2009年06月19日

おまけ兵庫3 BAOBAB(姫路市:姫路・山陽姫路)

チャパティランチBAOBAB(バオバブ)

姫路市紺屋町78携帯地図

Tel:079-289-3922

予算:840円〜1350円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆〜★★★
量 :★★★


姫路には生まれて初めて下り立った。シノギの約束の時間よりも2時間ほど早く到着した僕は、その隙間時間を生かして駅北口に広がる商店街に足を踏み入れた。通りを歩く間に漏れ聞こえてくる関西弁のイントネーションや口調は、同じ兵庫の中核都市ながら、神戸とはどことなく違う気がする。

駅を背にして右寄りのアーケード街・おみぞ筋を6〜7分ほど歩いた。すると、お目当ての「BAOBAB」(バオバブ)が見つかった。めしともの企画の座談会を終えた後、カレー評論家の小野員裕さんに推薦していただいたお店である。

店内はオレンジ色の壁が印象的で、アジア色満載の絵画が掛かっている。小野さんオススメのお店ではやや異色のオサレな雰囲気だ。何度かの移転・リニューアルを経て現在の場所とスタイルに落ち着いたそうだから、小野さんが訪れた時と変わっているのかもしれない。

ランチタイムのメニューは、良心的にも午後5時までやっているそうだ。その中で僕の目に止まったのは「チャパティランチ」(1050円)である。ターリー(インド式定食)の一種で、カレー2種類、ターメリックライス、チャパティ、ピクルス、ラッシーがセットになっている。

このチャパティランチを注文し、カレーはインド風カレーとタイ風カレーがあり、僕は「ひよこ豆とにんじん」「キーマ」の2種類を選んだ。女子率の高い店内でシノギの資料をしばし読みふけっていたら、店員さんが一式を運んできてくれた。可愛らしい見た目だね。

お、どちらも水分が多いサラサラタイプのカレーなんだ。まずはスープ状になっている両カレーの表面を、スプーンですくって味わってみる。うん、旨みがたっぷりと出ている。また、食べ進むとそれほど辛口ではないのに汗が出てくる。香辛料のバランスの妙だろうか。

具のひよこ豆、キーマはいずれも、スプーンで器の底の方まですくうと味わえる。それぞれ持ち味を生かしており、サラサラのカレーとの相性はよかった。ただ、僕個人の好みで言えばもう少しカレーに粘度があってもよいかな。

というのも、これだけサラサラしていると、チャパティとはやや合わせにくいからだ。ナンを選んでも同じことが言える。ターメリックライスとはよく合うんだけどね。あくまで好みの問題なので、気にならない人も多いだろう。

脇役のピクルスやラッシーも良くできていた。特にラッシーは酸味が特徴的で、あまり他店では出会わなそうなつくり。一度飲む価値はあると思った。

posted by たあぼう at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 関西
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