渋谷区神宮前4-28-6 ベラージュ原宿2F
(携帯地図)
Tel:03-6303-0106
予算:950円(カレー単品)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★☆
掌(たなごころ)は、表参道の脇道を入ったところにあるカフェとクラフトショップを兼ねたお店。その名のとおり、手作りのぬくもりに思い入れを込めた料理やグッズを取り扱っているそうだ。
そんな同店は、カレーを看板料理に掲げている。肉ベースと野菜ベースをそれぞれ1種類ずつ提供しており、この日は肉ベースが「チキンカライ」、野菜ベースが「かぼちゃのカレー」だった。
チキンカライはパキスタンやアフガニスタンでよく見られるカレー料理。カフェではかなり珍しい。店員さんに確認すると、トマトベースでピリッとした辛さが特徴とのこと。パキスタンのスタイルそのままではなさそうだけど、興味を惹かれたことだし、注文してみますか。
注文してから少し待つと、素朴ながら品の良いお皿に盛られたカレーがやってきた。五分づき玄米のライスには細かく刻まれたナッツ、カレーソースには青のりが載っている。さらに柔らかそうなチキンもごろんごろんと転がっている。美しい盛りつけだね。
では、まずはカレーソースから一口味わってみよう。トマトベースの軽めの酸味に、じわじわと舌を刺激する唐辛子の辛さ。それらをカフェらしく、上品な口当たりでまとめてある。女性に好まれそうだ。
唐辛子以外のスパイス使いは割と穏やかで、突出感は少ない。それよりもナッツや青のりの風味が立っているな。どちらもカレーに良いアクセントをもたらしていて、食欲を刺激してくれる。個人的には、塩気をもう少し抑えてくれた方が、もっとおいしく感じたかな。
具のチキンの口当たりについても触れておきたい。存在感たっぷりのサイズながら、口に入れた途端、ほろほろと崩れていくような柔らかさなのだ。カレーソースとの相性も良かった。
食後はやはり「チャイ」(650円)で締めることにした。クローブ、シナモン、カルダモンのほかに、八角(スターアニス)など少し変わったスパイスを加えたオリジナリティが高い1杯だ。お茶請けの小麦ふすまのクッキーもおいしいし、ぜひ一度はお試しあれ。
ほうれん草のカレーでしたがお魚の器ですごく印象的でした。
ご訪問済みでしたか。さすがフットワークが軽い!
手作り感を大事にしているカフェでしたよね。
おっしゃるとおり、お友達とでも一人でも、利用しやすいと思いました。