渋谷区神宮前1-22-7 (広域)
Tel:03-6447-2414
予算:800円〜1400円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★☆(小の場合)
原宿駅の竹下口から出て、通りを北に歩くこと数分という立地に「みのりんご」というカレー屋さんが4月にオープンした。このところずっとバタバタしていた僕も、ようやく訪問できた。
みのりんごのオーナーであるお姉さまは、拙ブログが紹介した後の1年あまりですっかり有名になってしまった「MOKUBAZA」のご出身である。それだけでレベルの高いカレーを期待してしまう。
カウンターに座った僕は、備え付けのメニューを手に取った。なるほど、やっぱりMOKUBAZAに近いカレーが並んでいるな。一番人気はキーマカレーというあたりもMOKUBAZAと同じ。ほかにチキンやポークなどの選択肢がある。
僕はというと「みのりんごスペシャル」を注文した。これはキーマとチキンを一度に味わえるもの。ご飯の量が200gの小から300gの大まで選択肢がある。お腹の空き具合と相談して小を選んだ。お値段は1200円なり。
注文すると、お姉さまが仕込み済みのカレーに最後の一手間を加える。それを待つ間に、どんなカレーなのかをちょっとお話しした。
MOKUBAZA出身ながら、そっくり同じ味にはせず、お店独自の工夫を加えたそうだ。オーナーのお姉さまいわく「お客さんの多くがカレー目当てに訪れるMOKUBAZAと違い、原宿駅から近いこのお店ではふらっと入るお客様がいらっしゃいます。そんな方にも食べやすくしようと思ったのです」とのこと。なるほど、ごもっとも。
さて、しばらくすると口を開いたパックマンのような面白い形のお皿に、キーマとチキンが合いがけになったカレーがやってきた。お、キーマの上には卵黄ではなく、温泉卵が載るんだ。さ、どんな味なのか楽しみ楽しみ。
なるほど、インド風カレーらしさをしっかり残しながら、だいぶ優しくマイルドに仕上げてあるね。おいしい。
まずはキーマカレーから。よく炒めたタマネギ入りの独特の食感と、カルダモンなどの華やかなスパイス感を存分に楽しめる。
MOKUBAZAのそれに比べれば、辛さはぐっと控えめだ。市販のカレールーの辛口の範疇に収まっているんじゃないかな。これがお店の工夫の一つなのだろう。辛さに弱い僕にとってもありがたい。この辛さでも厳しかった方は温泉卵を混ぜていただこう。
続いてチキンカレーを一口。こちらは一段とマイルドだね。「辛さが苦手な女性に人気なんですよ」と仰るのもよく分かる。生クリームが入っていて、インド料理店のバターチキンカレーに少し雰囲気が似ている。ただし油は控えめで、ヘルシーに味わえるはず。
どちらのカレー本家と似た雰囲気を残しながらも、間違いなくオリジナルの味に仕上がっていた。いたずらに辛くはなく、それでいてスパイス感はしっかりと。いいね。
なお、僕が頼んだ小サイズではカレーソースが余り気味になった。お腹が相応に空いていたら、中(1300円)以上を注文した方がバランスが良さそうだ。
おいしそうだねー♪
あとなんか、「みのりんご」ってネーミング、響きと平仮名なとこが可愛いなぁ。w
返信が遅くなりましてすみません。やっぱり、パックマンに見えてきますよね(笑)
仰るとおり、お店のネーミングも面白いですよね。女性オーナーさんならではなのでしょうか。
お忙しいようですね。
久々に新規開拓、今日の13時過ぎでほぼ満席でした。
スペシャルの「中」を注文。(たあぼうさんのレポを参考に)
まずはチキンカレーから。
丁寧に仕上げた優しい味という感じで、どんどん食べてしまう。
キーマも美味でした。
量は客層に合わせてというのもあるのでしょう。私以外は推定20代のカップルか女性一人客でした^^;
私はどちらかといえば食が細いほうだと思うのですが、ルー大盛りで頬張るように味わいたいという気がしました^^
とても満足の味だったので次回はポークかチキンの「大」にしようかと考えています。
それでは!
追伸
山田忠雄(ヤマチューさん)先生が亡くなられました。ご存知ですか。私は日本史を習いました。
返信がすっかり遅くなりすみません。エントリーで記したとおり、企画を終えた途端にインフルエンザでやられておりました。
その間に山田先生がなくなっていらっしゃるとは。私が教わる機会には恵まれませんでしたが(日本史は山崎勇先生=通称パイナでした)、残念でなりません。
みのりんご、お気に召したようで何よりです。