(クワイエット・ビレッジ)
岡山市北区表町1-6-43 (携帯地図)
Tel:086-231-4100
予算:880円
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★
4月に政令指定都市になったばかりの岡山市。路面電車が整備されていて岡山城や日本三名園の後楽園などの観光地にもアクセスしやすい。今回が4回目の訪問になるけれど、気に入っている街の一つだ。
その岡山城や後楽園と同じ路面電車の最寄り駅である城下駅で下車して数分歩くと、QUIET VILLAGEというお店が見つかる。ベンガル地方(東インド・バングラデシュ地方)の家庭料理を日本人向きにアレンジしたカレーを用意する。
ベンガル地方の家庭料理というと、僕には川魚のイメージが強い。かつて訪れたコルカタでも、こんな魚のカレーを食べている。「魚のカレーはあるかな?」とメニューを見ると、おお、ちゃんとありますよ。ズバリ「魚と野菜のカレー」(880円)が、食後にミニサイズのチャイ付きで。
喜んだ僕はもちろん、魚と野菜のカレーを注文した。辛さは「普通」を選んだ。魚と野菜のカレーはピリ辛になるとのこと。ちなみにお店一番人気のチキンの場合は、少し辛めにした方が人気があるそうだ。
ほどなくして、いっぱいの野菜たちと軽く揚げた魚などが盛られたお皿が、目の前に置かれた。東インド現地で食べるものよりも見た目が美しい。オシャレカフェっぽいお店の雰囲気とマッチしている。いただきます。
うん、スープ状のカレーによく旨みが出ている。色づきが良いターメリックライスを浸して食べると、自然に顔がほころんでくる。
具の野菜たちはニンジン、ジャガイモ、ブロッコリー、シイタケなどなど。どれも大ぶりにカットされている。大きさに圧倒されるものの、カレーの味が染み通っているから、すんなりと食べられる。
主役の魚はあまり目立たなかったかな(^_^;) ただ、これもほかの具と同様に柔らかくなっていて、おいしかった。現地のベンガル料理とは違って食べにくい骨は残っておらず、日本らしい心遣いも感じられた。