
長野市南長野北石堂町1408 (携帯地図)
Tel:026-224-3139
予算:750円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★
1973年のある日。善光寺からほど近くに開店したカレー屋さんのご主人が、何を思ったか冷蔵庫に入っていた納豆をカレーライスに投入した。すると意外と合うじゃないか。気をよくしたご主人が納豆カレーをお店でも出すようになった。
そんなエピソードとともに「元祖納豆カレー」を標榜するお店が、今回取り上げる「カレーショップ山小屋」だ。現在は長野駅から歩いて5分ほど、大通りから一本は行った細道にお店を構える。店名のとおり、山小屋風の建物だった。

僕は「やさいカレー中辛」(750円)を選び、これに納豆をトッピング(105円)することにした。やはり名物は押さえておきたいからね。
しばらく待って、お目当ての一皿がやってきた。おっと、小さくカットされた野菜がいっぱい入っていそうだね。その頂上には納豆の姿も見える。お味やいかに。
うん、カレーはオーソドックスなおうちのカレー風だね。とろみがあって、昔なつかしの味といえる。開店から30年以上にわたり、同じスタイルを続けているのだろう。
野菜の種類は豊富で、気付いたものだけ挙げてみても、インゲン、枝豆、カリフラワー、シメジ、タマネギ、ニンジン、パプリカ、ブロッコリー、ほうれん草など。それにコーンも入っていた。
しかし、これらより遙かに存在感があったのが納豆だった。豆の粒がスーパーなどのものと比べて大きく、たれなどをかけているわけでもないのに滋味が十分に感じられる。
それもそのはず、ここ山小屋の納豆カレーは長野・篠ノ井の名産である「川中島納豆」を使っているそう。この川中島納豆、2009年の全国納豆鑑評会で最優秀賞を獲得した、いわば日本一の納豆なのだ。

そんなわけで、カレー以上に納豆に存在感がある一皿だった。納豆はにおいが気になるという方も、一度くらいは味わってほしい。食後にはアイスが付くから、においが多少は緩和されるかもしれないし(^_^;)
上京してもずっと、僕のカレーには納豆が載っていました。
次に長野に行かれる際はご一報を。おすすめたくさんあり升。
そうか、ゆいちろうさんにとっては、原点の味なんですね。それにしても納豆がおいしかったです(^-^)
今度は訪問前にお店を教わりますね!