名古屋市東区東桜1-2-29 (携帯地図)
Tel:052-971-6882
予算:1100円〜2000円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★★(ミックス)
量 :★★★☆
織田信長で有名な清洲付近まで用事ができたため、それを済ませた後に名古屋でカレーを食べることにした。今回の目的地は、地下鉄の久屋大通駅から数分歩いたところにある「カレーのMORI」。名古屋では名の知られたカレー屋さんの1店である。
カレーのMORIは大きく、インド風、イギリス風、タイ風の3種類のカレーソースを用意する。看板メニューはインド風の「チキンカシミール」だ。東京・湯島のデリーが生んだとおぼしき「カシミール=激辛」という日本独特の公式がこの店でも成り立っており、辛さ星取り表で★が7個も付いている。
辛さが苦手な僕はひよって別のカレーを注文することにした。「ミックス」と呼ばれるタイプである。その名のとおり、英印の2種類のソースを混ぜ合わせたもので、具はビーフと決まっている。
カレーの種類に加えて、カレーソースたっぷりの「レギュラー」にするか、ソース半分で様々なおかずを味わえる「ターリー」(定食)形式にするかという選択肢と、2種類のライスまたはナンから一つを選ぶ選択肢がある。組み合わせが多様でしょう? 僕はあれこれ悩んだ末に、ターリー形式をマサラライスで注文した。お値段は1280円なり。
しばらく待つと一式そろってやってきた。近くに座った男性客のレギュラーを見て、ターリーを選んで正解だったと思った。なにせかなりの量だもの。男にしては食が細い僕にはかなりきつそうだ。さらに向こうの席の男性が注文していた大盛りは段違いの迫力だった。ともあれ、いただきます。
さすがはミックス。インド風のサラサラ感と英国風のコクの組み合わせが面白い。すっきりとした鋭い辛さを舌に残しながらも、欧風のコクがある。余計な甘みがないこともあって、インド風のテイストを強めに感じた。
マサラライスは、ターメリックなどを加えたスパイス・ライスだった。インド風カレーに合わせるのに良さそうだし、僕が頼んだミックスとの相性も決して悪くはなかった。
それにしても、ボリューム感は名古屋ならではというべきか。ターリーはハーフサイズのはずなのに、カレーソースが200g、ライス220g。他店なら十分にレギュラーサイズになりうる。そのうえ、カレーソースはビーフが惜しげもなくゴロゴロと入っていて、むしろカレーソースが少な目に思えるほどなのだ。
この十分な量のカレーに、ナンやサモサ(野菜の包み揚げ)、野菜たっぷりのサラダが、小さめとはいえ付く。サラダは具の種類も豊富と来ている。千数百円という値段こそ高く感じられるものの、この量には納得せずにはいられないのだった。
路線毎になっていて凝ってますね。
東京方面に行くときがあったら参考に
したいです。
おいしいものは写真見るだけでも
楽しくなりますね。
コメントへの返信が遅くなりすみません。東京にお越しの際、ごらんいただければ幸いです。