
港区白金台3-3-1 (携帯地図)
Tel:03-3449-3231
予算:950円〜1050円(昼)、
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★
ラ・ロンジェヴィテは、玄米などを使った健康に配慮した食事に、おいしさもプラスして提供しようというコンセプトを掲げるお店。店名はずばり「不老長寿」だそう。つい先日、写真が美しい人気グルメブログ「じぶん日記」の作者である55aiaiさんに教わった。近場に用事ができたのをいいことに訪問してきた。
たたずまいは白金台の高級イメージにふさわしい洋館で、中に入る前にはちょいと緊張する。ところが、店内でランチタイムのメニューを見せていただいて驚いた。950円〜1050円という実にリーズナブルな値段が並んでいたからだ。ランチは宣伝と割り切っているのだろう。
それに値段だけじゃなくて、メニューの幅も広い。マクロビオティックなセットがあるかと思えば、薬膳カレーあり、パスタあり、肉料理ありと、これ全部出していたらシェフの負担がかなり大きいのでは…と思わずにいられない。
でも、カウンター席に座った僕の目の前で調理に励むシェフは、大変そうな表情をおくびにも出さずひょうひょうとしている。プロだねえ。せっかくだから、僕も気兼ねなくカレーを頼むとしよう。
カレーだけでも4〜5種類の選択肢があった。その中から僕は「五種類の豆のカレー」(950円)を選んだ。ライスも選択式で、マクロビオティックらしい玄米と食べやすい白米を選べる。ただし、この日はあいにく玄米は既に売り切れていたので、自動的に白米できまった。
ちなみに、一緒に訪れたグルメなシノギの先輩は肉料理を注文した。料理がそろうまでにはちょいと時間がかかった。奥の個室スペースに団体さんがいて、かつこれだけ幅広いメニューがあるのでは仕方ないだろう。むしろ、やってくる料理の綺麗な盛り付けや十分なボリューム感を見れば、待ち時間など些細なことに思えてくる。
見た目はおうちのカレーや欧風カレー好きに馴染みやすそうなタイプだね。早速、カレーソースを一口味わってみるか。
お、なかなか旨みが感じられるじゃないですか。薬膳カレーをうたっているものの、薬っぽさをまるで感じない。それどころか、マクロビをうたうお店にありがちな味の薄さの課題も克服している。上手に出汁を利かせているのかな。
スパイス感も現代的というべきか。歴史ある洋食屋さんの欧風カレーと比べるとかなりスパイシーな印象を受けた。旨みとともに、豆のカレーというやや地味な具材から来るイメージを良い意味で裏切るメリハリの利いた一皿だ。
ライスはやや水気が多めのタイプで、もう少し堅めの方がこのカレーとは相性が良い気がした。今日は売り切れだった玄米と組み合わせた方が良いのかもしれない。もっとも、恐らくカレー以外の料理と兼用だろうし、ランチでそこまで求めるのも酷だろう。
何より、白金台界隈でこのレベルのカレーが950円。しかもサラダや飲み物までいっぱしに付いてくる。これだけでも十分に賞賛に値する。僕と違って甘口評価をしないグルメな先輩でさえ、肉料理の質・ボリューム・値段がランチとしてはかなり高いレベルでまとまっていると賞賛していた。
そんなわけでラ・ロンジェヴィテは「これはディナーも訪れてみたいな」と思わせてくれる良心的なお店だった。55aiaiさん、ご紹介くださり、ありがとうございました。
先日55aiaiさんが記事にされていたお店ですね。
白金台と聞いただけで腰が引けてしまいましたが、確かに
ランチは他の地域とあまり変わらないですね。
食材などいろいろ興味をそそられるので、いずれ訪問して
みたいですハイ。
それでは、失礼しました。
自分で値段のことを書いておいてなんですが、ラ・ロンジェヴィテは値段以上に料理の豊富さに感嘆しました。
肉も食べられる一般の方とねベジタリアンの方が仲良く訪問して楽しめるという点でも、貴重なお店です、はい。
USHIZOさんからお教えいただきまして飛んできました。
ぜひたあぼうさんに食べていただきたいなっと思って紹介したのですが、行ってくださって、しかも私のブログまで紹介いただいて有難うございました!
夜もぜひ行ってみてください。
すごーく美味しいです^^
いえいえ、今回は良いお店をご紹介くださり、ありがとうございました。どなたか同行者を募って、夜の部も行ってみたいと思います。