港区新橋5-31-7 (携帯地図)
Tel:03-3437-2526
予算:780円〜
味 :★★★★
辛さ:★★★★
量 :★★★
新橋の烏森口方面は、背丈の低いオフィス・ビルばかりで地味な印象が強い。ところが界隈のあちこちに、個性的なカレー屋さんがあるのだ。例えばインドカレーのマンダラ2ndや、スープカレーのガネー舎。それともう一つ忘れてはいけないのが、今回紹介するインド風カレーのThe KARIである。
季節ごとに少し内容が変わるけれど、だいたいいつも4種類くらいのカレーをそろえている。定番は辛口の「ビーフ」(890円)や中辛の「チキン」(780円)。僕はビーフを頼んだ。待つこと数分。黒に近い色のさらさらカレー・ソースがやってきた。何でも20数種類のスパイスを調合して作っているらしい。
口に入れる。…辛いっ。
強烈な辛さが口の中を駆け抜ける。でも闇雲に辛いばかりじゃない。酸味や旨みが同時に広がるのだ。というより、旨みがちゃんとわかるよう、ぎりぎりのレベルに辛さを調整してあるようだ。お見事と言うしかない。
味の傾向は南インドのカレーに近いと思う。アジャンタのマトンあたりに傾向が近い。ただ、The KARIのビーフの方が、日本人の口には合いやすいんじゃないかな。アジャンタよりいろいろスパイスを使っていると思うので、スパイス一つ一つの個性がそれほど出ていないので。
ここの難点は営業時間。「仕込みに時間がかかるから」と昼しか営業してくれないうえ、土・日・祝は休み。かなりの難所だ。でも訪れる価値は十分ある。ただ、マンダラ2ndやガネー舎も捨てがたいなぁ。あの周辺に用があるたび、僕はいつも迷ってしまうんである。
12月30日追記:
「エスモリ with Tokyo」さんからトラックバックをいただいたのでお返しします。僕のサイトをちょこっ紹介してもらえるとうれしいなぁ、なんて (^_^;)
PM13:00過ぎにもかかわらず満員でした。
私はチキンカレー+カイエンヌペパー+ピキヌー。
辛味を調整して完食。
かなり年配の方々も大盛りにてオーダーしていました。
辛さはあるが様々なスパイスが口の中で爆ぜますね。
懐かしい感じがする一品でした。
幸せ。
KARIに行かれましたか。お昼しか営業していないこともあって混むんですよねぇ。
カイエンヌペパーにピキヌーとは、かなり辛くされましたね (^_^;)
お気に召したようで何よりです。
貴重な開店当時のエピソードを教えてくださり、ありがとうございます。店主さんは今でも何か脱サラっぽい雰囲気を漂わせていますよ(笑)
こちら、平日ランチのみの営業なので、伺えるタイミングを得られると、ちょっと子踊りしてしまいます。
しかも、念願のロールキャベツがメニューにあります。
躊躇せずにお願いしました。
店内は一時過ぎで満席。女性のお客様も多く、なんだかホッとします。
カレーがおばさまから手渡されました。立派なロールキャベツがナイフを入れられて堂々としています。
ルーはボルシチ風の赤味がかった色で、食べるとやはりトマトの酸味が加わった、こちらにしてはかなりマイルドで優しいお味です。
美味しいのですが、ひとつ気になったことが。
ロールキャベツはカレーで煮込まれずにごはんの脇に先ず添えられるため、ごはんの下がキャベツを煮込んだスープでかなりヒタヒタになっているのです。
そこにカレーがかかるのですが、気にならない方もいらっしゃると思いますが、ちょっと私は最初気になってしまいました。
でも、一皿で二つのお味を楽しめると感じてからは、とっても満足していただけました。
今年はあなたのブログを通じて、色々お話しできたことに感謝しています。
どうぞ、良いお年をお迎えください。
いつもながら参考になる情報の書き込み、ありがとうございます。The KARIに訪問できる時間を確保できると嬉しくなるお気持ち、よくわかります。
もう3年も訪れていないことに気が付きました。The KARIの気持ちのこもったカレー、また味わいたくなりました。
良いお年を。