
倉敷市本町3-11 (携帯地図)
Tel:086-426-4600
予算:850円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★
江戸時代後期に建てられた町家。戦前は日曜雑貨店だったその場所を、当時の屋号そのままにカフェとして営業している三宅商店。倉敷美観地区内でも有名なカフェの一つだ。休日になると、お店の前に観光客の姿が絶えない。
午後1時30分を回ったころ、僕も行列の最後尾に加わることにした。行列に加わるのはあまり好きではないのだけど、それでも並ぶ気になるメニューがあったからだ。もちろんカレーライスである。名前は「三宅カレー」(850円〜)だそう。
まず、お店の入口付近にある待ち人名簿に自分の名前を記入する。その後は昔ながらの土壁や、店内で販売している色とりどりのオシャレなマスキングテープ「mt」を眺めて辛抱強く待つ。30分あまり経過しただろうか、ようやく場所が空いた。靴を脱いで上がり込み、ふと振り返ると、後ろに長蛇の列が。いやはや(^_^;)
席に着いた僕は早速、三宅カレーを注文した。平日はデザートなどが付くセットにもできるそう。残念ながらこの日は休日だったため、単品で注文した。別に「コーヒー(尾原ブレンド)」を注文する。尾原ブレンドとは地元・倉敷の「自家焙煎珈琲 尾原」の独自ブレンドとのこと。
注文を終えた後も、さらに10分ほど待つことを覚悟しよう。お店の方は一生懸命働いているものの、ひっきりなしに訪れるお客さんをさばききれていない。傍目にもその様子がありありと分かる。この際、町家の雰囲気や中庭の景色を楽しんでいよう。待ち時間も長く感じないはず。
なるほど、懐かしさと今どき感とがバランスよく同居するカレーだね。
おうちのカレーの延長線上にある。けれど、それだけで終わってはいない。タマネギをはじめとする野菜をたくさん使っていそうなカレーソースは、適度な辛さに自然な甘みが加わり、誰もが素直においしいと思えるはず。
汁気はさほど多くないカレーソースなので、少し粘りけがあるライスの方が相性がよさそうだ。実際にお店の方もそう考えたのだろう。もちもちと表現している玄米を使っており、粘りけがあった。
トッピングは皮付きポテトや薄く揚げたレンコンなど。これらも食べやすく仕上がっていた。
驚きは少ないかもしれないけれど、おいしくいただけた。付け合わせの浅漬けもよかったし、並んだかいはあったと思う。
お店の雰囲気にあったホッとするような美味しいカレーでした。私の時も行列ができてました。
先にいらしていましたか。趣のある建物でしたよね。おっしゃるとおり、雰囲気によく合ったカレーでした。
掲載されてないので安心しました。
今より増えたら食べられなくなる…