世田谷区下馬3-38-2 (広域)
Tel:03-3795-1056
予算:2000円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★
「カフェ通」などという陳腐な言葉ではとても表現しきれない、「ワールドワイドカフェ」のOchiさん。シノギでは管理職に就任され、かなり忙しい日々をお過ごしにもかかわらず、それ以前と同様に精力的にカフェの開拓をしていらっしゃる。
そんなOchiさんと2年ぶりの再会を果たした。いつものように? 僕がブログでやらかした誤植をさりげなく教えてくださったのを良い機会に、面会をおねだりした次第。しかもお店選びまでお任せしてしまった。いやはや。
Ochiさんが今回ご紹介下さったのは、三軒茶屋駅から十数分歩いたところにある「tocoro cafe」。お世辞にもアクセスの良くない場所、しかも夜にもかかわらず、お客さんでびっしりと埋まっていた。カフェ好きな方々の間ではよく知られたお店だそう。照明をぐっと落とした和モダンの店内は、確かに惹きつけるものがある。
しかもこのカフェを選んでくださったのは理由がある。月曜日〜水曜日の夜に限ってカレーライスを出しているからだ。さすがOchiさんのカフェチョイスは隙がない! 「カレー屋さんじゃないから」という方針からすると、お店の方には迷惑かもしれないけれど、取り上げるのをお許しください。
tocoro cafeの「tocoro curry [トコロカレー]」は、店内の雰囲気と同様の和のテイストを感じさせるカレーなんである。単品を1200円で提供しているものの、せっかくオシャレなカフェに訪れたことだし、お茶やお菓子などが一緒に楽しめるセット(2000円)を選びたいところ。
注文を終えたら、お互いの近況を報告しあう。シノギでも以前以上に活躍されているOchiさんだが、カフェ訪問は精力的にこなしていらっしゃるそう。僕もいろいろ役割が増えてしまったけれど、もう少し開拓努力をしなければ反省せずにはいられなかった。
そんな感じで会話を進めるうちに、お目当てのカレーライスがやってきた。ごろんとニンジンが載っていていい感じでしょう? いただきます。
では早速、ニンジンをかじってみよう。か、固い(^_^;)
それもそのはず、tocoro cafeでは素材の食感を実感しやすいように、野菜類をあえて固めに仕上げているそうだ。それをしっかり噛むことで、持ち味をしっかりと確かめられる。野菜が苦手な人には少し大変かもしれない。
カレーはおうちのカレー風味。味付けはしっかりしていて、それでいてしつこさがない。すっきりとした辛さもなかなか秀逸。存在感を主張しながらも決して辛すぎず、尾を引くこともない。僕の好みといえる。
これらを黒米がブレンドされたライスと味わい、その合間に一緒についてくるお味噌汁をすする。こうやって食べると、どこかほっとして「カレーライスはやっぱり日本食だなあ」などと思ってしまうのだった。
おいしくカレーをいただけた後は、注文したお茶類に、お口直しにお茶菓子とジェラートが楽しめる。特にミルクの味がしっかりとしたジェラートを味わったときには、幸せな気分に。
Ochiさん、素晴らしいお店をご紹介くださりありがとうございました。次回は僕から紹介させてください。そう遠くない時期に。
こちらも、全盛期に比べると半分ぐらいのペースですが、ぼちぼちとやっていきます。
カレーネタの開拓もしておきますので、またお付き合いくださいませ。
こちらこそありがとうございました。しかも、いろいろお世話になってしまい。また近々、ぜひ(^-^)