千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー1F
(携帯地図)
Tel:03-3500-3755
予算:1260円〜1890円
味 :★★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★
手頃な値段でおいしいカツカレーを食べるのって、意外と難しい。カツがおいしくてもカレー・ソースは普通だったり、カレーはおいしいけれどカツの衣がペチャッとしていたり。旨さを両立する銀座の洋食屋さんは、2000円をオーバーしてしまうのがざら…。
だから洋風とんかつを得意とするフリッツの「カツカレー」(1260円)を食べると、僕はびっくりしてしまう。とんかつ、カレー・ソース、ついでにキャベツやおみそ汁や福神漬けまでおいしい。しかも1260円と、少し頑張れば出せる値段。嬉しいじゃないの。
じゃ、勢いづいて語ってみますか。
とんかつから。なんと言ってもお肉が柔らかい口当たりで、一口めは「とろけるんじゃないか」と錯覚するほど。それを包み込む衣は、薄いのに存在感があり、それでいてサクサク感を保ち続ける。やや低めの温度で丁寧に揚げているそうだけど、それが秘訣なんだろうか。
で、このカツにかけるカレーがまた素晴らしい。
さらさらのソースで一見ではなんてことなさそう。ところが、口に含むとたちどころに折り重なった旨みが伝わってくる。洋食屋さんのブイヨンのワザなんだろう。
最初はあまり感じないのにじわじわと存在を増していくスパイシー感も素晴らしい。これらのカレーとしてのおいしさは、カツの旨みと衝突せず、うまく調和している。絶妙のバランスだと思う。
そうそう、優れたバランス感覚は店内の雰囲気づくりにも現れていると思う。「品はいいけれど敷居はそれほど高くないな」とお客さんが安心できる空間になっていて、僕は好きだ。
例えば、席数を少なめにして中央に余裕を設けるとともに、天井を高めにして開放的な印象を持たせてある。家庭のシステムキッチンに似たカウンターや、柔らかい白基調の椅子を使っているあたりは今どきのリビングダイニング風。くつろいだ気分にさせるための仕掛けの一つだろう。
お店の方の態度が少しそっけなく感じられるかもしれない。でも、そんなことを気にせず何度も通いたくなるお店なんだな。
おいしいです。カツカレー以外も試してみたくなります、はい。
肉が甘みすら感じ、衣はサクサクで、薄いのに剥がれることもない。
カレーは洋食屋っぽくカツに合います。
学生街で受けるような大盛りとは違いますが、大人のカツカレーだと思います。
フリッツは、見附らしく酒のつまに良さそうなサクサク薄衣美味しく、カキフライもいいですよ。
大人のカツカレーという表現が正にぴったりですよね。
牡蠣フライも味わってみたいです。牡蠣そのものはもちろん、きっと薄くてサクサクの衣がまた美味しいんでしょうね〜。
<フリッツ>、美味しかったです。カツは抜群の美味しさですね。しかし、カツカレーは難しい。
カツとルーの味のバランスが、マッチするお店ってなかなか無いですね。
そー考えると、<キッチン 南海>恐るべし!って思います!
リンク貼らせて頂きました。
また、お邪魔します。
こんにちは。そうなんですよね。カツとカレーが両方おいしいお店はなかなか見つけるのが大変です。
「伽里活動」でよいお店を見つけたら、ぜひぜひ教えてくださいませ〜。