
江東区東陽4-6-14 (携帯地図)
Tel:03-3645-4129
予算:787円
味 :★★★
辛さ:★★★
量 :★★★
東京東部でチェーン展開するお手頃ステーキ・レストラン。東陽町店ではスリランカ人らしき方が働いていて、各種ステーキの合間に「スリランカ薬膳カレー」(787円)というメニューがあるのだった。
偶然にも昼時に近所に立ち寄る用事ができた僕はこれ幸いと訪問した。店内はすでに、火を通した肉の香りとおじさん主体のお客さんでほぼ一杯になっていた。ちょうど良くカウンター席が空いたため、そこに潜り込むことにした。
おばさんに注文を告げると、「カレー一つ」とよく通る声が店内に響く。厨房のおじさんが太い声で呼応する。スリランカ人らしき店員さんの声は聞こえなかったけれど、カレーの準備に入る様子は見えた。
店員さんがターリー(インド式定食)のお皿にささっとカレーとライスを盛り付け、それをおばさんが僕の目の前まで運んでくれた。じゃ、いただくとしましょうか。
おっと。カレーを頬張った途端、口の中にぱっと弾けるかのように香りが広がった。荒削りでところどころ実がほぼそのまま残っているカルダモンが入っているからだ。僕はこのカルダモンの香りがかなり好きなため、好印象を抱いた。
カルダモンを除けば、比較的シンプルな味付け。「薬膳」という名前が付いているが、薬臭い気分には全くならない。適度なスパイシー感に、食べ進むと少し塩気を感じた。塩気はもう少し控えてもらっても僕はおいしいと思う。
2種類のおかずを盛れるお皿を使っている。「ひょっとしたらチキンカレーを2種類作っていたりして」という淡い期待はやっぱりハズレ。味付けは同じだった。
元々がお肉を得意とするお店だけあってチキンはおいしく仕上がっていたと思う。値段がこなれているし、たまにふらっと食べてみたくなるカレーだな。
スリランカは30年位前から何度と無く足を運んでいます。
友人や知人の自宅に招かれ家庭のカレー(?)をご馳走になりますが各家庭で香辛料が微妙に違いそれぞれ味が違います。
毎日の料理がカレーですので家庭ではカレーと言いませんが私達はカレー粉を使っているとみんなカレーになってしまうようですが。
カルダモンの香りほど強くは無いカルピンチャー、小さな葉ですがこれが又ひときわ味を引き立てます。インドカレーの様に昼は比較的あっさり夜は重たいカレーと違いいつも同じ感じで食べられる、これも私には気に入っています、スリランカアラックが有ればもう言うことなしです。
30年ですか。スリランカに対する思い入れをたっぷりお持ちなんでしょうね〜。