中野区弥生町4-23-1 (携帯地図)
Tel:03-5340-1514
予算:880〜2000円くらい(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★〜★★★☆
量 :★★★★☆(スペシャルランチの場合)
インディアンオーブンは、中野の南台の交差点近くに構えるインド料理店。この界隈ではなかなか貴重な存在だ。インドの高級ホテルであるオベロイ出身のシェフを起用していることを売りにしている。
オベロイ出身のシェフと言えば、オサレ路線のシターラ系と同じコンセプトである。「それなら少し奮発したメニューを頼んでみようか」と席に着いた僕は思った。場所柄や内外装が醸し出す雰囲気から、シターラほど上品な味ではないだろうとも思いつつ。
そんな僕は「スペシャルランチ」(1580円)に注目した。ターリー(定食)式のメニューで、4種のカレーのほかに7品目付くそうだ。ランチにしてはかなり豪勢と思えるでしょう?
さて、7品目とは何だろう…とメニューを詳しく見ると、サラダ、アチャール(漬け物)、シシカバブ(ひき肉の串焼き)、チキンマライカバブ(骨なしチキン)、ナン、ミニサイズのサフランライス、デザート、ということらしい。
一方、4種類のカレーはバターチキン、ベジタブルマックニ、マトンコルマ(マイルドなマトンカレー)、ダールタルカ(レンズ豆のカレー)とのことだった。ところが、やってきたターリーは明らかに違うものが2品混じっている(-_-;) マトンはコルマではなくマトンマサラのようだし、ダールタルカはキーマキドニー(キドニー豆入りのひき肉カレー)だな。まあ、いただいてみますか。
いただきます。なるほど、北インドのごちそう系カレーに忠実に作っている印象だ。
随所にごちそう系インドカレーの技が見られる。真っ当にサフランの香りがするサフランライスだし、カレーのスパイス感もなかなかのもの。それぞれのカレーに工夫が感じられる。キーマとキドニー豆の組み合わせは、他店のランチではお目にかかれない。
ただし、北インドごちそう系に忠実であるがゆえに、油をたっぷりと使っている。食べなくとも一目見れば分かるほど。バターたっぷりのバターチキンはもちろん、マトンカレーも大げさに言えばスパイスオイルの海のようになっていた。
こうした油たっぷりのカレーは、少量食べる分にはおいしい。しかし僕のような軟弱者が、ボリューム抜群のメニューを頼んでしまった場合は大変だ。案の定、半分を食べ終えた頃から僕のペースはがくんと落ちた(-_-;) 最後は食べきれず残してしまった。ごめんなさい。
些末ながら気になったことを。オーナーさんかな? ホールを担当する日本人のおじさんは、空いている時間帯でも僕には狭いテーブルに座ることを要請しつつ、ご自身は広めのテーブルでまかないを食べ、事務作業をしていた。このほかにも気になる点がいくつか。
どれも怒るほどのことではないし、偶然の可能性も高い。ただ、いずれにせよもう少し客に気を配ってくれる方が嬉しかったかな。
おや、たあぼうさんにしては珍しい切り口ですね。
もちろん思われた通りの事を書いていただいた方が
見ている側としても面白いので、これからも
楽しみにしています。
それにしてもこのスペシャルランチのコスパ
(というかボリューム)はすごいですね…。
西新宿7丁目にも同名のインド料理屋がありますが
系列店ですかね?
(こちらは新宿東口の印度屋が母体です)
今度確認してみます。
それでは、失礼しました。
僕の文章が拙かったために悪い印象を与えてしまいましたかね。すみません。誤解なきように書きますと、ポテンシャルは高いと思っているんです。だから紹介しています。
量の多さについては明らかに僕の失敗ですからね。
それだけに、応対姿勢などで誤解を受けかねないところが見受けられるのがもったいないなと。
西新宿のお店は支店、もしくは2号店です。
あのおじさん、お昼に行くといつも気さくに対応してくれます。奥のテーブルは、デリバーの注文が入ったとき用に使っていた気がします。
初めまして。コメントありがとうございます。そうですか、僕と接するときがたまたまだったようですね。僕の誤解を解いてくださり、ありがとうございます。