世田谷区三軒茶屋1-41-12 (携帯地図)
Tel:03-3487-1401
予算:750円
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★(ライス大盛り無料)
インド料理は出汁の概念が発達していない。時々、「マサラの香りは充実しているけれど、味の奥行きが物足りないな」と思うことがある。だから日本人が出汁文化を加えてインド風カレーを作ると、抜群においしいものができあがったりする。
魅力的なおばさんが切り盛りするとんがらしは、正にインドのマサラ文化と日本の出汁文化を巧みに溶け込ませたカレーを出している。スタンドカレーっぽい店構えからは想像が付かないその美味しさは、お店が掲げる「細胞が忘れない」というコピーがぴったり。
今回、僕が注文したのは「薬膳カレー」(750円)。動物性の脂分を一切使っていないのに、「修行僧もおいしさにびっくり」なんだそうだ。ライスは大盛り無料だけれど、普通盛りでいただくことにした。
調理が目の前で手際よく進んでいき、気が付けば鮮やかな黄色に染まったサフランライスとともにカレーが目の前に。スプーンですくってもすぐにこぼれていきそうなほどサラサラでソースが特徴的だ。では、いただきます。
あっさり仕立てなのに十分すぎるほどのコク。確かにこれはびっくりするほどの美味かもしれない。
具はとにかくトマトがたっぷり。ほかにミネラルが豊富な白キクラゲや、漢方で強壮剤に用いるクコの実なども入っている。さらに、豆乳を加えて味をなじませているんだそうだ。だから動物性の脂分を使わなくてもコクが得られるのかな?
バターチキンやほうれん草のカレーなど、よりインドのカレーに近いメニューも取りそろえている。どれも本格的かつ750円とお手頃価格。毎日通いたくなるカレー屋さんと言っても過言じゃないだろう。
サフランライスの大盛がサービスなのも、がっつり食べたいときには重宝します。地元の店が高評価だとうれしいですね。
三茶は吉葉も移転してきますし、いつの間にか
カレーがアツい街になってきましたね。
私も今後開拓しなくてはいけませんね。
それでは、失礼しました。
すごいです。おばちゃんもすごくやさしいです。
やっぱりお好きでしたか。
実は、びっぐさんのように食べ歩いている方こそ、とんがらしのカレーを「ゴールの一つ」と捉えていらっしゃるんじゃないかなぁ? なんて勝手に思っていました。
食べ歩いた方ほど、スパイスと出汁の旨みの両方を生かし、さらに小麦粉で馴染ませていないカレーを高く評価される傾向があるように思っていまして。
>USHIZOさん
三軒茶屋は小粒ながら個性的という雰囲気のお店が多いですよね。きっと開拓しがいがあると思います。
>名もなきコメント主さん
大盛りとカレー2種の情報、さらにおばさんについての雰囲気をフォローしてくださり、ありがとうございます。
特に「おばさんの雰囲気をもっと記述すべきだったかな」と思っていたところでした。
たしかにあのデザートもおいしいですね。甘さを抑えた甘さ(ってなんか表現が変だなあ)がいいですよね。
薬膳探求に行き詰っていたところにスゴイ店を
紹介して頂き感激です。
今度ぜひ行ってみたいと思います。
薬膳しばりですか。最近ブームになりつつあるとは言え、大変ですね (^_^;)
ぜひ訪れてみてください。
夏頃のふと、覗かせてもらって依頼、おかげさまでカレー三昧になりました。
実はほぼ毎日ここのブログを覗いてます。(^^;
おとんがらし、かなりはまりました!
常連さんが多いカレー屋さんみたいですね。
私も本当に毎日でも通いたいくらいさらっとしていて、飲みすぎた日の後にもいい!
安くて本当においしいですよね。
こちらからは何も言っていないのに途中でなくなってしまったご飯をおばちゃんが見て、
追加してくれました。もちろん無料!
オウギョーチゼリー、ですよね。粉末でつくってるそーです。
いいお店を紹介してもらって感謝です♪
ほんと、もっと高くても不満に思わないおいしさと雰囲気を持ったお店ですよね。
小判さんがごはんを追加してもらえたことが象徴するように、おばさんのホスピタリティがまた素晴らしいですし。
246を通る時、確かにこのお店を目にしていたのですが、よもやおいしいお店だとは思ってもいませんでした(失礼。。。どうも店名が水道橋の某立ち食いウドンのお店を連想してしまうので。。。)
たあぼうさんの記事を見て、自信をもって訪れたとんがらし。
ダンナは豚、私はキーマ。結果は、おいしかった〜!特に豚の方。
こんなに安いのにおいしい!と大満足していたら、さらに愛玉子ゼリーまで出てきて感激。
皆さんおっしゃるようにおばちゃんもステキ。
リピーターになることをダンナと確認。
次は、チキンほうれん草と薬膳食べたいです。
教えて下さってありがとうございます。
たしかに、とんがらしの外観は、そのおいしさを知らない女性には少し躊躇してしまうかもしれませんね。ともあれ、お気に召したようで良かったです。
田園都市線でしたら、Lakuさんの「かれー生活!!」(http://laku.livedoor.biz/)も参考になると思いますよ。