国立カレー処 いんでぃ庵国立市東2-2-14 （携帯地図）
Tel:042-572-3466
予算：650円～950円
味 ：★★★★
辛さ：★★
量 ：★★★
いんでぃ庵は吉祥寺のまめ蔵の流れを汲むカレー屋さん。店名は「インド人」ではなくて、「ネイティブアメリカン」から採っている。店主さんが「余計なものはいらない。大切なもの、必要なものが少しだけあればいい」というネイティブアメリカンの精神に共感したからだそうだ。
店主さん自身で塗装したという内装は、まめ蔵ゆずりの木のぬくもりが感じられるもの。壁のところどころには、ネイティブアメリカンの装飾品が飾ってある。もっとも、飾り気と言えばそのくらい。余計なものはいらないという精神を反映しているのだろう。
カウンター席に座った僕はメニューを見入る。まめ蔵系のお店で見栄えが良いものとなると、やはり「やさいカレー」（750円）だろう。シシトウやナス、プチトマトなどが載っているはず。750円は良心的だなあ。儲けが出ないんじゃないかとこちらが心配してしまう。
注文してから少し経過すると、期待どおりの見栄えの良いカレーが大きなお皿に盛られてやってきた。赤に緑にオレンジにと彩りが華やかで、食欲がそそられる。いただきます。
うん、カレーもまめ蔵の路線を真っ当に受け継いでいるね。おうちのカレーに慣れ親しんだ人が、ちょっといいなと思えるカレーだ。
カレーソースは口当たりがなめらかで、味わうとコクがたっぷり。適度な酸味とかすかな甘みが広がる。食べ進むとシシトウややや大ぶりに切ったナスがカレーから顔を出す。カレーと良く馴染んでいて食べやすい。
カイワレや、葉っぱなのかな、美しい形に切ったニンジンなど、さりげなく添えられた脇役たちも憎い。見た目に加えて、時折、香りなどに変化をもたらしてくれる。
あっという間に食べ終わった。満足満足。吉祥寺のまめ蔵のようにに、地元の人たちに末永く愛されていってほしいカレー屋さんになるといいな。
本、今日買います('-^*)/
コメントありがとうございます。返信が遅くなったこと、お詫びいたします。子育て、大変なこともあるかと思いますが、楽しんでくださいませ。
さて、ラムさんはインドカレーが得意そうですので、いんでぃ庵はどうかと思っていました。ちょいちょい行かれてらっしゃいましたか。さすがです。
香鈴亭は残念ながら閉店してしまったようです。いんでぃ庵には長く続いてもらいたいですね～。
そうでしたか、幅広く訪問されているのですね。都下の個性的なカレー屋さん情報、いろいろ交換していただければ幸いです。僕はまだまだ都下の情報は詳しくありませんので。
アッチャ（http://love-curry.seesaa.net/article/12870674.html）は、インド東部・ベンガル地方のカレーではないかと思います。
店主のロイチョウドゥリー・ジョイさんが、たしかコルカタ（カルカッタ）近郊出身。少なくとも大学はコルカタ大学だとうかがいました。
さて、国立のカレーというと私がついに行きそこなった「香鈴亭」と「いんでぃ庵」の他にも駅近くの「さむくら」という店があります。
営業時間が短めなのと、1日30食限定なので行きにくい感じですが、試す価値はあると思います。
とても丁寧に手をかけて作られた美味しい欧風カレーが楽しめます。
行かれる場合は電話してからにした方がいいかもしれません。
「さむくら」の情報ありがとうございます。存在は知っていますが、いかんせん売り切れが怖くてたどり着けずにいます。
同じ国立では「フラワーズ」も宿題なんですよね。両店とも、いつか行けるといいのですが。