さいたま市浦和区仲町1-10-22 (携帯地図)
Tel:048-822-6246
予算:890円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★
埼玉県庁の最寄りである浦和駅を初めて降りた。かつてのライバルにして今は同じ市内の商業の中心地である大宮と比べると、少しばかり地味な印象だね。商業地というよりも文教地区という感じなのかな。
そんな浦和駅の周辺環境を考慮すると、貴重なカレーを楽しめるお店というのもなかなか貴重な存在といえる。その一つであるサエパティリは、恐らくネパール系のシェフの方が料理を作るインド料理店である。
今回はランチタイムに訪れた。小綺麗な内装のためだろうか、女性客の割合が多いな。一人客の僕はカウンターに案内された。近くに置かれたメニューを手に取る。カレー、ナンまたはライス、サラダ、ドリンクのセットが基本で、A〜Dの各セットはカレーの種類が異なる。
僕はその中からベジタブルカレーを味わえる「Cセット」(890円)をナン付きにして注文した。ドリンクはホットコーヒーを選んだ。インドらしく「ラッシー」や「マンゴーラッシー」にしたい場合には、150〜250円が追加でかかる。また、ライスは100円増しでインドの高級米のバスマティ米に変更できるオプションもあった。
ランチのスピードに慣れているらしく、さほど待つことなく一式がやってきた。さあ、埼玉新聞で紹介されたことをアピールしているサエパティリのカレーはどんなものでしょうか。
いただきます。うん、手堅いつくりだね。ランチのカレーとしては十分な水準だろう。
オーソドックスなトマトベースながら、水分がやや多めなのが特徴的だ。おじさん度が進んだ身には、クリームこってり系よりもこうしたタイプのほうが馴染みやすい。辛さもいたって穏やか。「インドカレー=辛い」と恐れているインドカレー初心者さんに味わってもらいたくなる。
野菜の具はジャガイモ、ニンジン、インゲン、大根、マッシュルームなど。いずれもたっぷりと入っていて食べ応えがある。水分が多めなのと相まって、ナンよりもライスと合わせた方がよりしっくりくるカレーだったかも知れない。
ナンは余計な味付けなどを加えておらず、自然な味わい。インド系のカレーにしてはすっきりと食べられるタイプといえる。こんなお店があったら、日常的に通えるだろうな。
近隣のお住まいやお勤めのあなたは、普段使いのお店にサエパティリを覚えておくと良さそう。ディナーはタンドール系の料理も充実しているようなので、ごちそう気分も味わえるかも。
私のテリトリーとしている埼玉&静岡のオンパレードで嬉しくなってしまいました。
数年前にコチラのお店のランチに伺った際、ドリンクの紅茶でカップにティーバッグを入れた状態で出てきて、面食らったことがあります(笑)。
浦和は駅周辺にインド料理店が増えないのが不思議な感じがします。
ご無沙汰しています。埼玉だけでなく静岡もテリトリーでいらっしゃいましたか。楓海さんにあらかじめ教わっておけばよかったですね(^_^;)
紅茶だとそんな展開があるのですか。それはびっくりですね。さすがに忘れていたのではないかという気もしますが…どうなんでしょうか。
そうそう、浦和駅周辺はもう少しお店の選択肢が広がって欲しいものですよね。地価が高すぎるのかなあ。