千代田区霞が関3-3-1 尚友会館
(携帯地図)
Tel:03-3591-4947
予算:1050円(昼)
味 :★★★
辛さ:★★
量 :★★★
国会議事堂の周辺はカレー砂漠地帯と呼んでいいだろう。議事堂の敷地内には、半蔵門のガンジスのインドカレーが食べられるお店があるはずだけど、外側となると…。キャピタル東急に入っていたオリガミというオアシスが移転して以降、環境の厳しさは一段と増している。
今回取り上げる喫茶すずらんはごく普通の、いや、オシャレなお店が増えた昨今ではかえって見かけないベタな喫茶店である。おじさんサラリーマンがちょっと一服したい場合に立ち寄るのに向いている。でも上記のとおりの砂漠地帯にあることを考慮すれば、紹介に値するオアシスと呼んでもいい…かもしれない。
同店のカレー系のメニューは二つある。一つは、そのまんまのカレーライス。そしてもう一つが、僕が注文した「オムカレー」(1050円)である。名前のとおり、オムライスにカレーをかけたものだ。
おばさまに注文を告げて待つ時間は、何かのんびりとした気分に包まれる。癒されるなどとはちょっと違って、20年くらい前にタイムスリップしたような気がしてくるんだよね。店員さんの応対なり、座席の雰囲気なりが。
そんなことをボーっと考えていたら、目の前にオムライスがやってきた。ちゃんとカレーもかかっているね。いただきます。
いやはや、日本のカレーってやっぱりソースとして優秀なんだなあ。改めて感心した。
「これぞ日本のカレー」と言われても納得しそうなくらい、安心できる味わいのカレーだ。その個性の少なさに、もっとカレー屋さんが多い場所で食べていたら、あるいは注文したのが単なるカレーライスであれば紹介を思いとどまるところだったかもしれない。
でもそんな、一見なんてことのない普通のカレーであっても、例えばこんな風に普通のオムライスにかかった途端に違う表情を見せる。料理を引き立てる変わり種ソースという感じになるんだよね。面白い。
この料理を引き立てるソースとしての有用性、万能性も、カレーの大きな魅力だと思う。食品メーカーなどが最近力を入れているカレー鍋もそう考えると分かりやすいよね。
平日の昼間のみという営業時間が少々敷居高めですが、どうにか訪問したいと思います。
国会議事堂前駅で反応してくださるのは、やはりOchiさんですね。
普段のOchiさんのお店紹介クオリティからすると、ちょっと紹介が悩ましいお店だと思います。でもまあ、気が向いたら訪れてみてください。
お互い、後は桜田門ですかね(^_^;)
「すずらん」は、この界隈では昔から、オムライスで大人気です(^_^;)
私も一度カレーを食べました。
今は「カスミガセキ」のランチカレーや、移動販売があり改善されましたが、相変わらずインド料理屋はじめエスニックは皆無ですね。
脳が停止した人間の街というものは、食も進化しないとうことで(^_^;)
コメントありがとうございます。お忙しくしていらっしゃるようでしたが、一段落されましたか?
中央官庁の官僚さんたちは半端なく忙しい方が少なからずいますから、食事に思い入れを持つ余裕がないのかもしれませんね。
それと少数の女性陣は電車に乗って隣町に繰り出しているみたいです。銀座に出ているんでしょうね。