拙ブログの記事数、今回の記事で1000本目なのだそうです。訪問したお店一覧なども含む数ですが、「ともかく膨大な数を綴ったなあ」と勝手にしみじみしてしまいました。長らくお読みくださっているあなたに、お礼申し上げます。自分一人だったら、せいぜい200軒ほどで終了していたことでしょう。その1000本目の記事に当たったお店は、東銀座の南インド料理店であるダルマサーガラです。ご同行くださったのは、小説家の朝比奈あすかさん。2006年、村上春樹/村上龍の「ダブル村上」らを輩出した講談社の「群像新人文学賞」を「憂鬱なハスビーン
」で受賞された方です（ご参考：読売新聞の記事）。僕とは学生時代の友人ですが、ご主人と渡米されて以降は接点がありませんでした。それが最近になって、拙ブログ経由で連絡を取ってくださりました。ブログってこんな時にも役に立つんですね。ありがたや。
朝比奈さんは昨年、「声を聴かせて
」という単行本を出されました。テーマは母親となった女性であれば一度は悩むであろう子供との関係性です。甘ちゃんの僕は「女性の内面って怖い…」などと冷や汗をかいてしまうほどの迫真、いや真実以上のリアリティがありました。友人の作品というひいき目を除いても、親子関係に思うところのある方にご覧いただきたい傑作だと思います。■ランチタイムは南インドの定食形式
さて、ダルマサーガラの話に戻りますか。同店の平日のランチタイムは南インドの定食であるミールスが主体です。「平日ランチミールス」（1200円）を注文しました。カレーは1種類またはハーフサイズを2種類選べます。僕は「マトン」と「サンバル」（野菜と豆のカレー）を注文しました。
朝比奈さんは学生時代、神保町でアルバイトしていたそう。なのでカレーはばっちりなのですが、南インド系は初めてとのこと。さて、喜んでいただけるでしょうか？？
しばらく待つと、カレーのほか、ラッサム（酸味のあるスープ）、ポリヤル（野菜の香味炒め）、アチャール、プーリ（揚げパン）などが付いたミールスがやってきました。いただきます。
マトンカレーを一口味わうと、いやぁ辛いっ。日本人好みに調整していませんねえ、これ。鮮烈な辛さがビシビシと舌を襲ってきます。もちろん、ただ単に辛いだけではなくマトンらしい香りと旨みがあってのこと。ランチのカレーでも十分にマニアを納得させるできばえと言えるでしょう。
ちなみに、辛さ耐性がそこそこある朝比奈さんは、「かなり辛いけれどおいしいと気に入ってくださりました」とのこと。よかった、このお店がマニア向け過ぎないかと少し心配していたので(^_^;)
ラッサムやポリヤルも、都内で食べられるものの中では辛めの仕上げではないでしょうか。そんなわけで辛さ耐性の低い僕が安心して食べられたのはサンバルだけでした。
これは裏返してみると、ランチタイムから本格的な南インドカレーが食べられるということ。貴重です。ディナーには過去3回行ったものの、ランチにはずっとご縁がなかった僕にとっても新鮮な体験となりました。
最後に。朝比奈さん、執筆などでお忙しい中、会う時間を作ってくださり、ありがとうございました。
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今回は友人の作品でしかも読み応えがあることと、実験的な意味合いから、Amazonアフィリエイトのリンクを張らせていただきました。不快に感じられた方がいたらお詫びします。
最初、「顔見知り」と書いたためによけいな誤解を招いてしまい、すみませんでした。もちろん大切な友人と僕も思っていますよ〜。
「人気作家の朝比奈さんと友達だと!? えらそーに」と思われる方がいたら申し訳ないなぁなどと考えました。ほんとすみません。またぜひ、ご一緒いただければ幸いです。
＞MTさん
えすとが閉店したのは残念ですが、それでもこの界隈はおすすめのランチどころが多くていいですね。そんなあたりにお勤めのMTさんが羨ましい限りです。
付け合わせの辛みスパイスは怖くて手が出せませんでした(^_^;)
ディナーのマトンカレーも相当辛く、日本人向けアレンジ無しですが、逆に辛さアップアもきっぱり拒否されました。
辛味スパイスも出してくれませんでした。
ランチに行った方がよさそうです。
普通の日本人を相手にするかぎり「余計なアレンジ」は避けられないでしょうね。僕よりも辛さ耐性が低い人も結構いますから(^_^;)
辛党さんの辛さ耐性ですと、序の口といったところですかねえ（笑）
1000エントリですか！
おめでとうございます。
1か月に数回記事上げするブロガーをアクティブブロガーと
言うそうですね。
それが全ブロガーの中でもたった1％だけらしいです。
もっといるかと思ってました。
つか週イチ未満でもアクティブなんですね。
そんな数少ない活動的なブロガーさんの中でも
たあぼうさんの積み重ねて来られた足跡は偉大ですね。
私も爪の垢を煎じて（略）
これからもマイペースで、のんびり続けていただければと思います。
それでは、失礼しました。
いやあ、わたくしもここでいろいろと
情報を仕入れさせていただいておりまして＾＾
スタイルもふくめてとってもお気に入りです
これからも楽しませてください
ダルガはなぜかご縁がなく、まだ未踏となっております
どうやら厨房のスタッフはアジャンタからの移籍組のようですね
というわけで、ある程度は重なる部分もあるのかなとおもいますが、なにせアジャンタがあんな感じなので(笑)
もうちょっと手加減なしなのかな・。・と
近いうちに訪問したいです
それから、赤坂タージ本店は残念ながら閉店となるようです
さすがに二度目のボヤだと管理会社もだまっていないでしょうからね
新しい移転先を探すとのことですが、メニュー数やスタッフ、雰囲気も含めてあのままそっくりというわけにはいかないでしょう
街のカレー屋さんにならないことを祈ってます苦笑
お店の雰囲気も素敵ですし、ゆったりすごせるお店でまた訪問してみたくなりました。
記事を拝見していて先日のビージャさんのイベントでの繋がりを感じる素敵なお話ですね。
ありがとうございます。爪の垢を煎じるどころか、僕よりも圧倒的に更新頻度の高いUSHIZOさんはとっくに1000件を越えていますよね。
ともあれ、ネットだけでもいろいろ楽しみ方がある中で、週1でもブログを書き続けるという人は、全体で見れば特異な人なんだろうとは思いました。
＞くもすけさん
くもすけさんがダルマサーガラに訪れていらっしゃらないとは意外でした。アジャンタ出身と考えると、あのマトンカレーの辛さも妙に納得してしまえるものがありますね（笑）
タージの移転は残念ですが、田町のタージキッチンなど、いろいろ新しいことに取り組んでいるグループですし、頑張っていってほしいですよね。
＞かりん☆さん
ハワイからのご帰国早々でのコメントでしょうか？ ありがとうございます。
かりんさんのパフェも200本ですね。実際に食べたこれだけのパフェをすべて記録していらっしゃるのは、日本でただ一人なのでは？ すごいです。
久しぶりに今週末以降と思います。
ランチは価値がある内容ですよねえ。
１０００記事突破、素晴らしいです。
ボクも数字だけはそうなっていますが、たあぼうさんの変わらないスタンスとまとまりあってわかりやすい、冗長ではない文章、あこがれです。
ありがとうございます。はぴいさんは「カレーですよ」記事だけでとっくに1000を突破されていますし、すごいことですよ〜。