小平市美園町1-24-14 (携帯地図)
Tel:042-344-7199
予算:1000円〜1100円(カレー)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★
小平駅から多摩湖自転車道を花小金井の方向に歩むとほどなくして、あじさい公園と、その手前にロッジ風の建物が目に入る。それがカフェラグラス。春から夏ごろであれば、緑に囲まれたアプローチに心が和むことだろう。
カフェラグラスは地元とのつながりを大切にしたお店である。例えば生活者クラブ(生協の一種)で調達する地元産の野菜などを使った料理を提供しており、切り盛りする店員さんも近隣にお住まいの奥様たちが中心だ。
同店に僕が訪れた目的はもちろんカレーだ。20種類のスパイスを混ぜ合わせて作るという「本格インドカレー」と「なすとひき肉のカレー」がお店の名物の一つになっている。これら2種類のカレーをハーフ&ハーフで、ナンと一緒に楽しめる「ナンセット」(1100円)もある。
タンドール釜はなさそうなので、本格的なナンは出てこないだろう。でもカレーは2種類味わいたいな。ということで僕はナンセットを注文した。すると「ナンが売り切れてしまいまして…」とのこと。「それじゃ、ライスでハーフ&ハーフはできますか?」と尋ねると、快諾いただいた。かえって良かったかも(^-^)
注文を待つ間に店内を見てみようか。外観と同様にロッジ風の内装になっている。テーブルなどから木のぬくもりを感じ取れる。また、開放的な窓からは、緑が…といいたいところだけど、冬場だから見られない。失敗だ(-_-;)
などと言ってたら、カレーがやってきた。盛り付けが綺麗だね。いただきます。
なるほど、インド風とうたっているとおり、おうちのカレーとは確かに違う。それでいて、家庭的な優しい味わい。お母さんの手作りカレーの雰囲気が漂う。
まず、本格インドカレーはなすとひき肉のカレーよりもスパイス感が強め。とはいえ正真正銘のインドカレーほどガツンと利かせるのではなく、一つひとつのスパイスをバランスよく配合した繊細な印象を与える。
なすとひき肉のカレーは、一段と穏やかで家庭的な印象を与える作り。少し大きめのなすと、きめ細かいひき肉のバランス感が特徴的だ。
どちらのカレーも、期待どおりライスとの相性が良かった。ナンじゃなくて良かったと思う。注文を付けるとすれば果物らしき甘みが強すぎること。もう少し抑えてもらった方が、僕にとっては食べやすいな。
地産地消、いいじゃないですか。
最近は味よりお店の雰囲気と対応に気持ちが傾きがちです。
ナンがどんなのか気になりますが、、、ボクもごはん派なので、きっとごはんを頼みます(笑)
味よりお店の雰囲気と対応ですか。仰りたいこと、分かるような気がします。
よほど酷いお店でないかぎり、味はある程度の水準まで到達しているものですよね。とすれば、居心地が良いひとときを過ごせるかどうかが大事になってきますよね。