2009年06月29日

おすすめその692 タージパレス(ときわ台)

シーフード(ハーフ)とサグパニール(ハーフ)タージパレス

板橋区常盤台2-5-2 常盤台ビル別館
携帯地図

Tel:03-6454-5191

予算:790円〜(昼)、850円〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


お気づきの方がいるかもしれないけれど、最近は東武東上線のお店探しにちょっとだけ力を入れている。埼玉県川越市が舞台となっているNHK・朝の連続テレビ小説「つばさ」が放映されている間に、池袋から川越の各駅を開拓できないかな? なんて考えたからだ。

計画もなく始めてみてから気付いたのは、中央線や東急東横線のような人気路線と比べて情報量が絶対的に少ないこと。Google先生も「駅名+カレー」といった安易な検索ではなかなか的確な答えをくれない(^_^;)

ま、そんな時は食べ歩きを始めた昔と同じように自分で歩いて探せばいい。今回のときわ台駅も、放射状になっている駅前の左手、モスバーガーの隣にタージパレスというインド料理店が見付かった。

タージパレスの特徴は、ディナータイムにハーフサイズのカレーを2種類組み合わせて注文できることだ。値段はナンまたはライスが付いて1000円前後。単品で注文するよりも少し割高なだけで2種類のカレーを楽しめる。

意外なことに、ハーフ&ハーフは他のインド料理店ではあまり見かけない。ターリー(インド式定食)なら2種類のカレーを選べることが多いけれど、今度はサラダやタンドリーチキンも付いて、お値段は1500円以上…となりがちだ。カレーだけ食べたい時には、タージパレスの方式はありがたい。

僕はタージパレスのスペシャルという「シーフード」と「サグパニール」(ほうれん草とチーズ)、それにライスを頼んだ。ハーフサイズはどちらも520円なり。

別途注文した「ブルーベリー・ラッシー」(400円)を飲みつつ、カレーのできあがりを待つ。完成したかと思いきや、どうもシェフが注文を聞き間違えたらしく、ホールの方が差し戻している(^_^;) それからまた数分経過して、注文した通りのカレーがそろってやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 23:35 | Comment(4) | TrackBack(0) | 板橋区

2009年06月28日

おすすめその691 ラ・ロンジェヴィテ(白金台)

五種類の豆カレー(白米)Lalongevite(ラ・ロンジェヴィテ)

港区白金台3-3-1携帯地図

Tel:03-3449-3231

予算:950円〜1050円(昼)、
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


ラ・ロンジェヴィテは、玄米などを使った健康に配慮した食事に、おいしさもプラスして提供しようというコンセプトを掲げるお店。店名はずばり「不老長寿」だそう。つい先日、写真が美しい人気グルメブログ「じぶん日記」の作者である55aiaiさんに教わった。近場に用事ができたのをいいことに訪問してきた。

たたずまいは白金台の高級イメージにふさわしい洋館で、中に入る前にはちょいと緊張する。ところが、店内でランチタイムのメニューを見せていただいて驚いた。950円〜1050円という実にリーズナブルな値段が並んでいたからだ。ランチは宣伝と割り切っているのだろう。

それに値段だけじゃなくて、メニューの幅も広い。マクロビオティックなセットがあるかと思えば、薬膳カレーあり、パスタあり、肉料理ありと、これ全部出していたらシェフの負担がかなり大きいのでは…と思わずにいられない。

でも、カウンター席に座った僕の目の前で調理に励むシェフは、大変そうな表情をおくびにも出さずひょうひょうとしている。プロだねえ。せっかくだから、僕も気兼ねなくカレーを頼むとしよう。

カレーだけでも4〜5種類の選択肢があった。その中から僕は「五種類の豆のカレー」(950円)を選んだ。ライスも選択式で、マクロビオティックらしい玄米と食べやすい白米を選べる。ただし、この日はあいにく玄米は既に売り切れていたので、自動的に白米できまった。

ちなみに、一緒に訪れたグルメなシノギの先輩は肉料理を注文した。料理がそろうまでにはちょいと時間がかかった。奥の個室スペースに団体さんがいて、かつこれだけ幅広いメニューがあるのでは仕方ないだろう。むしろ、やってくる料理の綺麗な盛り付けや十分なボリューム感を見れば、待ち時間など些細なことに思えてくる。続きを読む
posted by たあぼう at 21:29 | Comment(4) | TrackBack(0) | 〃(白金台/白金高輪)

2009年06月21日

おまけ兵庫4 インデアン(姫路市:手柄)

ヤサイカレーカレーハウス インデアン

姫路市安田3-116広域

Tel:079-288-3488

予算:700円〜1050円(カレー単品)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


姫路での一仕事を終えた僕は、駅の南口から十数分歩いて姫路市役所近くまでやってきた。市内で30年近く営業しているというカレー屋さん「インデアン」を訪れるためだ。

長年営業しているお店とのことなので、少し古びたたたずまいを想像していたら、違った。店名のインデアンはネイティブアメリカンを意識しているらしく、木のぬくもりを生かした造り。古びた雰囲気は全くなく、好感が持てるものだった。

カウンター席に座ると、お店のおばさまに手渡されたメニューをしばし見入る。カレーのベースは1種類で、具によってバリエーションを持たせてあるらしい。写真が綺麗なため、どのメニューも食欲をそそる。

最初に気になったのは「オーガニック野菜カレー」(950円〜)。しかし残念ながら、限定メニューのためもう売り切れているとのこと。代替案として僕は「ヤサイカレー」(850円)を注文した。キャベツやタマネギ、もやしがたっぷり入ったカレーなのだそうだ。

しばらく待つと、細身のおばさまが仕上げたとは思えないほど、豪快な見た目のカレーがってきた。食べ応えがありそうだ。続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 関西

2009年06月19日

おまけ兵庫3 BAOBAB(姫路市:姫路・山陽姫路)

チャパティランチBAOBAB(バオバブ)

姫路市紺屋町78携帯地図

Tel:079-289-3922

予算:840円〜1350円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆〜★★★
量 :★★★


姫路には生まれて初めて下り立った。シノギの約束の時間よりも2時間ほど早く到着した僕は、その隙間時間を生かして駅北口に広がる商店街に足を踏み入れた。通りを歩く間に漏れ聞こえてくる関西弁のイントネーションや口調は、同じ兵庫の中核都市ながら、神戸とはどことなく違う気がする。

駅を背にして右寄りのアーケード街・おみぞ筋を6〜7分ほど歩いた。すると、お目当ての「BAOBAB」(バオバブ)が見つかった。めしともの企画の座談会を終えた後、カレー評論家の小野員裕さんに推薦していただいたお店である。

店内はオレンジ色の壁が印象的で、アジア色満載の絵画が掛かっている。小野さんオススメのお店ではやや異色のオサレな雰囲気だ。何度かの移転・リニューアルを経て現在の場所とスタイルに落ち着いたそうだから、小野さんが訪れた時と変わっているのかもしれない。

ランチタイムのメニューは、良心的にも午後5時までやっているそうだ。その中で僕の目に止まったのは「チャパティランチ」(1050円)である。ターリー(インド式定食)の一種で、カレー2種類、ターメリックライス、チャパティ、ピクルス、ラッシーがセットになっている。

このチャパティランチを注文し、カレーはインド風カレーとタイ風カレーがあり、僕は「ひよこ豆とにんじん」「キーマ」の2種類を選んだ。女子率の高い店内でシノギの資料をしばし読みふけっていたら、店員さんが一式を運んできてくれた。可愛らしい見た目だね。続きを読む
posted by たあぼう at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 関西

2009年06月18日

おすすめその690 ラスナ(東武練馬)

ラスナ・セットRASNA(ラスナ)

板橋区徳丸3-1-26携帯地図

Tel:03-5398-8659

予算:699円〜(昼)、
1200円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


「まだ間に合いますか?」

22時30分。ラスト・オーダーぎりぎりの時刻にビル2Fのお店に飛び込んだ。厨房に立つシェフがにっこりと笑って「ドウゾー」といってくれた。おお、良かった。

ここは、東武東上線の東武練馬駅前、ラスナというインド料理店だ。「モモ」(ネパール風餃子)などを用意していることから、恐らくネパールの方が営んでいるのたろう。お酒とともに盛り上がるお客さん達で賑わっていた。

一人で訪れた僕は入口近くのカウンター席に座らせてもらい、早速メニューを眺める。夜には23種類のカレー、7種類のナンを用意するなど、この界隈ではなかなかの充実ぶり。オーソドックスなカレーから変わり種まで、何人かで訪れると楽しかっただろうな。

少し迷った末に、僕は「ラスナ・セット」(1999円)を注文した。セットの内容は単品で900円以下のカレー2種類に、ナン、ミニサイズのサフランライス、サラダ、小振りのタンドリーチキン1ピース、ドリンクと、盛りだくさんになっている。カレーは「サグパニール」(ほうれん草とチーズ)と「チキンドピアザ」を選んだ。

しばらく待つと、ターリー(定食)皿にカレーなど一式が盛られてやってきた。食べ応えがありそうだね。ほかのお客さんたちが帰り支度を始めたところで店員さんたちに恐縮しつつ、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 板橋区

2009年06月17日

おすすめその689 カリーニ(赤坂)

キミキーマカリーニ

港区赤坂5-2-40携帯地図

Tel:03-3589-1895

予算:1000円くらい(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


カリーニは赤坂のTBS裏手、円通寺の隣にひっそりとたたずむカレー屋さんだ。先日手伝わせていただいた「めしとも」の第2特集では紹介しなかったものの、実は編集担当さんとの最初の打ち合わせに利用させていただいた。

その理由は、カリーニの看板メニューがキーマカレーだから。しかも珍しいことに、キーマカレーにバリエーションを用意する。卵の黄身を落とした「キミキーマ」や、野菜をたっぷり合わせた「ベジキーマ」などだ。

今回はデスクのOさん、編集のKさんで手分け?して、オーソドックスなキーマ、キミキーマ、ベジキーマを食べることにした。僕はキミキーマを選ばせていただいた。黄身が載っていると綺麗な絵が撮れるかなあ、なんて思ったからだ。

カリーニはゆるめのカフェに近い雰囲気のため、打ち合わせには使いやすい。そこで、カレーがやってくるまでの間に企画の主旨をうかがう。合間に同業の方とは半ばお約束になっている出版不況の話も混じり、ため息をつく。でもそんな逆風下で新雑誌を作る心意気には感銘を受ける。

ほどなくしてお待ちかねの一皿が運ばれてきた。おお、ひき肉のボリューム感がいいね。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 港区(青山/赤坂)

2009年06月15日

新雑誌「めしとも」のキーマカレー特集を手伝わせていただきました

今日6月15日、角川マーケティングさんが「めしとも」という雑誌を創刊されました。同誌創刊号の第2特集は「日本一うまいキーマカレー10皿」です。僕もこの特集を手伝わせていただきました! 良かったらご覧くださいませ。

まだ雑誌を読んでいませんが、都内のキーマカレーがおいしいお店をリストアップしたうえで、各店を横綱、大関、関脇と分けて座談会をするという企画でした。座談会の参加者は僕のほかに、カレー評論家の小野員裕さん、かつてのカレー王にして五反田の金子伽哩かれー王国の店主である金子載さん、昨年お手伝いした「うまいカレーが食べたい!」でもご一緒した中西典子さん、それに編集のOさんでした。

正直なところ、横綱、大関、関脇などと格付けするのは難しいものがありました。リストアップしたカレー屋さんはどれも甲乙付けがたいので。企画の都合上、えいやっと目をつむって選んだと思っていただければ幸いです。

キーマカレーとは別に「いま食べるならこの10皿」という企画もありました。こちらも、比較的最近訪れたカレー屋さん、ほかの方があまり選ばなそうなカレー屋さんを主体に、目をつむっての世界です。決して、漏れたお店がダメということではありません。念のため。続きを読む
posted by たあぼう at 11:00 | Comment(3) | TrackBack(0) | カレー談義

2009年06月14日

おすすめその688 クルデヴ(大森・大森海岸)

レギュラーランチ(マトンカレーセット)KULDEV(クルデヴ)

大田区大森北1-23-1携帯地図

Tel:03-3764-6647

予算:850円〜1350円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


仕事の段取りやスケジュール調整が苦手な僕は、いつもバタバタしてしまう。この日は朝10時に大森駅から7〜8分ほどの会社を訪問し、それから午後1時には千葉県市川市の二俣新町まで出向く用事を入れてしまった。

1件目の用事が済んだ時間は11時25分だった。ううむ、昼ご飯を食べる暇はないか、と思いつつ駅への道を歩んでいたら、インド料理店が目に入った。それが今回紹介するKULDEV(クルデヴ)だった。携帯で時刻表を検索すると、11時55分にお店を出れば何とか間に合う。ええい、ままよ。

と、覚悟を決めてクルデヴの扉を開いた。お昼のピークを迎える前ながら、いくつかの席は埋まっていた。近隣にお勤めの方から、使い勝手の良いお店の一つとして認められているのだろう。

席に着くと、ネパール人らしき店員さんからメニューを手渡される。ランチは850円からのセット・メニューが並んでいた。僕は見るや否や「マトンカレーセット」(850円)を注文した。最もオーソドックスなタイプで、カレー1種、ドリンク、サラダ、ナン、ライスが付くものだ。

気が急いている僕の雰囲気を察してくれたか、ランチでは当たり前なのか、ともあれ5〜6分ほどでセット一式を持ってきてくれた。20分ほど食べる時間が取れそうだ。ありがたや、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 19:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 大田区

2009年06月13日

おすすめその687 HINATA-YA(神保町・新御茶ノ水)

チキンカレーCafe HINATA-YA(ヒナタ屋)

千代田区神田小川町3-10 振天堂ビル4F
携帯地図

Tel:03-5848-7520

予算:800円
味 :★★★★☆
辛さ:★★★★
量 :★★☆


こんなのを自分で作れたらなあ――。そう思わずにはいられないインド風カレーに出会ったのは、神田小川町のHINATA-YA(ヒナタ屋)でのことだ。今どき珍しい、手動開閉式のエレベーターを上がってたどり着ける。

ヒナタ屋の名物は、お客さんの8割が注文することもあるという「チキンカレー」(800円)である。カレー激戦区の神保町界隈、しかも徒歩10秒のところにエチオピア本店がある。そんな場所でわざわざカレー目当てに訪れるお客さん多いカフェというのもすごいよね。

そして僕もその「カレー目当てに訪れるお客さん」の一人だ。窓際のカウンター席に腰掛けると早速、チキンカレーを注文した。オーナーの鈴木さんが「辛いですが大丈夫ですか?」と確認を求めてきた。うっ、かなり辛いんですか?

辛さに弱い僕は一瞬たじろぐ。でもやっぱり、名物を食べないわけにはいくまい。意を決して「大丈夫です」と言ってしまった。ちなみに、辛さ耐性が低いというあなたのために、辛さを抑えたカレーも用意してあるのでご安心を。

評判通りの人気メニューらしい。僕の後に訪れたお客さん達も、男女問わず続々とチキンカレーを注文していた。さすがに全員ではなかったけれど。おっと、僕の分がやってきた。おお、赤々とした色が綺麗なカレーだね。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 17:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 千代田区(神保町)

2009年06月07日

今年の「dancyu」は作る派におすすめ

dancyu2009年7月号「dancyu」さんのカレー特集号が6日に発売となりました。タイトルは「そうだ! カレーつくろう」。タイトルの通り、そして「CURRY DIARY」のUSHIZOさんが既報のとおり、作る派におすすめの特集です。

特に幅広い方におすすめできそうなのが、東京カリ〜番長・水野仁輔さんが教える市販のカレールーの応用編です。

お店紹介編でも、一部のお店のレシピを紹介しています。以前、柴田書店さんが有名店のレシピを聞き出して回った「カレーのすべて」という素晴らしい本を作られましたが、そのダイジェスト版の感覚で読めます。最近、チャナマサラ作りで格闘していた僕には、京橋のダバ インディアの記事が参考になりました。

今回登場したお店は、以前のdancyuで紹介済みのところが大半です。新店の紹介ページも、店名を変えて復活したところが混じっており、実質的な新店はごくわずか。食べ歩き派や長年の愛読者には少し物足りないでしょう。とはいえ、おいしいお店と有名なお店ばかりですから、最近カレーに興味を持たれた方にはおすすめですよ。続きを読む
タグ:dancyu
posted by たあぼう at 18:30 | Comment(8) | TrackBack(0) | カレー談義

おすすめその686 カレー&カフェ猫背(自由が丘)

グリルドチキンと新じゃがのカレーカレー&カフェ猫背

目黒区自由が丘1-25-5 山内ビル2階
携帯地図

Tel:03-3723-2660

予算:850円〜1300円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


猫背は自由が丘ひかり街のすぐ近くの雑居ビル2Fにあるカフェ。スタイリッシュな自由が丘の街並みに疲れた時に立ち寄ると、ほっとできそうな空間だ。店内はほどよく賑わっており、おひとりさま女子も何人か見かけた。

そんなカフェに訪れた僕が訪れた理由は「Cafe & Restaurant」のカレー特集号に載っていたから。猫背を営んでいるのは日本人の奥様とバングラデシュ出身の旦那様(でいいのかな?)。インド風と欧風の調理法を上手に組み合わせた不思議なカレーを提供してくれる。

カレーは数種類の選択肢を常に用意している。ただし、僕が夕刻に訪れたこの日はカレーを注文するお客さんが多かった様子。「グリルドチキンと新じゃがのカレー」(1300円)以外は売り切れていた。迷う余地がなくて、優柔不断の僕にはありがたいかも(^_^;)

僕が何気なく座ったカウンター席からは、シェフである旦那様が丁寧に調理する様子がかいま見えた。お、グリルドチキンと思しきチキンの調理法は、欧風料理のスタイルに近いようだ。

などと見とれていると、シェフが手を止め、お皿に手際よく盛り付ける。どうやら僕の分が完成したようだ。ほどなくして、綺麗に盛り付けられた一皿がやってきた。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 17:10 | Comment(3) | TrackBack(0) | 目黒区

2009年06月02日

おすすめその685 長寿庵(茅場町)

カレー南ばん(そば)茅場町 長寿庵

中央区日本橋茅場町1-9-4携帯地図

Tel:03-3666-1971

予算:900円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


長寿庵は明治40年創業、茅場町の交差点に構えるこの界隈では有名なおそば屋さんだ。自社ビルを建ててその地下1階にあるため、外からは風情を感じにくい。でも、数寄屋造りの店内に入れば伝統の雰囲気を味わえる。

老舗だけあって、長年の馴染み客と思しき年輩のお客さんが目につく。ただし堅苦しいお店ではないから、皆が好みのそばを頼んで談笑している。中途半端な僕も気軽に入ることができた。

さて、このブログで長寿庵を取り上げるからには、注文するものはもちろん「カレー南ばん」(900円)である。注文すると、店員さんから「そばとうどんのどちらにします?」と聞かれた。ここはもちろんそばで。おそば屋さんだもんね。

カレー関連の品を注文した場合、ほかの注文と同じお茶に加えて、水の入ったグラスと紙製の前掛けが手渡される。お昼時はさらにお寿司がサービスとして付いてくる。こうしたちょっとした心遣いがあればこそ、長年人気を保ってきているのかもしれない。

などと考えているうちに、カレー南ばんがやってきた。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 18:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

2009年06月01日

おすすめその684 根津の谷(根津)

nezunoya.jpg根津の谷

文京区根津1-1-14携帯地図

Tel:03-3823-0030

予算:1000円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


根津一丁目の交差点からすぐのところに、自然食品や天然石けんを取り扱う「根津の谷」というお店がある。同店でシリアの街アレッポの特産であるオリーブ石けんに出会った僕は「10年前、アレッポのスーク(市場)で1個50円などと交渉したっけ…」などとしばし感慨にふけった。

おっと、今回の目的はアレッポ石けんではなかった。石けんに別れを告げた僕は、お店の奥へと進んだ。根津の谷は食品などを販売するだけでなく、奥のスペースでは玄米や菜食料理のレストランを営業している。そしてメニューの一つとしてカレーを用意しているのだ。

席に腰掛けた僕は早速、ランチ・メニューにあったカレーのセット(1000円)を注文した。自然食品、菜食料理をうたうお店だけあって、吟味した野菜を利用するだけでなく、化学調味料などを一切使わずに仕上げているんだそうで。

注文の品を待つ間にうかがった話からすると、カレー作りにもなかなか自信があるらしい。ルーは市販のものを使わず、一から手作りしているとのこと。まあ、菜食をうたうからには、ラードなどを使っていることも多い業務用のルーなどは下手に利用できない。当然と言えば当然なのだけど、相応に手間がかかるのも確かだ。

などと思いを巡らしているうちに、カレーやサラダを綺麗に盛り付けているお皿が載ったプレートが僕の前にやってきた。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 12:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 文京区

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