大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街南館B2
(携帯地図)
Tel:06-6377-6387
予算:750円〜1200円くらい(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★
ウルフルズのトータス松本さんたちがかつてアルバイトしていたことで有名なカフェ「カンテ・グランデ」。同店の姉妹店が阪急梅田駅の地下三番街にある。それが今回取り上げるカンテ・カンテだ。
インド北西部・ラジャスターン地方の民家をイメージしたというお店は、エスニック系の雑貨や小物類もいっぱい置いてあるなどエキゾチックで、しかもポップな雰囲気を漂わせる。そんな様子に惹かれて訪れる女性のお客さんが多い。ありゃ、おじさん一人客は僕だけか(^_^;)
席数は15席ほどと小さめ。それでも「食べるカンテ」と位置づけているだけあって、食事メニューは充実している。特にインドのターリー(定食)形式のメニューや、チャパティ(全粒粉のパン)で具材を巻いたロールものが目を引いた。
ランチに訪れた僕は「チキンとココナッツカレー定食」(1100円)を注文した。チキンカレー、ココナッツカレーの2種類のカレーに、チャパティ、ターメリック・ライス、サラダ、飲み物がセットになっている。
それにしても、ナンではなくてチャパティが付くのは国内のお店では珍しい。本来、インドの庶民食としてはナンよりもチャパティの方がポピュラーだから、こんなお店が一定の人気を博すのは嬉しい。日本のインド料理の幅が広がりそうだ。
なーんて考え事にふけっていたら、定食がやってきましたよ。いただきます。
うん、カフェごはんにしては頑張っているんじゃないかな。チキンカレー、ココナッツカレーそれぞれにちゃんと個性を出しているし。
チキンカレーは、割とオーソドックスな北インド系だ。カルダモンの香りを利かせ、さらに軽く酸味も加えている。庶民のカレーを想定するためか、それとも客層への配慮か、油も北インド系にしては控えめ。香り、酸味と相まって、くどさを感じずに食べ進められる。
一方のココナッツのカレーはむしろ南インドのそれに近い。水気たっぷりのサラサラとしたタイプで、チャパティを浸すたびにココナッツの甘い香りが鼻をくすぐる。具はタケノコ、キノコ、それにチキンが入っていた。
うーむ、チキンとチキンになってしまうのは少し残念かな。調理法が違うし、味は頑張っているとはいうものの。具のバリエーションが広い方が僕には嬉しい。
と、注文を付けてしまったけれど、全体としては満足できるものだった。ランチと考えると、一般のインド料理店に決してひけをとらないと思う。何より、チャパティで楽しめるところが僕にとってはポイントが高いんだよね。
食べ物もさることながら、あの居心地のよさにはまいりました。
ビルインテナントスタイルのお店には難波シティーのお店に行きましたが、やはり軽食でルマリロティのロールがあったりとなかなかの実力、まいりました。
四つ橋線本町駅のそばの店は、インドから長いバルコニーを移築したとかで、そりゃスゴイらしいんです。
近々行ってみます。
チャパティが選べるの、いいですよね。
最近なんだとちょっと大きくてお腹いっぱいになっちゃって、、、(笑)
カンテグランデをご存じでしたか、はぴいさん、さすがレパートリーが広いですね(^o^) 大阪で愛用されているのですか。
たしかに大きなナンはお腹が膨れやすいですね。昨年来の原材料高騰の煽りで、多少小さくなってしまったとはいえ。
僕はチャパティの素朴な味が好きです。