2010年07月29日

おすすめその724 GINZA 瑛舎夢(東銀座・銀座)

ミニターリーランチ(バターチキン、3種の豆)GINZA 瑛舎夢

中央区銀座6-12-15広域

Tel:03-3289-1030

予算:900円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


瑛舎夢(エイシャム)は、僕が食べ歩きを始める以前から銀座界隈ではちょっと知られていたインド料理店。バーのようなオシャレな雰囲気とインド料理という組み合わせが、当時としては斬新だった。

僕も10年ほど前、まだ虎ノ門(現在はグランドダージリンが入っている場所)にもう1店あった時代から訪れていたのに、なぜかブログを始めてからは訪問する機会がなかった(汗) こうしてようやく紹介することに。

今回はランチタイム、正確には12時より少し前に訪れた。おかげでまだお客さんが少なくて済んだ。もっとも、僕が席を座ってからさほど時間が経たないうちに続々とお客さんが加わってきた。女性客がやや多めかな。

さて、ランチでは日替わりで5種類ほどカレーを用意していて、カレーを何種類食べるか、タンドリーチキンなどを加えるかによって、いくつかのセットに分かれる。僕はカレーを2種類選べる「ミニターリーランチ」(1100円)を注文。カレーは「3種類の豆」と「バターチキン」にした。

少し待つと、お店の雰囲気ともマッチした美しい食器に盛り付けられたカレー2種類と何がやってきた。ボリュームもやや女子向けかな? いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 22:01 | Comment(2) | TrackBack(0) | 〃(銀座5〜8)

2010年07月28日

おすすめその723 ジャンタル・マンタル(茅場町)

ナブラタンカレー(ミックス野菜カレー)ジャンタル・マンタル

中央区日本橋茅場町2-16-12広域

Tel:03-3666-0844

予算:900円〜(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


ジャンタル・マンタルは、茅場町界隈で定評あるインド料理店だ。「チューボーですよ」の「街の巨匠」の常連店としてよく知られている。ところが、僕は茅場町に訪れるとついついカリーシュダに足を向けてしまいやすい。今回、ようやく訪れることができた。

到着したのは午後1時少し前。もうすぐ昼休みが終わろうとする時間帯にもかかわらず、まだまだお客さんがわんさかといる。店員さんから、入口の付近で先にメニューを手渡された。席が空く前に決めておけるわけか。

ランチはターリー(定食)スタイル。カレー1種類に、サラダ、ナン、ライス、ライタ(ヨーグルト)が付く「Aセット」が900円。ほかに、カレー2種類の「Bセット」(1000円)、タンドール料理が加わる「Cセット」(1250円)もあった。

僕はAセットに決め、カレーは「ナブラタンカレー」(9種類の具材がミックスされた野菜カレー)を選んだ。チューボーですよに初めて登場した時に紹介したメニューだそうだ。注文の内容を店員さんに告げると、少しして席が空いた。よしよし。

着席すると、セットが到着するまでの間に店内を見渡す。席数は30弱くらいかな。壁にはインドものらしきタペストリーが掛かっており、異国情緒を感じられる。もっともインド本国で見られるようなアクの強さが無く、品良くまとまっている。女性に受けが良さそうだ。

と、さして待つこともなく一式がやってきた。先に注文を受けておいてくれた効果だろう。いただくとしますか。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(6) | TrackBack(0) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

2010年07月27日

おすすめその722 インド料理MASALA(大森・大森海岸)

Aランチ(サグチキン、ラッシー付き)インド料理MASALA(マサラ)

品川区南大井6-26-2 大森ベルポートB館2F
広域

予算:750円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


午前、午後と大森でシノギの用事が重なり、同地で昼食を取ることになった。あまり時間がなかったため、「手軽なお店でもあれば…」と大森ベルポートに駆け込み、レストラン街を目指す。するとその途上でチラシを手渡された。

へえ、ベルポート内にインド料理店が入ったんだ。しかもオープンして2年以上経っているのか。知らなかった。以前ほどシノギでベルポートを訪ねることがなくなったからだろうなあ。

そんな流れで訪れたのが今回のMASALAである。ランチタイムのセットは750円からだった。しかもカレー1種に、ナン、サフランライス、サラダ、チキンティカ(骨なしチキン)まで付いてくる。ラッシーを付けても850円で済む。

かなり太っ腹じゃないですか。僕はこのAセットをラッシー付きで注文することにした。カレーはサグチキン(ほうれん草とチキン)を選んだ。もう少し奮発すれば2種類のカレーを楽しむこともできるけれど、なにぶん時間が限られている。

正直に明かすと、今回のランチにはそれほど期待していなかった。ランチタイムのメニューで、しかも750円でこれだけ付く。多少スパイスをけちっても仕方がないくらいに思っていた。そんな印象は良い方向に裏切られた。続きを読む
posted by たあぼう at 21:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 品川区

2010年07月25日

おすすめその721 ビストロ キフキフ(白金高輪)

自家製スパイスの特製ビーフカレーライス(サラダ付き)ビストロ Kif-Kif(キフキフ)

港区高輪1-16-25
高輪コミュニティーぷらざ2F (広域

Tel:03-5421-7627

予算:750円〜(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★☆


キフキフは白金高輪駅近く、高輪コミュニティーぷらざに入っているビストロである。なにぶん気が付きにくい場所だけど、たどり着けさえすれば近隣ではかなりお奨めのカレーライスに出会える。

キフキフのオーナーシェフの原氏は、フランス本国を含む各地のフランス料理店で修行を積み、2005年に独立。現在のお店のすぐ近くにフランス料理店を構えた。その後2009年に現在地に移り、店名も刷新した。

人づてに聞いた話では、お客さんにより気軽に食べてもらえおうと、賃料が割安な場所に移って料理の値段も下げたらしい。確かに、気軽なビストロとはいえ夜のおまかせが3500円からというのは、近隣の物価を考慮すると破格と言ってもいいかもしれない。

ランチタイムも割安感がある。肉料理または魚料理がメインで、スープなどが付く定食が850円。そして僕が注文した「自家製スパイスの特製ビーフカレーライス(サラダ付き)」は750円だ。後者はコーヒーなどの飲み物を一緒に頼んで1000円で収まる。

注文してから料理がやってくるまでは、少し時間がかかることが多いようだ。白を基調とする適度にオシャレな店内のため、昼時は近隣のOLさんたちでにぎわっている。僕のように野郎一人で訪れると、やや居心地が悪いかもしれない(^_^;)

などと思っていたら、カレーがやってきましたよ。お、見た目には赤みが強いね。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 19:44 | Comment(4) | TrackBack(0) | 〃(白金台/白金高輪)

2010年07月23日

おすすめその720 みのりんご(原宿)

みのりんごスペシャル(キーマとチキンの合いがけ)みのりんご

渋谷区神宮前1-22-7広域

Tel:03-6447-2414

予算:800円〜1400円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★☆(小の場合)


原宿駅の竹下口から出て、通りを北に歩くこと数分という立地に「みのりんご」というカレー屋さんが4月にオープンした。このところずっとバタバタしていた僕も、ようやく訪問できた。

みのりんごのオーナーであるお姉さまは、拙ブログが紹介した後の1年あまりですっかり有名になってしまった「MOKUBAZA」のご出身である。それだけでレベルの高いカレーを期待してしまう。

カウンターに座った僕は、備え付けのメニューを手に取った。なるほど、やっぱりMOKUBAZAに近いカレーが並んでいるな。一番人気はキーマカレーというあたりもMOKUBAZAと同じ。ほかにチキンやポークなどの選択肢がある。

僕はというと「みのりんごスペシャル」を注文した。これはキーマとチキンを一度に味わえるもの。ご飯の量が200gの小から300gの大まで選択肢がある。お腹の空き具合と相談して小を選んだ。お値段は1200円なり。

注文すると、お姉さまが仕込み済みのカレーに最後の一手間を加える。それを待つ間に、どんなカレーなのかをちょっとお話しした。

MOKUBAZA出身ながら、そっくり同じ味にはせず、お店独自の工夫を加えたそうだ。オーナーのお姉さまいわく「お客さんの多くがカレー目当てに訪れるMOKUBAZAと違い、原宿駅から近いこのお店ではふらっと入るお客様がいらっしゃいます。そんな方にも食べやすくしようと思ったのです」とのこと。なるほど、ごもっとも。

さて、しばらくすると口を開いたパックマンのような面白い形のお皿に、キーマとチキンが合いがけになったカレーがやってきた。お、キーマの上には卵黄ではなく、温泉卵が載るんだ。さ、どんな味なのか楽しみ楽しみ。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2010年07月22日

おまけ兵庫5 Cafe de Jean Jean(姫路市:京口)

チキンカレーCafe de Jean-Jean(ジァン ジァン)

姫路市坂田町66広域

Tel:079-288-8696

予算:750円〜1000円
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


うわっちーなあ(x_x)

35度の炎天下のなか、姫路駅から20分弱を歩いて住宅街にたたずむ喫茶店「Cafe de Jean-Jean(ジァン ジァン)」までやってきた。僕のようなよそ者には本来は縁がない場所だけど、本格的なカレーという噂を聞きつけたからには、いかないわけにはいかない。

午後3時という中途半端な時間に訪れた。念のため「食事はできますか」と確認した。するとお店のおばさまから「カレーしかありませんがよろしいですか」との返答。もちろんいいに決まっていますよ(^-^)

ジァンジァンのカレーの選択肢は2種類。プレーンタイプの「カレーライス」(750円)とチキン入りの「チキンカレー」(1000円)である。それぞれ追加料金を払えば大盛りにすることもできる。僕はチキンカレーを注文した。

クラシック音楽が流れる店内は、樹木のぬくもりを感じさせる造り。天井が高く開放感があり、町中にいることを忘れさせてくれる。今どきのカフェのように洗練された雰囲気ではないけれど、それがまた僕にとっては落ち着きやすい。

ほどなくして、黒に近い焦げ茶色のカレーソースと鮮やかな黄色のターメリックライスが盛り付けられた一皿がやってきた。見た目から個性を感じさせてくれるね。続きを読む
posted by たあぼう at 19:51 | Comment(2) | TrackBack(0) | 関西

2010年07月20日

おまけ北海道6 インデアン(帯広市:帯広)

野菜チーズカレーインデアン 長崎屋帯広店

帯広市西4条南12広域

Tel:0155-21-7715

予算:399円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★(中辛)
量 :★★★


シノギの都合で北海道帯広市を訪れた。十勝地方ならではの良質の牛乳や野菜などを入手しやすい土地柄のためか、食事関係が充実している街だ。特にお菓子では「マルセイバターサンド」などが有名な六花亭製菓や「三方六」というバウムクーヘンなどが評判の柳月がある。

そんな食どころ帯広には、ほぼ帯広周辺だけで展開する珍しいカレー屋さんチェーン「インデアン」が存在する。チェーン店をあまり取り上げない拙ブログだけど、ここはぜひ紹介しておきたい。

市内各地に展開しているものの、僕のような旅行者・出張者にとって訪れやすいのは長崎屋帯広店だろう。その名の通り、帯広駅すぐ近くの長崎屋のフードコートに入っている。業務用ゲーム機コーナーの近くにあって騒々しいのが悩ましいものの、アクセスの良さは代え難い。僕も同店を訪れた。

帯広のインデアンは「いつも食べられる生活に溶け込んだ味」を目指しているそうだ。ベースとなるインデアンカレーは399円。家族連れがテイクアウトしにくるというのも納得の価格設定だよね。

今回、僕は「野菜チーズカレー」(504円)を選んだ。インデアンカレーおよびハンバーグカレーと、そのほかのカレーとではベースのルーが違うそう。とすれば、まずインデアンを頼むのが王道かもしれない。でも十勝産の野菜やチーズを一緒に楽しめると聞くと、がぜん野菜チーズを注文したくなってしまった。

フードコートらしくカウンターごしに注文して、会計は先に済ませる。といっても注文すると手際よく店員さんたちが盛りつけてくれるから、待ち時間はごくわずか。セルフサービスで水をくむなどしていれば、すぐにやってくる。好きな席に腰掛けて、いただこう。続きを読む
posted by たあぼう at 22:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道

2010年07月19日

おすすめその719 キッチンボン(恵比寿)

チキンカレーキッチンボン

渋谷区恵比寿西1-3-11広域

Tel:03-3461-8538

予算:850円〜(昼)、2100円〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


恵比寿の五叉路に構えるキッチンボンは、美空ひばりが愛したというボルシチで有名な洋食屋さんだ。ほかにも黒澤明監督など昭和の大御所と呼ぶべき方々が客人に名を連ねていて、僕などは圧倒されてしまいそうになる。

気圧されずに入ってみれば店内は割と庶民的な雰囲気をしている。長年活躍してきたであろう年輩のシェフたちを意識しなければ、よくあるキッチンと思えなくもない。ランチのカレーライスであれば850円で味わえる。

でも僕はそのランチ用カレーを素通りして「チキンカレー」(2100円)を注文した。こちらはランチ、ディナーともに出るものだ。ちなみにランチカレーの肉はビーフ。ビーフよりもチキンの方がはるかに高いのはなぜ? 聞けば、素材から作り方から違うそうで。

そのチキンカレー、横浜の老舗ホテルであるホテルニューグランド仕込みのレシピをベースにしているとのこと。ニューグランドのカレーは「日本の近代フランス料理の父」と呼ばれる初代総料理長のサリー・ワイル氏が考案したものだから、それはそれは由緒正しいものなわけですよ。

また圧倒されそうな情報が追加されちゃったな(汗) 注文してからカレーが到着するまでにしばらく時間がかかるから、その間に心を落ち着けておこう。ボルシチのうまさを語る雑誌の切り抜き記事などを読み込んでいたら、退屈せずに待てた。さあ、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 23:46 | Comment(3) | TrackBack(0) | 〃(広尾/恵比寿/代官山)

2010年07月18日

めしとも2010年8月号を少しお手伝いしました

角川マーケティングさんの「めしとも」2010年8月号に少しだけ協力させていただきました。特集のテーマは「激辛&ビール」。その中に野菜カレーの小特集が入っており、そのお店選びの一部などに加わらせていただきました。良かったらご覧下さいませ。

野菜カレーが激辛とはあまり相性の良くないジャンルのため、ちょっと全体特集とはずれてしまったかもしれません。しかし、おいしいお店がいくつも取り上げられていますよ。

僕のお気に入り度が高いお店は二つ星のコーナーに多く集まっていました。例えばこんな野菜カレーを食べられるお店が登場していますよ。

野菜いっぱいカレー 野菜カレー
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posted by たあぼう at 01:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | カレー談義

「こむぞう」に紹介していただきましたデザイン協力:マイクロフィッシュMapFan