2010年09月24日

おまけ愛知9 カレーのオオヤ 南洋の父(名古屋市:高岳)

チキンカレーとパリプカレーのハーフ&ハーフカレーのオオヤ 南洋の父

名古屋市東区泉2-1-4広域

Tel:052-937-6195

予算:850円(昼)、1100円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★〜★★★☆
量 :★★★☆


「いやあ、あの頃はずいぶん生意気なことを言ってましたね。何も分かっていなかった」

店主の大矢さんはそう語ると、恥ずかしそうに笑みを浮かべた。「あの頃」とは、1990年代に「dancyu」に掲載された時のこと。僕が訪れた日は、ちょうどdancyu復刻版が発売されて、ここ「カレーのオオヤ 南洋の父」も、以前の店名でしっかりと掲載されているのだった。偶然にしてはいいタイミングだったな。

大矢さんが作るカレーは、スリランカのそれをベースにしたもの。スリランカで体調を崩したときにカレーを食べ、快方に向かったことがきっかけだそう。その後も何度かスリランカに出向き、さらにアーユルヴェーダを知識を身につけてきた。これらの取り組みの結果、カレーの奥深さを知り、冒頭のように語ったわけだ。

昼、夜とも、1皿で2種類のカレーを味わえるメニューとしているようだ。お値段は僕が訪れた夜が1000円強、昼は850円くらい。僕は「チキンカレーとムング豆カレー」を選んだ。ムング豆は緑豆のこと。スリランカではパリプと呼ばれて最もポピュラーなカレーなんだそうだ。

僕以外にお客さんがいなかったためだろうか。「今日は特別に少し大盛りにしておきますよ」と大矢さん。ありがたいね。手際よく調理する姿をカウンター越しに眺めていたら、あっという間にカレーができあがった。なるほど、お皿にいっぱい盛り付けてあるね。

いただきます。まずは豆のカレーから。おお、ふくよかな豆の食感と自然な味わいがいいね。付け合わせのチャツネと混ぜるとまた雰囲気が変わって、飽きさせない。

続くチキンカレーは、カルダモンやクローブなどのスパイス感を利かせたタイプだった。チキンレッグの肉のほぐれ具合がほどよい加減で、食べ進むうちに僕は顔がほころんでしまった。

「味薄いでしょう?」と大矢さんは言う。いえいえ、塩分や油などを最小限に抑えてあるので確かに薄味かもしれないけれど、スパイス感で補って十分に楽しめますよ。

実は、食べる前には辛さのほうを心配していた。スリランカのカレーに対しては強烈な辛さのイメージが強いからだ。けれど、大矢さんの作るそれは、現地のものよりもだいぶ優しく仕上げてくれている。辛さ耐性の低い僕でも安心して食べられる範囲だった。

食後にぜひ飲みたいのがスパイス/ハーブティーだ。アーユルヴェーダの思想に基づくブレンドがされているそう。これを飲むとお腹からじんわりと温かくなり始め、その温かさが次第に頭へと抜けていき、すっきりした気持ちになれるのだった。



posted by たあぼう at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東海
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