
品川区上大崎2-15-6 (携帯地図)
Tel:03-3443-1676
予算:1000円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★
こんなブログを綴っていると、ありがたいことに「一緒にカレーを食べに行きませんか」といったお誘いを時々いただく。知人だけでなく、お目にかかったことがない方からも。ワールドワイドカフェのOchiさんと初めて顔を合わせたのもそんな感じだったか。
今回も見ず知らずだった方と対面した。お相手は、浜松にお住まいの清川孝男さん。「Spice Cafe Bija」というカフェを営んでいらっしゃる。Spiceと名前にあるように、途上国の支援につながるフェアトレードのスパイスと地元の有機素材を組み合わせたカレーを提供しているそうだ。
清川さんは、東京で経営コンサルタントをされていた時には六本木一丁目の「フィッシュ」に通い詰めていたというカレー好き。カフェを開く前にも、インド料理研究家の渡辺玲さんの料理教室に通ったり、メジャーになりきる前の「ダバ インディア」を見学したり、押上の「スパイスカフェ」に名前の使用権を得たりしていたそうだ。
「これは相応のお店にお連れしないといけない」と思った僕は、インド風カレーや南インド料理店をいくつか提案した。ところが清川さんは全店ご訪問済み。いやはや、すごい(^_^;)
そこでカフェ方面に視点を変え、目黒のaunt MIMIを提案した。フードコーディネーターの広沢京子さんが食事メニューをプロデュースしたお店で、夏期のランチタイムに月替わりのカレーを提供していると耳にしていたからだ。有機野菜を使用しているところも、清川さんのBijaに少し似ているし。
同店の8月のカレーは「夏野菜と豆腐の黒胡麻カレー・玄米サフランライス」(1000円)。サラダ、ドリンクとミニデザートがセットになっている。オシャレで健康志向の女性にぴったりのメニューという印象を受けるよね?
実際、満員の店内にいるお客さんも、僕たち二人のおじさんと一組のカップルを除けば全員が女性(^_^;) 初めのうちは正直なところ気後れした。もっとも、清川さんと濃いカレー談義をしているうちに、そんな気持ちはどこかへ飛んでいってしまったのだった(笑)
もちろん、会話の合間に夏野菜と豆腐の黒胡麻カレーを口に運ぶことも忘れてはいない。うん、なかなかおいしい。
名前どおり黒ごまをたっぷり加えていて、黒っぽい色のカレーソースになっている。一口食べると、野菜をベースにした穏やかな甘みと、軽めのスパイス感が広がる。カレーの上に載る彩り鮮やかな野菜たちの視覚効果もあって、食べ進むほど楽しくなってくる気がした。全体的に上品に仕上げているね。
珍しいのはライスだ。玄米、あるいはサフランライスで味わえるお店はだいぶ増えてきたものの、玄米サフランライスはなかなか見当たらない。このほんのりと黄色く染まった玄米、クセが少なくて食べやすい。もちろん健康の面でも理想的だろう。
それにしても、清川さんの豊富な知識と行動力には恐れ入りました。東京に比べると人口が少ない浜松で、高価な素材を使ってカレーを提供する大変は、想像を絶するものだと思います。でもでも、成功することを願ってやみません。
「Cafe」と名が付いているだけに、1度お店に足を運んでみたいものです。
auntMIMIは、遠い昔に1度訪れたきりですが、フードメニューは昔から評判ですね。
読んでいて、久しぶりに訪れてみようかと思わされました。
Bijaの話をいろいろと聞いたのですが、カレー屋さんと呼ぶにはもったいない、さまざまな仕掛けを施してあるようでした。
僕にとって浜松は少々遠く感じますが、Ochiさんならさらっと行けてしまいますかね(^_^;)
東京では楽しい時間を過ごすことができました。おつきあいいただきありがとうございました。
そして4周年おめでとうございます!これからも東京のカレーレポート楽しみにしています。
いつか浜松のBijaにもいらしてくださいね!
こちらこそ、お声をかけてくださり、ありがとうございました。楽しい時間を過ごせました。
そうですね。いつか必ずBijaには訪問させていただきます(^-^)