
北区滝野川5-1-1 STビル1F
(携帯地図)
Tel:03-3910-0248
予算:800円〜1200円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★
富良野といえば、かつて好評を博したTVドラマ「北の国から」シリーズの舞台となった土地だ。その富良野から、魔女のスプーンというカレー屋さんが上京してきた。お店は西巣鴨駅のすぐ近く、白山通りと明治通りが交差する場所にある。
同店は大きく2種類のカレーを用意する。ルーを用いるタイプと、北海道ならではのスープカレーだ。それぞれのタイプごとに、具によるバリエーションを持たせている。辛さを調整したり、チーズなどのトッピングを加えたりといったアレンジも可能だ。
ランチタイムに訪れた僕は「野菜スープカレー」(1000円)を通常の辛さで注文した。「富良野の野菜を味わえる」という説明書きに魅力を感じたからだ。ちなみにお店の一番人気は「納豆チーズスープカレー」だそう。においを気にせずに済む、夜に訪れるべきだったか(^_^;)
お店の広さはそれほどでもないものの、座席の配置はゆったりとしている。木目調の壁と相まって、北海道の自然に溶け込む一軒家にいるような感覚を覚える。そんな気分に浸っていれば、スープカレーの到着を待つ時間は苦にならない。ほら、もうやってきた。
では、いただきます。まずは茶褐色のスープを一口。
うん、他店に比べるとやや上品な味付けかもしれない。スパイス感もそこそこで、野菜の持ち味と喧嘩せず、引き立て役に回るタイプと言えそうだ。
このスープの中にジャガイモ、ニンジン、ピーマン、レンコンといった野菜たちがゴロゴロと入っている。野菜にも余計な味付けは施しておらず、持ち味をしっかりと楽しめるようになっている。
スープカレーでは半ばお約束といえる骨付きチキンもちゃんと入っていた。基本に忠実なスープカレーといえる。マジックスパイスなどのような際立った個性がないけれど、「スープカレーってどんな食べ物?」と聞かれたら、ここを紹介した方が分かりやすのいかも、と思った。
なお、表参道ではテイクアウト専門店を営業しているいるとのこと。
魔女のスプーン表参道店(テイクアウト専門)
渋谷区神宮前3-2-12 上岡ビル1F (携帯地図)
Tel:03-5410-0044