千葉県松戸市大金平3-206-2 (携帯地図)
Tel:047-343-0996
予算:650円〜1200円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★
生まれて初めて流山電鉄に乗った。目指すは小金城趾駅からすぐ近くにあるカレー屋さんのインディー28本店である。稲毛のシバのエントリーを記したところ、読者のにつつるおさんに教えていただいた。
いかにもローカル線らしい可愛らしい列車に乗り、のどかな小金城趾駅を下りると、右手に幟が見えるため迷う心配はなかった。お店の内外とも昔から続いている喫茶店といった風情だ。
適当な席に着いた僕は壁に掛かったメニューを眺める。どうやらカレーは大きく2系統あるようだ。標準的なものと、お店が言うところの「デラックスカレー」というのがある。前者は650円からとリーズナブルなのに対し、後者は1000円以上。
その値段に気合いを感じた僕はデラックスの一つ「ビーフカレー」(1150円)を注文してみた。詳しくは後ほど。お店の方曰く、カレーもライスもモノが違うとのこと。それは期待できそうだ。
ところで、なぜインディー28なんだろう? 鉄人28号にでも影響されたのかな? などと注文を待つ合間にしょうもないことを考えていたら、お店の壁の説明書きに、スパイスやハーブ類を28種類混ぜ合わせて作っているとある。さらに下準備も28時間かけているそうで。これは失礼しました。脱帽です。
さて、そんなところにお目当てのカレーがやってきた。いただきます!
おお、湯島のデリーのようなサラサラしたカレーだ。味の方向性はデリーのそれとは異なるものの、カレーソースにしっかりとした旨みが出ているところが素晴らしい。
このサラサラのソースをかける黄色が鮮やかなライスは、ターメリックを加えたバターライスだろうか。カレーだけでなくライスにも力が入っている。確かにこの立地で1000円以上採りたくなるほど手が込んでいる。
具のビーフはやや小振りかな。ひょっとしてお楽も旨みを摂るのに使われて小さくなっているんだろうか。ただ、一口サイズという感じで食べやすい良さはあった。
食後にはお口直しが付いてくる。一見、なんてことのなさそうなアイスクリームなんだけど、こういう本格的なカレーを食べた後に甘くて冷たいものってたまらないんだよね。よいお店だ。