千代田区外神田3-15-5 ジーストアアキバ6F
(携帯地図)
Tel:03-3258-3161
予算:800円
味 :★★★
辛さ:★★
量 :★★★
えー、渋谷区強化月間をうたっていたのに、かぎりなく対極と思われる場所にやってきた。そう、萌える都市アキハバラ((c)森川嘉一郎)だ。
きっかけは、友人が@niftyのデイリーポータルZで、「メイドのカレーはチャンピオン」という記事を教えてくれたこと。
ちまたで話題?のメイド喫茶でおいしいカレー!?
カレー喰いの名にかけて確かめなければならない。…存在しか知らなかったメイド喫茶とやらの世界も垣間見られるし。
ということで、友人と待ち合わせ、シノギで出かけたついでに寄り道してきた。
(註:以下、今回はカレー以外の記述がうざいほど長いかもしれませんが、ご了承くださいませ)
まず、cure maid cafeはたどり着くまでに通過儀礼がある。雑居ビルの6Fに入っているのだけど、1Fは「ガチャポン会館」。大量のガチャガチャが並ぶ店に平然と入り、その奧深くにあるエレベーターに乗らなければたどり着けない。このあたり、アキバの面目躍如な造りですな。
そんなシカケに臆することなく6Fに到着すれば、ファンタジーの世界が待ち受ける。
「いらっしゃいませ〜」
現実感に乏しい紺色の衣装をまとった店員さんが出迎えてくれる。きれいな黒髪と笑顔とアニメ声で。
あーなるほど、これがメイドさんなのねー。
(感動が薄くてすみません)
席に案内された僕は、名物というチャンピオンカツカレー(800円)を注文する。このカツカレー、石川で有名らしいチャンピオンカレーがベースらしい。ランチタイムはドリンクがセットとのことなので、カプチーノを選んだ。
カレーの到着を待つあいだに店内を見渡すと、拍子抜けするほどふつーに落ち着ける空間だということに気が付く。フィギュアの写真が飾ってあるくらいで、まあ普通の喫茶店という雰囲気だ。お客さんもさほど濃厚じゃなかった。平日の昼間だからかな。
ただ、メイドさんの接客態度はえらく丁寧でやわらかい。深夜のコンビニ店員の接客態度に慣れた身には、不自然に思えるほど。まあ、これはこれでありがたいけれど。
と言っている間にカレーがやってきた。食べてみたら、これもふつーだった。カツは衣が薄め。サクサクとはいかないが、脂っこくないので食べやすい。カレー・ソースもよくある日本的なカレー粉ベース。ソースが少なめなことを気にしなければこれまたふつー。拍子抜けするほどふつーのカツカレーなのだった。
食後のカプチーノは、カプチーノと思えないほど大きなカップに出てきて、味もカプチーノではなかったけど、これもまあふつーのコーヒーと思えば美味しくいただける代物だった。
なんだ、意外なほどふつーの店なんだなぁ、と思ったら…
最後の最後にシカケが待っていた。
それは、1000円札を出してお釣りをもらう瞬間。
メイドさんが両手でお釣りを渡してくれるのだった。こちらの手に軽く触れながら。接客マニュアルでそう決まっているらしい。
なるほどねぇ。
メイドさんにこれをやってもらいたいためだけに、リピーターになるお客さんがいてもおかしくないかも。考えてみると800円という金額も練られているよなあ。1000円札を出してお釣りをもらいやすい金額だもの。
いやはや、今回は勉強になることが多かったぞと。
・おひやを追加にきてくれる回数が異様に多かった。気が利くメイドさんならではのサービスなのか、汗かきっこの多い(偏見)アキバならではのサービスなのか…
・厨房で働いてたのは男性でした。「メイドさんの手料理」じゃなくていいのかよー?
・メイドさんにめがねっ娘はいませんでした。残念。
・カレーに対してのコメントがうかびません。
以上、中2男子並の妄想力を持つ27歳より。
補足トリビアありがとうございます。
こっち方面のトレンドは疎くて、大変参考になりました。それに厨房までは全く思いが至りませんでした。
メガネの需要もなるほどです。
眞鍋かをり女史が「なりきりTommy February6」(http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2004/07/tommy_february6.html)で大ブレイク?しましたもんね。
マーケティングの改善余地ありですね〜
そういえば一緒に行った友人は、僕がコーヒーをこぼしてしまった時に、「メイドさん拭きにきてくれないの〜?」と和ませてくれました (^_^;)
一応「そーぉ?きゃはは」と喜んでみますが、
後にそれはいかがなものかと思い悩みます。
素直に喜んでいいのではないでしょうか。
コスプレを一種のお化粧と考えれば、化粧映えする女性ってことですよ。あるいはある種のファッション・モデルたりうると。
あまりフォローになっていませんか (^_^;)
なんでこんなこと書いたかというと…
このお店を紹介する前にメイド喫茶というのを少し勉強しようと、検索して見つけたEswDiarySide!さんの論評を読んだんですね(http://es-web.hp.infoseek.co.jp/diary/200410/#05150000)。
その文中に
> 「メイド服を着たり、コスプレをしたりすれば、普段は暗そうなオタク女の私だけど、みんな見てくれる!話しかけてくれる!」っていう思考回路をもっている女の子が実際にいて、
とありまして。それで、お化粧みたいなものなのかな、と思ったのでした。
カレーと言えば同じく秋葉原のメイド喫茶、「メイドインエンジェルスカフェ」では日替わりカレーがあったりカレーメニューが充実してると思いますよ。よくカレー注文してる人がいますから。
是非行かれて見ては?
メイドさんもみんな気さくです。
コメントと情報ありがとうございます。
そうなんですか、カレーが充実しているお店もあるんですか。
一時期よく行かれていたとは、僕がユウイチローさんのブログから抱いた勝手なイメージからすると意外でした (^_^;)
やはり、ファッションに通じるものがあるんですかねえ。
めっちゃ楽しみ。
働くわけではございません。
でもどこのお店がいいのかわかりません。
こちらのお店もチェックしてみますー。
萌えっこしてきたいと思います。
どうせなら思いっきりコスチュームを決めていってはいかがでしょうか。
http://www.mailish.jp/
のカレーはなかなかおいしいですよ。
職場が秋葉なので、メイド喫茶も時々いきますが、ここは食事も普通においしいので、お昼に行ったりしてます。週末はかなり混んでますが平日は一般客(?)が多いです。
メイド喫茶情報、ありがとうございます。食事が普通においしいとは、秋葉原ではなかなか貴重な存在ですよね。混雑するのもうなずけます。