2009年04月29日

おまけ埼玉6 cafe leute(狭山市:狭山市)

柔らかチキンとトマトのカレーと黒米ごはんcafe leute(カフェロイテ)

狭山市入間川2-3-4携帯地図

Tel:04-2954-1010

予算:800円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


拙ブログで何度か紹介した「Cafe & Restaurant 4月号」のカレー特集を読み終えた後、そのまま続けて「彼女のカフェストーリー」というコラムに目を通した。狭山茶の産地として有名な埼玉県狭山市にある、カフェロイテを紹介していた。

そのコラムを何気なく読むうちに、引っかかるものがあった。「都内ならともかく、狭山市のようなお茶どころやベッドタウンで、コーヒーや紅茶が主力のオサレカフェって成り立つの?」と。え? お若い姉妹2人が営業していることに引っかかったんでしょ? 否定はできません(^_^;)

いずれにせよ気になってカフェロイテのWebサイトを調べたら、記事では一切触れられていなかったカレーがあることに気付いた。僕はますます関心を強め、訪ねてみた。

再開発中の狭山市駅前を抜け、道を間違えたかなと少し不安になるくらい北西に歩いたところでお店が見つかった。くだんのコラムによれば「ここはカフェには向かない」と不動産屋さんに言われたそうだけど、それもうなずける場所だ(^_^;)

そんな立地ながら、お店はほどよく賑わっていた。ドイツをイメージしたという店内は、確かに整然としている。一方で気の利いた小物が飾られていて、温かみも感じられる。この雰囲気に惹かれるお客さんが多いのだろう。

席に着き、メニューをさっと眺めた僕は「柔らかチキンとトマトのカレーと黒米ごはん」(800円)を注文した。Webサイトを閲覧した時点で決めていたからだ。しばらく待つと、カレーとサラダがプレートに載ってやってくる。黒米のごはんの盛り付けが可愛らしいね。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 埼玉

2009年04月28日

おまけ千葉2 サールナート(船橋市:大神宮下)

ランチサールナート

船橋市宮本5-1-8携帯地図

Tel:047-426-0231

予算:1050円(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★☆(エッグ&ベジ)〜
★★★☆(チキン)
量 :★★★


京成本線の船橋駅から普通列車で一駅隣へ。船橋大神宮がある以外は特に目立たない町並みの一角に、なぜか行列ができていた。平日の昼間にもかかわらず。行列に近付くと、サールナートのインドカレーを目当てにしものだと分かった。いやぁ、すごい。

サールナートは麹町・アジャンタ出身の日本人シェフが営むインド料理店だ。お店の前までたどり着けば、「行列ができるのもやむを得ないか」とあなたも思うかもしれない。スパイスの芳香に包まれるからだ。

行列に並び十数分待つと声がかかった。扉を開くと、お店の外以上に華やかな香りが充満している。12席でいっぱいいっぱいのこぢんまりとしたお店なんだね。

席に着いたら早速注文に移る。ランチであれば1050円のセットを注文すればいいだろう。このセットには2種類のカレー(日替わり含む5種類のカレーから選ぶ)に、ナン、ライス、サラダ、アチャール、ヨーグルトなどが付くものだ。

2種類のカレーは、南インド風をうたっている「チキン」と、「エッグ&ベジ」を選んだ。麹町アジャンタは、今のように南インド料理が認知されるはるか前から、南インド料理を供していた。同店の出身のシェフと聞けば、どうしても一品くらいは南インド系を加えたくなる。

注文を終えてからも、ある程度は待つことを覚悟せざるをえらい。先客さんたちの注文への対応がまだ終わっていない場合が多いからだ。1時間弱のシノギの合間で訪れると、少し肝を冷やしそうだな。

結局、行列の最後尾に並んでから30分あまりが経過して、ついに念願の一式がやってきた。待ったかいがあっておいしそうだね。続きを読む
posted by たあぼう at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉

2009年04月26日

おまけ千葉1 シバ(千葉市:稲毛)

サービスターリ(チキン、モロヘイヤ)カレーレストラン シバ

千葉市稲毛区稲毛東3-19-15携帯地図

Tel:043-246-2060

予算:1000円くらい〜
味 :★★★★☆
辛さ:★★〜★★★☆(チキン)
量 :★★★


拝啓 陽春の候、小野さんは元気にお過ごしでいらっしゃいますか。

ご存じのとおり、私がカレーの食べ歩きを始めた当初に手に取ったガイド本の1冊は、小野さんの「東京カレー食べつくしガイド104/380店」でした。インターネットでカレー屋さん情報がほとんど手に入らなかった当時、関東各地の380店も食べ歩いた中から厳選された104軒、大いに参考にさせていただきました。

104軒の中で、ひときわ印象に残ったお店が稲毛のシバでした。何より、小野さんの紹介方法が斬新に感じられたのです。カレーガイド本でありながら、小野さんにお店を紹介した女性に向けた手紙文のスタイルで綴られていたからです。

あれから10年あまり。この間にシバは「dancyu」などのグルメ誌やタウン誌の常連店となり、ネット上でも多くのファンが声を寄せる有名店になりました。しかし、あの手紙文以上に印象に残る紹介にはいまだ出会いません。拙ブログで紹介する際も、オマージュの意を込めて手紙文スタイルを採用させていただきます。

今回、私がシバで注文したのは「サービスターリ」(1200円〜)です。メインのカレー1種類に、サグ(青菜)のカレー1種類、野菜のカレー1種類、ターメリックライス、ダル(豆)のスープ、アチャール、チャイがセットになったものです。

メインのカレーにはもちろん、小野さんがご推奨のチキンを選びました。サグは一般的なほうれん草もありますが、逆にほうれん草以外のサグを用意しているシバのようなお店は貴重です。せっかくだから「モロヘイヤ」(200円増し)にしました。

私が座った席の隣には、スリランカ人のお客さんがいらしていました。シバは特定の地方料理ではなく、ネパールなどを含むインド圏のさまざまな料理を出しています。スリランカ人にも受け入れられているのですかね。そんなことを考えているうちに、ターリー皿とダルのスープかが来ました。続きを読む
posted by たあぼう at 02:05 | Comment(5) | TrackBack(0) | 千葉

2009年04月21日

おすすめその683 MOVE CAFE(新宿三丁目)

焼きカレーMOVE CAFE(ムブカフェ)

新宿区新宿5-16-7携帯地図

Tel:03-3355-7307

予算:950円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


新宿五丁目、丸井メンの近くにあるMOVE CAFEは、4月5日のエントリーで紹介した「Cafe & Restaurant 4月号」のカレー特集が紹介していたお店の一つ。「Curry Diary」のUSHIZOさんのお気に入りでもある。

雑居ビルの急な階段を気を付けながら昇っていくと、2Fでお店の方に迎えられた。「3Fへどうぞ」と声をかけていただくので、さらに階段を昇って3階へ。元は殺風景なビルのワンフロアなのに、インテリアの配置の工夫でなかなかオシャレにまとまっている。

席を確保した僕は、店員さんに手渡されたメニューを見て「焼きカレー」を注文した。オーナーのご出身が、焼きカレーで有名な福岡県の門司だから用意しているそうで。値段はサラダ、スープ、ソフトドリンクが付いて950円。

焼きカレーが出来上がるまでには相応の時間がかかる。その間は、先にやってくるサラダを食べたり、ギャラリースペースとして無料開放している店内の壁に飾られた芸術作品などを眺めていよう。しばらく見とれていると、いかにもアツアツという感じの焼きカレーがやってくる。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 23:21 | Comment(3) | TrackBack(0) | 新宿区(新宿/大久保)

2009年04月19日

おすすめその682 MOKUBAZA(北参道・国立競技場・千駄ヶ谷)

キーマカレーBAR MOKUBAZA

渋谷区神宮前2-28-12携帯地図

Tel:03-3404-2600

予算:890円〜(カレー単品)
味 :★★★★
辛さ:★★★★
量 :★★☆


インターネットが普及したおかげで、僕が12年前にカレー屋さんめぐりを始めた当初と比べ、お店探しは格段に易しくなった。今やGoogle先生に「地名+カレー」で尋ねれば地図付きで一覧表示してくれる。様々なカレー屋さん紹介ブログのエントリーが引っかかることも多い。

半面、先生頼みの副作用も少し懸念している。特定のお店に注目が集まりやすい点だ。誰かが紹介したカレー屋さんが上位に表示され、それを見た別の方が訪れて紹介することで、さらに上位に表示されやすくなる。近隣に別の素晴らしいお店があっても、埋もれてしまうんじゃなかろうか。

こんな大半の方にはどうでも良いことを日々感じていた僕が、その思いを改めて強くしたのは、MOKUBAZAというバーに出会ったからだ。神宮前2丁目のカレーというと、ゴスペラーズの黒澤さんなど多数のファンを抱えるヘンドリクスが抜群の知名度を誇る。その近所においしいカレーを味わえるバーがあったとは…。

MOKUBAZAのカレーは、カレーで著名な某食品メーカー出身の元スタッフさんとオーナーさんが、試行錯誤の末に作り上げたものだそうだ。お店が分かりにくい場所にあるとはいえ、少し離れた場所にある小さな公園に立て看板を掲げてアピールするくらい自信があるらしい。

メニューには4種類のカレーが載っていた。カレーのベースはすべて別で、一番人気は「キーマカレー」(940円)だそうだ。かなり辛口らしく、辛さ耐性の低い身には不安だ…(x_x;) とはいえ、1回は食べないといけないだろう。覚悟を決めて注文する。

ビールを飲みながらしばし待っていると、お目当てのカレーがやってきた。おお、ライスの上に分厚いキーマの層ができている。そのキーマの上に載った卵の黄身も愛らしい。三軒茶屋のアジアンソウルのドライカレーに似た見た目だね。お味やいかに。続きを読む
posted by たあぼう at 22:57 | Comment(8) | TrackBack(0) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2009年04月15日

おすすめその681 小川軒カフェ(新橋)

チキンカレーOGAWAKEN Cafe(小川軒カフェ)

港区新橋2-20-15携帯地図

Tel:03-3289-1300

予算:1500円
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★☆


小川軒カフェは、400軒めに紹介した代官山の小川軒のカフェ業態。代官山に移転する以前の小川軒は新橋・汐留界隈で営業していたそうだから、発祥の地なのかな。

清潔感のある店内や店員さんの訓練された応対姿勢は代官山と同様。それでもカフェだけあって、代官山のレストランに比べれば、だいぶ気軽に入れる。店員さんが入口で待ちかまえていることはないし(笑) 気軽さはメニューにも表れていて、例えばカレーライスは1500円。え、高いって? でも、2500円する代官山に比べればお手頃でしょう(^_^;)

席に着いたら、早速注文に移ろう。代官山では名物の「インドネシアカレー」を注文した。今回は別のカレーを味わってみるか。そう考えた僕は「チキンカレー」を選んだ。

カフェのカレーライスとはいえ、そこは洋食屋さん仕込み。注文してから出てくるまでの仕上げの時間は結構かかる。厨房でシェフの方々がきびきびと調理している姿が見えるから、じっくりと待っていよう。気が急いている時は避けた方が無難かな。

おっと、僕のカレーが完成したようだ。ほどなく、美しいソースポットに盛られたカレーが目の前にやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(新橋/汐留/浜松町)

2009年04月14日

おまけ神奈川14 オクシモロン(鎌倉:鎌倉)

エスニックそぼろカリーOXYMORON(オクシモロン)

鎌倉市雪ノ下1-5-38 2F (携帯地図

Tel:0467-73-8626

予算:1500円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


二子玉川の珠玉のカレー部門が、鎌倉にお引っ越し――。このニュースを「アローイ ライフ!」のLAKUさんに教えていただいてから、はや10カ月。鶴岡八幡宮へと進む道の桜の花が開いたこの4月、ようやく鎌倉に訪れる機会ができた。

珠玉の個性豊かなカレーを味わえる後継のお店は、「オクシモロン」という名のカフェ。小町通りを鶴岡八幡宮方面へとしばらく歩むと左手にある。

オクシモロンの階下店名のオクシモロンは、反対の意味を持つ言葉を組み合わせることで、印象深いニュアンスを生み出す語法を意味するのだそう。お店の方はその例として「真剣な遊び心」などを挙げている。

実はこのオクシモロンの語法、用意しているカレーもといカリーでも、巧みに表現しているようだ。つまり、個性が強く一見では相容れない素材同士を組み合わせることによって、強烈な印象を残す奥深い味を生み出しているのだ。

僕が注文した「エスニックそぼろカリー・中辛」(1200円)であれば、そぼろの周囲に彩りを添えるパクチー(コリアンダー)や大葉がその象徴だろう。どちらも料理の引き立て役としてよく使うけれど、両方をいっぺんに使う方は少ないんじゃないかな。僕なんかは想像も付かなかった。

それがほら、オクシモロンの方の手にかかると、絶妙のバランスに仕上がるのだ。続きを読む
posted by たあぼう at 23:10 | Comment(8) | TrackBack(0) | 神奈川

2009年04月13日

おすすめその680 ムガルキッチン(国領)

Bコース(ダル・マハラニ)ムガルキッチン

調布市国領町3-3-21携帯地図

Tel:042-486-2330

予算:850円〜980円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


国領のムガルキッチンは、仙川で15年間営業していたインド料理・アリガルが移転して新装開店したお店だそうだ。長年の地盤を変えるとはすごい。それに国領は街の活気で仙川にかなわないはず。その分、競合は少ないだろうとはいえ、勇気が要る決断をしたもんだ。

もっとも、国領に用事ができた身にはありがたい。駅の南口に出ると、狛江通り沿いに面した白い建物を目指した。お、あったあった。駅から近いし、迷う心配がないね。早速、カフェのような雰囲気の店内に入ろう。

ムガルキッチン外観今回はランチタイムに訪れた。ムガルキッチンはA、B2種類のコースを用意する。「Aコース」(850円)はカレー1種にナン、サラダ、ライスがつくもの。一方の「Bコース」(980円)は、ナンがクルチャ(実際にはごまナン)に変わり、さらにタンドリー・チキンとドリンクが付く。

僕はBコースを選び、カレーは「ダル・マハラニ」(豆のカレー)を注文した。マハラニとは女王様を意味するのだけど、いったいどんなカレーが出てくるのやら…。

しばらく待つと、注文の品が一式そろってやってきた。ワンプレートにカレーやらナンやらサラダやら全部盛り付けているとはすごい(^_^;) ナンにいっぱい付いているごまが目立つね。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 20:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | 府中・調布・狛江

2009年04月12日

おすすめその679 ナーガルジュナ(若松河田)

オムレツチキンカレーナーガルジュナ

新宿区河田町6-24携帯地図

Tel:03-3341-0148

予算:1200円くらい〜
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


それにしてもまた、ずいぶんと気が付きにくいところにお店を構えたもんだ。他店とは明らかに一線を画した確かな魅力を備えるだけに、正直もったいないと思う。曙橋通りのほぼ終点のビル地下に構えるインド料理店、ナーガルジュナのことである。

ナーガルジュナのことを知ったのは2月。若松河田のパティスリーマーブのコメント欄でnecoさんが紹介してくださった(ありがとうございます)。3月のある日に訪れたものの、あろうことかシェフが体調を崩して急きょ早じまいした日にぶつかってしまった。それから少し時間を置いて再訪問したのだ。

今回の訪問ではちゃんと営業していた。ただしシェフの体調がまだ不十分のため、カレーのメニューを1種類に絞り、代わりにサラダをセットにしてお値段も下げてくれているとのこと。本来のメニューを堪能できないのは残念だけど、割安にカレーを提供するという心意気には関心させられる。

席に着くと早速注文に移る。本日のカレーは「チキンマサラ」(1100円)だそうだ。さらに、ライスにオムレツをかけた「オムレツチキンカレー」(1200円)というバリエーションも用意していた。カレーの2択に、デザートやドリンクのオプションを加えられる。

僕は、オムレツチキンカレーに、デザート、ドリンクの両方を付けた。両方付けても380円増しと割安なので、奮発しても構わないだろうと思ったのだった(^_^;)

このお店の方向性は、先にやってくるサラダを味わってみると分かるはず。純粋なインド料理というよりも、フレンチやイタリアンの技巧を感じさせるものに仕上がっているからだ。この傾向は、続いてやってくるオムレツチキンカレーでもはっきりと表れている。続きを読む
posted by たあぼう at 02:06 | Comment(10) | TrackBack(0) | 〃(四ツ谷/市ヶ谷ほか)

2009年04月08日

おすすめその678 伝心望(三軒茶屋)

元祖カレー鍋伝心望

世田谷区三軒茶屋2-14-12携帯地図

Tel:03-3487-0751

予算:4000円くらい〜
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★〜


ハウス食品や永谷園が大々的に売り出して、昨年スマッシュヒットとなったカレー鍋。子供におなじみのカレー味と、調理の手間が少なくて済む鍋という組み合わせが受けたようで。

このカレー鍋ブームの火付け役とされるお店が、三軒茶屋の伝心望だ。シノギでお世話になっている方から「予約しておきました」と連絡をいただき、馳せ参じることになった。未だに人気が続いているらしく、金曜の夜となると予約が取りにくいそうで。ありがたや。

階段を上がってお店に入ると、まず目に飛び込んでくるのがずらっと並んだ有名人たちの色紙だ。さすが火付け役、いろんなメディアに出まくっているのね(^_^;) スパイスの香りに包まれた店内を歩いて予約席へ。全員集まったところで注文に移る。

勝手を知らない僕たちは、まず飲み物とチーちく、サラダ、それに「カレー鍋基本セット」(1850円)を注文した。鶏、豚、牛の肉たちにネギやレタスなどの野菜類などが付くものだ。鍋のスープは辛さ別の3種類から選ぶ仕組みで。僕たちは最も辛くない「元祖」を選んだ。

乾杯してサラダをつまみつつ談笑していたら、大きな鍋と具材一式がテーブルに置かれた。具を入れる順番は、備え付けのマニュアルに全部書いてあるので安心だ。まずは鶏のつくね(団子)を作って投入し、その後に豚肉と牛肉をしゃぶしゃぶの要領で楽しみ、それから野菜ですか。じゃ、その順番で味わってみましょう!続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(7) | TrackBack(0) | 世田谷区

2009年04月06日

おすすめその677 Lau-Lau(麻布十番)

レッドカレーLau-Lau(ラウラウ)

港区麻布十番2-14-2携帯地図

Tel:03-5730-9677

予算:850円(昼)
味 :★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


LAU-LAUは、東南アジアの各種エスニック料理を気軽に楽しめるお店だ。場所柄とオープンテラスのたたずまいで、ちょいとお高いお店なのかな…と思いそう。でも、店の前の立て看板に記載されたランチのお値段は850円から。意外とリーズナブルなのね。

ランチにしてはメニューの内容が幅広い。日替わり・定番の丼ものに、ベトナム風のフォーと来て、さらに我らがカレーも、タイ風レッドカレーがある。ランチタイムはサラダとドリンクが付く。このカレーはお酒主体のディナータイムも、やや割高になるものの注文できるそうだ。

僕の注文は唯一のカレーメニューだったレッドカレーで決まり。説明書きを読むと3種類の豆が入っているそうで。タイ風カレーの具に3種類の豆を入れているのはやや珍しいような気が。どんなだろうね。

少し待つと、お目当ての品がやってきた。綺麗な盛りつけだね。おっと、ライスは玄米ですか。それを見て、このLAU-LAUが「ヘルシーアジアンキッチン」を名乗っていたことを思い出した。続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(麻布十番/東麻布)

2009年04月05日

「Cafe & Restaurant」のカレー特集、力入っていますね

旭屋出版が毎月19日に発行しているカフェ・オーナー向けの専門誌「Cafe & Restaurant」。紹介するのがだいぶ遅くなってしまいましたが、4月号の特集がズバリ「カレー大特集」です。

拙ブログでもカフェのカレーは約100軒ほど紹介しています。しかし、都内だけでもその何十倍もカフェが存在する以上、「知らないお店が沢山ありそう」と期待して購入しました。

その期待どおり、自由が丘の猫背、神保町のHINATA-YA、谷中の満満堂といったカフェが紹介されており、僕にとっては大いに参考になりました。ほかに「CURRY DIARY」のUSHIZOさんがお気に入りの新宿・MOVE CAFEや、「アローイライフ!」のLakuさんの大のお気に入りである鎌倉・オクシモロンなども紹介していましたよ。

専門誌のため、単純なお店紹介だけでなく、いかにメニューを増やすかといった視点でまとめたページが充実している点も興味深かったです。青山のシターラのシェフが教えるダールタルカ、神宮前のヘンドリクスのカレーの魅力など、カフェに詳しくないカレー好きの方でも楽しめる記事も結構ありました。

そして最後には小野員裕さんのご登場です。近年の雑誌ではピカイチの充実ぶりでした。続きを読む
posted by たあぼう at 17:47 | Comment(11) | TrackBack(0) | カレー談義

2009年04月04日

カレー屋さんマップを作りました

地図(「記事を探す」の画面)拙ブログのサービス運営元であるシーサーさんが提供する地図作製機能を使って、約700軒のカレーが食べられるお店の地図を作ってみました。決して完璧ではありませんが、多少はお店探しのお役に立ちそうですので披露させていただきます。

地図内のアイコンの付いた吹き出しに触れると、お店の名前やカレーの写真を確認できます。地図画面をマウスでドラッグすれば、目的のエリアに画面を移動させ、その範囲内にあるお店を確認できます。

このほか、画面左のタグをクリックすると、カレーの種類などで絞り込んだり、「記事を見る」タブをクリックすると写真とともに一覧で表示されたりできます。

地図(「記事を見る」の画面)以下は主要地域へのリンクです。

神保町
銀座
新宿
渋谷
池袋
東京駅

横浜主要部
京阪神

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タグ:カレー 地図
posted by たあぼう at 10:21 | Comment(6) | TrackBack(0) | 主要エリアの地図

2009年04月03日

おすすめその676 魔女のスプーン(西巣鴨)

野菜スープカレー魔女のスプーン巣鴨店

北区滝野川5-1-1 STビル1F
携帯地図

Tel:03-3910-0248

予算:800円〜1200円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


富良野といえば、かつて好評を博したTVドラマ「北の国から」シリーズの舞台となった土地だ。その富良野から、魔女のスプーンというカレー屋さんが上京してきた。お店は西巣鴨駅のすぐ近く、白山通りと明治通りが交差する場所にある。

同店は大きく2種類のカレーを用意する。ルーを用いるタイプと、北海道ならではのスープカレーだ。それぞれのタイプごとに、具によるバリエーションを持たせている。辛さを調整したり、チーズなどのトッピングを加えたりといったアレンジも可能だ。

ランチタイムに訪れた僕は「野菜スープカレー」(1000円)を通常の辛さで注文した。「富良野の野菜を味わえる」という説明書きに魅力を感じたからだ。ちなみにお店の一番人気は「納豆チーズスープカレー」だそう。においを気にせずに済む、夜に訪れるべきだったか(^_^;)

お店の広さはそれほどでもないものの、座席の配置はゆったりとしている。木目調の壁と相まって、北海道の自然に溶け込む一軒家にいるような感覚を覚える。そんな気分に浸っていれば、スープカレーの到着を待つ時間は苦にならない。ほら、もうやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 北区

2009年04月02日

おすすめその675 このむ 仙台坂下(麻布十番)

カレーうどんこのむ 仙台坂下

港区南麻布1-6-3 YREビル1F
携帯地図

Tel:03-6240-8169

予算:950円(カレーうどん単品)、普通は4000円
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


このむは群馬県名産の食材を使う創作料理主体の居酒屋さんである。坂の下に出店するのがお好きらしく、白金の1号店は三光坂下、今回取り上げる麻布十番の2号店は仙台坂下にある。

1号店と2号店では少しメニューが異なるようだ。2号店の名物は上州豚を使った様々な炭火焼き料理と上州うどん。うどんと聞いて「じゃ、カレーうどんがあるんじゃない?」と思われたあなたは鋭い。2008年8月に2号店ができる以前から、このむの定番メニューの一つなんである。

僕は1号店には何度か訪れたことがあった。もちろんカレーうどんが自慢の一品なのは知っており、食べたこともある。でも、なぜかカメラを携帯していない時にばかり訪れていて、紹介する機会を逸していた。

一緒に訪れたシノギの先輩後輩さんとともに、まずはお店がおすすめする生野菜の盛り合わせや上州豚のスペアリブ炭火焼などをいただく。特にスペアリブはおいしきくて、3人で醤油味、ガーリック味の両方を注文し、どちらもあっという間に平らげてしまった。

お腹が良い感じに溜まったところで、いよいよカレーうどんを注文すねる。しばらく待つと、お目当ての品がやってきた。白いうどんにカレー色に染まったうどんつゆ、赤と緑の付け合わせ。この色合いのバランスも食欲をそそってくれるね。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 00:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(麻布十番/東麻布)

「こむぞう」に紹介していただきましたデザイン協力:マイクロフィッシュMapFan