中央区日本橋室町1-11-2 (携帯地図)
Tel:03-3279-5084
予算:700円〜1000円くらい
味 :★★★
辛さ:★★
量 :★★★
むかし懐かしい味のカレーライスでほっと一息。日本橋界隈にはそんな時間を過ごせるお店が多い。たいめいけんに印度風カリーライス(辛いけど)、千疋屋のCaffe di FESTAや上野西洋軒カレーの店(未紹介)もあるな。
知名度はさほどないけれど、らいんもまた「懐かしのカレーライス」を楽しませてくれる日本橋のカレー屋さんの一つ。昼、夜とも近所で働くおじさんたちで賑わっている。
今回は夜に訪問したため、お刺身を初めとする酒肴も取りそろえたモードになっていた。とはいえ、カレーだけでも問題なく受け入れてくれる。壁際の2人がけの席に座った僕は早速、「ポークカレー」(780円)を注文した。
周りは「ちょっと一杯」というより、「それなりに飲むぞ」という雰囲気で盛り上がったサラリーマンの集団でいっぱいだ。瓶ビールとおつまみがたくさん並んでいる中で、カレー。ややシュールに感じつつ、いただくとしましょう。
うん、期待通りの、懐かしのザ・カレーライスとでも言えばいいかな。
最近の家庭向けカレー粉は、「こくまろ」のようにコクたっぷりの味が割と人気を呼んでいるように感じる。でも、らいんの自家製カレーはそこまでの濃厚さはない。今時のカレーに慣れた人は少し物足りなく感じそうだけど、食べやすいのは確か。ちょっと前の世代のおうちのカレーという感じなのだ。
豚肉は小さく角切りになっていて、噛むとカレー味と調和した旨みが染み出てくる。カレーの味と合わせ、ほっとする安定感がこのカレーにはある。おじさん客が多いのも納得せずにはいられない。
近くには大森のカレー(和風カレー)、喫茶店風のインドカレー(インドカリーとは別の店)、チェーン店のシディークなどもあります。
お店の歴史をひもとく情報、ご提供ありがとうございます。存じ上げなかったため、勉強になりました。
日本橋〜三越前周辺は、いろいろお店がありますよね。