玄氣カレー
港区新橋2-20-15 (携帯地図)
Tel:03-3572-2004
予算:800円〜1000円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★
近所に汐留という近未来的な表情の街ができても、新橋駅前はやっぱり新橋。無骨なおじさん向けの雰囲気が漂う。だから駅に面したビルに入っていれば、カレー屋さんもおじさん向けに見えてくる。入口には食券が待ちかまえるあたりからして、おじさん仕様に思える。
ところが、玄氣のカレーはいい意味で見た目を裏切ってくれる。食券販売機に並ぶメニューをながめると、旬の野菜を使ったカレーや、丹波黒豆入の焼きカレーなど、趣向にあふれたものがいくつも並んでいる。しかも、どれも見た目が凝っているじゃないですか。
迷った末に僕が注文したのは「なすと挽き肉のカレー」(850円)。一見すると地味だけれど、ナスの紫色が鮮やかで気になってしまったからだ。
カレーの前に、デザートとおぼしきコーヒー・ゼリーと、サラダ代わりの「キャベツもみ」がやってくる。このキャベツもみが侮れない。コールスローのようでもあり、和食のようでもあり、不思議な味わい。これだけ食べ続けても飽きがこない美味しさがある。
そこにカレーが到着した。なすと挽き肉だけでなく、シメジもかなりのボリュームがあるな。いただくとしますか。
なかなかおいしい。
カレー・ソースは小麦粉を使わずにとろみを付けたあっさり仕立て。だからすいすいと口の中に入っていくのだけど、しっかりと存在感がある。旨みや数十種使っているというスパイスの刺激感は十分に引き出している。
具は、挽き肉とナスのほか、シメジに枝豆、それにカボチャとなかなか豊富だ。トマトなどと併せた挽き肉は、他店では見られない仕上げで気に入った。五穀米の「五穀」は、大豆、押し麦、いりごま、玄米、キヌア。食べ進むほど健康的な気分になれる。カレーの味の妨げには全くならない。
もっと刺激が欲しいというあなたは、備え付けの「辛旨味噌」を試してみたい。白ごまと黒ごまを組み合わせた辛さは、カレーに辛さだけでなく日本的な深みまで加わてくれる。
冒頭ではわざと触れなかったけれど、おじさん向けの雰囲気なのに女性客の姿がかなり目立つ。女性にも親しみやすい見た目、そして納得の味のカレーを出している何よりの証拠じゃなかろうか。
一緒に行った先輩が注文した「色とりどり野菜カレー」(850円)の写真も紹介しておきます。
俺も行ったことあるんですがお店の見た目に反して(笑)すごくおいしかったです。
キャベツもやばかったですね。
今度は追加で頼もうかと思ってます。
カレー屋は店の構えに騙されることが多いです。
ダメだなぁって反省してます^^
ここ、駅からも近くて便利ですよね。
徒歩ランチエリアなので、ここも(あ、会社からです)
汐留で仕事の後戻るときの一つの選択肢です。
ただ、汐留に行くと、
名古屋発のカレーうどん店「若鯱屋」はあるは、夢民はあるは、アジャンタの支店もあるし、
別のビル46階にはアメリカンビュフェ(カレーはないけど見晴らし最高!)があるは で、
選択肢が多すぎるのが、玉に瑕ですが・・・。
ただ、このカレー屋、辛み味噌が食をそそるので、辛いモノ好きには侮れませんねぇ。
ほんと見た目で判断するのが難しいですよねえ。僕も悩まされています。
>いのっちさん
汐留は支店であればいろいろお店がありますね。新橋駅周辺よりちょいと高めの店が多いので、使い分けになるんでしょうか。
今朝、JRの駅のラックに置いてあって取った
「JR東日本 小さな旅」2月号
“山手線でめぐる!TOKYOグルメ”
の秘伝のカレー特集に
「身体に優しいヘルシーカレー」として掲載されてますね。
3月10日まで、その冊子についているクーポン持っていくと珈琲またはアイスのサービスだそうです。
ご参考まで。
耳寄り情報ありがとうございます。
JRの駅のラックもあなどれませんね。
閉店の情報、ありがとうございます。ヒロキエさんの「食い道をゆく」によると、場所を変えて復活する可能性もあるようです(http://kuidou.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_f000.html)。
期待して待ちましょう。
Nagafuchi(http://love-curry.seesaa.net/article/1869218.html)も良いお店ですよね。お気に召して良かったです。
所在地 東京都港区赤坂2-10-13成光ビル2F
電 話 03-5573-4628