品川区小山台1-21-16 (携帯地図)
Tel:03-3792-4197
予算:1000円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★
「いい仕事しているねえ」
豆のカレーを一口食べ、心の中でつぶやいた。インド料理マニアさんが気に入りそうなスパイス使いだぁと思ったからだった。
ここは、武蔵小山駅を出て高校の脇道を抜けた通りにあるINDIAN CHAIHOUSE。店内は「旅行人」をはじめ、インドや旅行ものの本が充実している。お店のおじさんは少しぶっきらぼうだけど、悪い人じゃない。
今回は「スペシャルターリー」(1500円)を注文した。カレー4種類(チキン、魚介、野菜、豆)にライス、ヨーグルト、チャイのセットである。ヨーグルトはサラダ(インド料理のライタ)形式か、デザート形式にするかを選ぶ。僕はライタを選んだ。
先にライタがやってきて、ほどなくしてカレー一式も到着。カレーはもちろん、長粒米を使ったターメリック・ライスまで綺麗だよね。で、まず豆のカレーを食べたら最初の感想になった次第なんである。
このほかのカレーも素晴らしかった。チキンはキーマ(挽き肉)・タイプでスパイシー。激辛ではないのでご安心を。魚介のカレーはなんと鮭だった。ライムの果汁を少し垂らしていただく。これが、なかなかどうして美味しいじゃないの。
野菜のカレーはじゃがいものほっこりした食感が良く、豆のカレーは始めに触れたとおり、香りの利かせ方が秀逸だった。全体に豊かな香辛料の香りと、素材それぞれの持ち味を引き出す味付けで、美味しくいただけた。
ただし濃い口のカレーに慣れた人には、これらのカレーは物足りなく感じると思う。インド料理を各所で食べ歩き、少し別の世界に行っちゃった人(もちろん冗談です)のほうが、ここの味を絶賛するはず。
ごぶさたしてます。正にあいさんのような方に向いているお店かもしれません。ちょっとシェフがぶっきらぼうですけど。
このカレーにはびっくりしました。
ここでしか味わえないカレーですよね。
鮭のカレーは池袋のベンガルカフェ(http://love-curry.seesaa.net/article/501991.html)でも食べたことがあります。が、珍しいのは確かですね。