
板橋区中板橋26-1 (携帯地図)
Tel:03-5375-5044
予算:1500円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★★
東武東上線の都内の駅で最後まで取り上げていなかった中板橋駅。雨の中をうろうろしているうちに、ネパール居酒屋を掲げるお店Himal(ヒマール)が見つかった。渋谷や赤坂にネパール料理店を展開するMANDARA(マンダラ)グループの姉妹店だそうだ。
場所柄に合わせてか、渋谷のマンダラよりも庶民的な居酒屋さん然としている。入口で靴を脱ぐあたりも和みやすい。メニューは、飲みも食事も両対応できるよう幅広くそろっている。ネパール色はそれほど強くなく、インドカレーのお店と考えてもそれほど違和感はないだろう。
ネパールっぽさを多少味わいたかった僕は、「ネパリ・ダルバート」(1890円)を注文した。ダルバートを直訳すると「豆とライス」。豆スープとライスに、おかず類などを一緒に盛り付けたネパール式の定食である。
このお店のダルバートの内容は、カレー2種類(豆、チキン)、ライス、ナン、サラダ、モモ(ネパール風餃子)2個、デザート、ネパール・ミルクティー。かなり盛りだくさんでしょう?
シェフは一人だけのようで、ダルバートの一式がそろうまでには多少時間がかかる。ドリンクも頼んでおいた方がいいだろう。しばらく待つと、カレーやライスを盛ったプレートが先にやってきた。それから少しして、モモも到着。おかず類が一式そろったところで、いただきます。
前菜気分でサラダをつつき、続いてモモを頬張る。皮に包まれていた羊肉の旨みが口の中に広がってくる。いいね。辛さはいたって控えめのため、食べやすい。
続いていよいよカレーだ。まず、豆のカレーはネパールらしい穏やかな味わいだった。ライスにかけるもよし、そのまま食べるも良し。一方のチキンカレーは、軽い酸味とカルダモンの香りが特徴的だ。こちらも北インド系のチキンカレーとは少し違うため、新鮮に感じる方もいるだろう。豆のカレーはライスに、チキンカレーはナンと合うかな。
ライスの量はダルバートにしては少なめか。とはいえ、ほぼフルサイズのナンが付いてくるからボリューム感を不足する心配は全くない。むしろ僕は平らげるのに苦労した。
最後の方はふうふう言いながら食べ終わった。すると、それを待っていたかのように、店員さんがデザートとミルクティーを運んできた。このデザートが抜群に甘い(^_^;) お腹一杯の僕をさらに満たしてくれるのだった。
たあぼうさんのブログを拝見して、初めて見る駅が
いつも本当に多いです。
本当に広範囲のリサーチ、恐れ入ります。
こちらはダルバートと銘打ってますが、モモとナンもついて
インド・ネパール料理のフルコースという感じですね。
1890円はダルバートにしては高いかな?と思いましたが
このメニューなら妥当でしょうか。
ムラコ・アチャールも付けて欲しいですが
一般の方にダルバートって名前を覚えてもらうには
これでオッケーなんでしょうね。
数年前まで「ミールスって何?」だったんですからね。
それでは、失礼しました。
中央線や東急東横線沿線などを除くと、沿線にお住まいではない方に馴染みの浅い駅が多いのも当然かも知れませんね。僕もこんなブログをやっていなかったら、一生訪れなかった駅がいくつもありました(笑)
さてダルバート。たしかにモモが付くのは珍しいかもしれません。まあ、下手なアチャールやタルカリが付くよりは、日本人に馴染みやすくてよいだろうと思います。