価値はありそうだ。

ということで、お皿からはみ出す大きさで、さらに自身の重みで先端の形が今にも崩れそうな「マッリー・ドーサ」(1580円)がやってきた。とても一人で食べる気にはならない(^_^;) たとえグルメ用データベースと扱われようとも、同行してくれる人がいたからこそ注文できたわけで、同僚には感謝しないといけないな。続きを読む
posted by たあぼう at 22:15 | Comment(6) | TrackBack(0) | 港区(青山/赤坂)

2009年02月22日

「王様のブランチ」新橋ランチにカレー屋さん2軒登場

TBS系の「王様のブランチ」は、結構な頻度でカレー屋さんを紹介している番組の一つです。昨日はカレーが本題ではなくて「おいしいものはOLさんに聞け! OLランチランキング:新橋編」だったわけですが、5軒中2軒がインドカレー屋さんでした。ということで紹介します。

グランドダージリン新橋店

マンダラ 2nd

もう一つ、「ASIAN QUISINE HAYMARKET」も、ラクサのようなカレー系エスニック料理が味わえるお店でした(拙ブログでは紹介していませんが…)。新橋のOLさんはカレー好きなんでしょうか(^_^;)
posted by たあぼう at 02:21 | Comment(4) | TrackBack(1) | カレー談義

2009年02月21日

おすすめその664 HERBE(中野新橋)

エルブカレー野菜ダイニング HERBE(エルブ)

中野区弥生町2-28-10 イナベビルB1
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Tel:03-3384-7017

予算:900円(カレー単品)〜
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★☆


拙ブログが水面下で進めている微妙な企画の一つは、主要鉄道路線の全駅のカレー屋さんを紹介すること。これまでに山手線中央線日比谷線半蔵門線で達成してきた。

そして今回は丸の内線。最後に残っていた中野新橋駅の周辺を歩き回っていると、エルブというお店に出会った。「ハーブ」を意味するフランス語なんだろう。

階段を下りてお店の扉を開くと、気のよさそうなおばさまが「いらっしゃいませ」と声をかけてくれた。十数席ほどのこぢんまりとした洋食屋さんといった印象だ。適当な席に着くと、おばさまからメニューを手渡される。パラパラと眺めた僕は「へえ、良心的だねえ」と感心した。

ディナー・タイムにもかかわらず、「Aセット」(1200円)というお手頃セット・メニューがあったからだ。しかも内容にはチープさが感じられず、お店の名前を冠したエルブカレーに、生ハムフルーツサラダ、ドリンクが付く。ドリンクはアルコールも選べるという太っ腹ぶりだ。

生ハムサラダカレーのセットなんて僕のためにあるようなもんじゃないか。そう思った僕はAセットを注文した。ただ、これだけでは少し悪い気がしたので、おつまみ替わりにチーズスティックを別に注文した。これも300円と良心的な値付けである。

店名どおりハーブ・ティーが充実しているため、その中からレモングラスとラベンダーのブレンド茶を注文。それを飲みつつ、料理を待った。すると、最初に到着したサラダで驚かされた。メロンのほか、キウイ、イチゴ、グレープフルーツといった果物それぞれに生ハムが巻いてある。予想以上に手が込んでいる! しかも、この値段で!!

続いてやってきたチーズスティックも、一人でつまむのがもったいないくらいだった。見た目にきれいで、しかもサクサクに揚がっていた。いやはや、素晴らしい。

こうなるとカレーにも期待が高まる。チーズスティックを食べ終わるのを待って、その一皿を運んできてくださった。これも見た目から凝っているね。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 18:30 | Comment(1) | TrackBack(0) | 中野区

2009年02月20日

おすすめその663 カリヒオ(幡ヶ谷)

タジンマサラチキンカレーCARI-RIO(カリヒオ)

渋谷区幡ヶ谷2-48-7携帯地図

Tel:03-5371-0125

予算:870円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★(タジンマサラの場合)
量 :★★★


幡ヶ谷の六号通り商店街の途中、花屋さんの角を左へ折れて入ってみよう。細い道の奥に「カリヒオ」という名前のカレー屋さんが見つかるはずだ。

実はカヒリオのことは、「カレー侍」のsamuraiさんにだいぶ前に教わっていた。にもかかわらず、近隣に用事がなくて長らく宿題のままにしていた。そんな僕が腰を上げたのは、お店を案内するメールがひょっこりと届いたから。店主の川村圭さんらしき方からのものだったのだ。これは訪問しないわけにはいかない。

「いらっしゃいませ〜」 お店の扉を開くと、オシャレなめがねをしたシェフの元気な声で迎えられた。すがすがしい気分になった僕は、奥のカウンター席を確保。最初から注文するカレーはほぼ決めていたけれど、一応メニューを眺める。うん、やっぱりこれだな。

「タジンマサラチキンカレー」(870円)である。東銀座の超有名店「ナイルレストラン」のナイルさんから開店1週間前に教わったというお店の看板メニューだ。ナイルさん流のカレーであることに加え、「カレーなのになぜタジンを使うのだろう??」と不思議に思ったこともあったからだ。

サラダタジンとは、北アフリカのマグリブ地方(モロッコやチュニジアなど)でよく使われるとんがり帽子型の鍋のこと。煮込み料理によく使われ、水が少なくてもおいしく調理できるといわれる。カレーとの組み合わせは初めてお目にかかるな。

先にやってくる手作りドレッシングがおいしいサラダを食べている間、いかにも熱そうな音が厨房から聞こえてくる。それが一段落すると、来ましたよ来ましたよ、とんがり帽子が。熱いので器に触るのは要注意。では、いただくとしますか。続きを読む
posted by たあぼう at 01:51 | Comment(7) | TrackBack(1) | 〃(初台/幡ヶ谷/笹塚)

2009年02月16日

おまけ神奈川12 ニルヴァーナ・スパイスカフェ(横浜:横浜)

ベジタリアンミールスセットNIRVANA SpiceCafe
(ニルヴァーナ・スパイスカフェ)

横浜市西区高島2-16-1 ルミネ横浜店6F
携帯地図

Tel:045-308-7055

予算:880円〜1500円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


ニルヴァーナ・スパイスカフェは、東京ミッドタウンにあるニルヴァーナ ニューヨークの姉妹店。東京ミッドタウンのお店が豪華さ抜群であるのに対し、こちらはややお手頃なカフェスタイルを採用する。とはいえ、宿場町の食堂をイメージした白基調の店内は、十分にスタイリッシュだなぁ(^_^;)

お店の雰囲気と同様に、料理の趣向もミッドタウンのそれとは変えている。南インド料理にほぼ絞り込み、しかもミールス(南インドの定食)などのセット・メニュー中心だ。多くのお客さんには馴染みが薄いであろう南インド料理を、少しでも選びやすくする工夫だろう。

つまり、濃厚な雰囲気の南インド料理店には入る勇気がわかない初心者の方が、ミールス・デビューする場所としては良さそうだ。

ということで僕は「ベジタリアンミールスセット」(1400円)を注文した。カレー2種類のほか、パロータ(パン)とライス、ポリヤル(香味炒め)、ラッサム(酸味のあるスープ)、ヨーグルトなどが付くメニューである。カレーはサンバル(野菜と豆のカレー)とミックス・ベジタブルを選んだ。

こちらが南インド料理店を何軒も巡っているとはご存じない若い店員さんは、丁寧に料理を説明してくれた。教育が行き届いているんだね。説明を受けてからしばらく待つと、一式そろってやってきた。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 神奈川

2009年02月15日

おまけ大阪6 カンテ・カンテ(大阪市:梅田・大阪)

ココナッツとチキンカレー定食CANTE CANTE(カンテ・カンテ)

大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街南館B2
携帯地図

Tel:06-6377-6387

予算:750円〜1200円くらい(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


ウルフルズのトータス松本さんたちがかつてアルバイトしていたことで有名なカフェ「カンテ・グランデ」。同店の姉妹店が阪急梅田駅の地下三番街にある。それが今回取り上げるカンテ・カンテだ。

インド北西部・ラジャスターン地方の民家をイメージしたというお店は、エスニック系の雑貨や小物類もいっぱい置いてあるなどエキゾチックで、しかもポップな雰囲気を漂わせる。そんな様子に惹かれて訪れる女性のお客さんが多い。ありゃ、おじさん一人客は僕だけか(^_^;)

席数は15席ほどと小さめ。それでも「食べるカンテ」と位置づけているだけあって、食事メニューは充実している。特にインドのターリー(定食)形式のメニューや、チャパティ(全粒粉のパン)で具材を巻いたロールものが目を引いた。

ランチに訪れた僕は「チキンとココナッツカレー定食」(1100円)を注文した。チキンカレー、ココナッツカレーの2種類のカレーに、チャパティ、ターメリック・ライス、サラダ、飲み物がセットになっている。

それにしても、ナンではなくてチャパティが付くのは国内のお店では珍しい。本来、インドの庶民食としてはナンよりもチャパティの方がポピュラーだから、こんなお店が一定の人気を博すのは嬉しい。日本のインド料理の幅が広がりそうだ。

なーんて考え事にふけっていたら、定食がやってきましたよ。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 19:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 関西

2009年02月13日

「アメトーーク」盛り上がったようですね

テレビ朝日の芸人トーク番組「アメトーーク」、ガンダム芸人などで盛り上がっていた記憶がありますが、きのうの夜はなんとカレー芸人だったそうですね。情けないことですが、その時間、職場に居残っていた僕は完全に見逃しました…(-_-;)

いろんなネタで盛り上がったようですが、ご覧になられた方はいかがでしたか?

とりあえず、以下に番組で紹介されたお店のリンクを張っておきます。

●ヒデさんおすすめ
ホットスプーン

●宮川大輔さんおすすめ
CoCo壱番屋→拙ブログでは取り上げていません…

●ケンドーコバヤシさんおすすめ
オーベルジーヌ

●関根勤さんおすすめ
ナイルレストラン

●オリエンタルラジオ・藤森さんおすすめ
もうやんカレー

●チュートリアル・徳井さんおすすめ
サフラン(大阪・本町)→拙ブログでは取り上げていません…

●バッファロー吾郎・木村さんおすすめ
ゴーゴーカレー新宿総本店→拙ブログでは取り上げていません…

●その他、番組で紹介されたカレー屋さん
モンスナック

パク森

自由軒 難波本店(大阪・なんば)→拙ブログでは取り上げていません…
posted by たあぼう at 19:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | カレー談義

2009年02月11日

おすすめその662 珈琲屋マロコ(府中)

手作りカレーライス珈琲屋マロコ

府中市府中町2-6-4携帯地図

Tel:042-362-6655

予算:1000円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


入口の円筒型の郵便ポストがトレードマーク。珈琲屋マロコはレトロなたたずまいが府中界隈でよく知られたカフェである。マロコとはロシア語の牛乳のこと。オーナーさんのご実家が牛乳販売店だったことにちなんで名付けたそうだ。

暖簾をくぐって中に入ると、外観と同じようにレトロな雰囲気が広がっている。時計にランプ、足踏み式ミシンといったアンティークものがあちこちに並ぶ。オーナーさんのご趣味なんだそうで。お好きな席にどうぞと言われた僕は、いろり風になっている席に座った。

サラダこのマロコに僕が訪れたのは、手作りのカレーがおいしいという話を聞きつけたからだ。単品はたしか735円。お店の名前を冠した「マロコブレンド」などのコーヒー、ドリンク類とセットで注文することもできる。

豆やキノコが入った手作り感あふれるサラダを先にぱくついていると、お目当てのカレーがご到着。ゆるめのカレーソースがまるで海のよう。ライスの島の上には、レーズンやナッツがちょこちょこと載っている。さて、どんなカレーでしょうか。続きを読む
posted by たあぼう at 19:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 府中・調布・狛江

2009年02月03日

おすすめその661 CITA・CITA(東京・二重橋前・大手町)

新チタチタどんぶり・フィッシュチップのレッドカレー丼CITA・CITA(チタチタ)

千代田区丸の内2-4-1
丸の内ビルディング5F (携帯地図

Tel:03-5220-2011

予算:800円〜1500円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


丸ビルに入っているお店はオシャレなところばかりだけど、何かと高くつきやすい。そんな中で、CITA・CITA(チタチタ)はランチであれば800円台からメニューを用意している良心的なお店だ。それがカレーとくれば、紹介しないわけにはいかない。

欧米人が憧れる「神秘的なアジア」をイメージしたという店内は、確かにアジア風味ながらモダンで落ち着いた配色をしている。雰囲気の良さとリーズナブルな値段とが相まって、近隣のOLさんたちに大人気のようだ。12時前だというのにほとんどの席が埋まっている。

運良く潜り込めた僕は、案内された席で早速メニューを眺める。「新チタチタどんぶり」(800)という愛称が付いたタイ風カレーが第1候補。このほかに、1500円と豪華なカレーもあるようだ。

お腹具合や懐具合と相談すると、レギュラーの新チタチタどんぶりでいいな。週替わりで少しずつカレーの種類が変わるようで、この週は「フィッシュチップのレッドカレー丼」だった。じゃ、これでお願いします。一緒に食後向けの「アイスティー」(100円)も注文した。

スープと揚げせんべい注文するとほどなく、スープと揚げせんべいがテーブルに置かれた。へええ、前菜も付くんだ。てっきりカレーどんぶりだけだと思っていたら、良心的だこと。どちらもおまけにしては頑張っていて、スープはほどよい塩加減で、揚げせんはさっくりとしていた。

続いては、お目当ての一皿のカレーである。どんぶりという言葉のイメージとはかけ離れた綺麗な盛り付けだ。主力客であろうOLさんからも満足してもらえそうだね。では、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 23:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(大手町/丸の内/有楽町)

2009年02月01日

おまけ埼玉5 ムムタージ(さいたま市:大宮)

ディナーセット(マトンドゥピアザ)MumuTaj(ムムタージ)

さいたま市大宮区桜木町1-10-18
携帯地図

Tel:048-645-8801

予算:1380円〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★


ムムタージは、埼玉県東部で営業するインド料理店、タージマハール・グループの姉妹店。ムガル帝国のムムタージ妃の墓所であるタージマハールを模したオサレな内外装が印象的だ。土日には結婚式の2次会によく使われているという話にも納得できる。

ムムタージ店内業態にも「よくあるインド料理店には終わらせまい」という攻めの姿勢が感じ取れる。例えば、バー・カウンターを設けているのがその一つ。酒マニアさんにはさすがに厳しいものの、オリジナル・カクテルの豊富さを評価すると、お酒が主目的のお客さんにも十分対応できそうだ。

そんなわけで、僕はカレーとオリジナル・カクテルを注文することにした。カレーは単品主体だけど、今回はお手頃な「ディナーセット」(1380円)にしようっと。カレー1種のほかに、サラダ、カバブ、ナン、サフランライス、ソフトドリンクが付くものだ。

このセット、素晴らしいことにカレーだけでなくナンの種類まで選べる。プレーンタイプ以外にガーリック、チーズ、ゴマという選択肢ある。僕はカレーがマトンドゥピアザ(マトンとタマネギのカレー)、それにゴマつきのナンという組み合わせを選んだ。

カクテル(皇帝シャー・ジャハン)一緒にカクテルも注文した。「皇帝シャー・ジャハン」(700円)。畏れ多くもムムタージ妃を溺愛した旦那様の名前だ。ちなみに女性的な「ムムタージ」も当然のようにあった。

先にやってくる見た目に凝ったサラダをつまみに、皇帝シャー・ジャハンをちびちびといただく。なるほど、ジンやウォッカ、それにグレープフルーツだろうか。どこらへんが皇帝かは分からないけれど、さっぱり系で男性的な味わいだ。おっと、そんなことを言っていたら綺麗な器に盛られたカレーがやってきましたよ。
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posted by たあぼう at 23:00 | Comment(3) | TrackBack(0) | 埼玉

「こむぞう」に紹介していただきましたデザイン協力:マイクロフィッシュMapFan