大田区上池台3-45-5 (携帯地図)
Tel:03-3726-7984
予算:1000円(カレーとライス)〜
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★
ブログをつづる面白さの一つは、意外な人と意外なつながりが判明して交流が生まれること。僕がよく拝見しているブログの執筆者さんが、僕が知っているブロガーさんのファンということが、しばしば見られる。
上池上商店街の通りから1本脇に入ったところに構えるマナカマナ2号店で今回集まったのも、意外なつながりがあればこそだった。企画したのは、僕をよく飲み会に誘ってくださる「ニセモノの良心」の孝好さん。マナカマナは、孝好さんが愛用しているインド・ネパール料理店なのだ。
ほかの参加者は、一人が金融や行政の関係者さんの注目を大いに集めているブログ「本石町日記」のbank.of.japanさん。孝好さんの飲み仲間にして、僕の学生時代の友人の先輩に当たる方だ。
もう一人は、ITmediaオルタナティブブロガーの今泉大輔さん。氏の「シリアルイノベーション」は、僕がよく拝見しているブログの一つだ。その今泉さんから、本石町日記を愛読していらっしゃると僕がうかがい、それなら「bank.of.japanさんと今泉さんをお引き合わせしよう」という話になったのだった。
マナカマナのシェフはネパール人の方。器用な方で、北インド、ネパールの各料理に加え、タイ料理まで作れるという。しかも一品のお値段は500円台〜1000円程度が大半。いろいろな料理を気軽に楽しめそうだ。
早速、ネパールのゴルカビールやタイのチャーンビールで乾杯しながら、料理の注文に移った。ネパール料理からはモモ(ネパール風餃子)やチキンチョエラ(鶏肉のスパイス和え)、チョウミン(焼きそば)などを、インド料理からシークカバブ(ひき肉の串焼き)を、タイ料理からヤムウンセン(春雨のサラダ)を注文した。
どの料理もエスニック料理らしい雰囲気を残しつつ、一方で日本人の味覚に馴染みやすく調整してくれている。安心して食べられるね。この調子ならカレーも、はずれることはなさそうだ。
前菜などに満足したところでカレーの注文に移る。ほとんどは北インド系のカレーだそうだ。ネパール系は残念ながらダルバート(ネパール形式の定食)以外にはないとのこと。それなら素直に北インドのカレーにしよう。
オーナーさんのおすすめに従って、バターチキン、サグパニール(ほうれん草とカッテージ・チーズ)、キーマと卵の3種類を注文した。辛さはいずれもミディアムにした。
いずれも奇をてらったところがないインドカレーだ。前菜などと同様の傾向で、味はしっかりめで日本人に馴染みやすい。ほどよくクリーミーに仕上げてあるので、辛さが苦手な方でも大丈夫そうだ。
僕のようにしょっちゅうインドカレーを食べている変な人間には、もう少しあっさりめの方がいいかな(^_^;) でも、たまに味わう方には、素直においしいと思えるカレーだろう。ナンもプレーン、ゴマ、ガーリックの3種類を食べてみて、どれも水準以上だと思った。
どの駅からも距離がありながら、2号店を開いたことが象徴するようになかなかの賑わいを見せていた。お店のサービスや料理の幅広さ、味付けのポリシーが、地元の方々に受け入れられていることの表れだろう。