さいたま市中央区新中里1-1-6 (携帯地図)
Tel:048-823-5505
予算:785円〜(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★(ドライキーマ、南・野菜)
量 :★★★☆
北浦和駅から国道463号線をしばらく歩き、サティのあたりまで来ると小さなカレー屋さんが見つかる。麹町・アジャンタ出身のシェフが独立して開いた「さらじゅ」である。長年のインド料理ファンや近隣に住む方の間では、ちょっと名を知られた存在だ。
近くにシノギの用事ができた僕は、それを済ませるとランチタイムのさらじゅを訪ねた。お、隣のラーメン屋さんにはかなわないものの、なかなか賑わっているね。素晴らしい。
ランチタイムは785円から。麹町のアジャンタも少し安価にしてくれると通えるのにね、と思わずにはいられない良心的な設定である。僕はカレー2種類を選べる「ペアセット」(840円)を注文。「キーマ」と「南・野菜」のカレーを選んだ。
南とわざわざ銘打ってあるのは、北インド風と南インド風の野菜カレーを用意しているから。このほかのものを含めると、ランチなのに8種類もカレーの選択肢を用意している。この姿勢には本当に頭が下がる。
ほどなく、クミンの香りが利いたドレッシングがかかっているサラダが到着。それからさらに少し待つとカレーがやってくる。キーマ、南・野菜とも1人分と言われても納得しそうな量で盛られている。食べ応えがありそうだ。
では、まずキーマからいただこうかな。
お、アジャンタのそれとは違うんだね。ドライタイプで適度なほろほろ感は、確かにアジャンタの系譜に位置づけられる。その一方で辛さはぐっと抑えている。アジャンタ仕様の辛さに慣れていない一般の方にも食べやすくという配慮なのだろう。
おかげで柔らかい口当たりになっており、それでいてスパイス感は必要十分に感じられる。辛さに弱い僕には、さらじゅ仕様のほうが本家よりも食べやすい。
続いて南・野菜を味わう。こちらはサンバル(野菜と豆のカレー)に相当するタイプで、汁気が多いスープタイプ。具は大根、ブロッコリー、ニンジンなどが入っていた。大根やニンジンはサンバルの定番だよね。ほのかにココナッツの香りも漂い、南の気分を満喫できる一皿だった。
どちらもサラサラと食べられるカレーだった。それでも食べ進むうちにお腹がすっかりいっぱいになる。都心部とは単純に値段を比較できないけれど、かなり良心的なのは間違いない。長く続いてほしいお店だと思う。
(まだ終わったわけでは、ありませんが。)
一時帰国の際にタイミングが合えば行きたいものです。
どこかのカレー屋さんで、チラシを貰って…そのまま3年以上(^^;
昨年も先々月も行けないものかと練ってみたものの、気合いが足りませんでした←
たあぼうさんの感想楽しみにしてます!
コメントへの返信が遅くなりすみません。技術がしっかりしていて、かつ良心的なお店でしたよ〜。ご帰国の折には良かったらご一緒させてください。
>keyheroさん
すっかりご無沙汰しております。評判通りのお店でしたから、近くを訪れる機会がありましたらぜひ〜。