
大阪市北区西天満4-3-9 (広域)
Tel:06-6363-2306
予算:750円〜
味 :★★★★☆
辛さ:★★☆〜★★★☆(チキン)
量 :★★★
大阪では「これぞ僕好み!」と叫んでしまうお店になかなか出会えなかった。でも今回は叫んでもいいかなぁと思った。西天満のモリ商店である。モリ商店の店主である森さんは、実は東京の上野や銀座に構えるインドカレーの有名店で修行した経験の持ち主。その某店とは全く違う味ながら、日本人の味覚に合うインド風カレーを提供している。
常設のカレーは「チキンカレー」(750円)、「ひき肉とれんこんのカレー」(750円)、「バターチキンカレー」(850円)、「エビとオクラのカレー」(850円)の4種類。エビとオクラのカレーは限定10食と、貴重な存在になっている。
平日17時以降と土曜・祝日には、エビとオクラのカレー以外の3種類のうち、2種類を組み合わせる「合いがけ」(850円)も楽しめる。夕方に訪れた僕はもちろん合いがけを注文し、チキン、ひき肉とれんこんの2種類を選んだ。それにプラス100円で、ミニサイズのラッシーを注文する。
カレーができるまでの間は、ラッシーでも飲みながら店内を見渡してみようか。オフィス街で営業するお店にもかかわらず、周囲とはかけ離れたポップな印象を受ける。カレーの値段のこなれ具合と相まって、この界隈で働くOLさんたちにとっては貴重な存在といえそう。お茶目的だけで訪れるお客さんもいるそうだ。
ほどなくして、角が丸く正方形に近い(矛盾した表現だな…)のお皿に、カレーがたっぷりと盛られてやってきた。いただきます。
まずはカレーの前に付け合わせをいただいてみようかな。
オクラなどの野菜の香味炒めに、タマネギのクミン和えという2種類の付け合わせが、どちらも見事なスパイス使い。辛さはなくともスパイシーさを感じられ、香辛料を使った料理の妙味を楽しめる。それも純インド風の、ともすれば日本人には「?」となってしまうものではないところが、ポイントが高い。
これらの付け合わせを味わってしまうと、2種類のカレーは間違いなくおいしいと先に分かってしまう。実際においしかった。チキンカレーはクローブの香りを品良く利かせている。またサラサラながらしっかりと旨みが出ていて、一口目から「うまいっ」と脳に信号が送られてくる。辛さは相応にあるものの、辛さに弱い僕でも音を上げない程度でありがたい。

感銘を受けたため、追加でチャイを注文した。食事とセット用の小サイズではなく、フルサイズである(400円なり)。森さんが丁寧に煮出し、スパイスを加えて出してくれたそれは、ミルク分たっぷり。これに砂糖を大量に入れれば、インド本土のそれを思い出したかもしれない。いや、それよりはだいぶ上品だな(^_^;)
いずれにせよ、出張で出向いた際にはまた訪れたくなること間違いないカレーだった。大阪駅・梅田駅からもなんとか徒歩圏だと思う。僕も実際に歩いて訪れた。
今週、大阪出張があり、ランチはどこのかれー屋さんにしようかと思っていたんです。
ちなみに前回はバンブルビーでした。ここも美味しかったですよ。
自由軒、インディアンカレー、船場カリーは食べたし・・・と悩んでいたらこの記事が♪
ありがとうございます。
あっ、26、27日には大阪、それも南森町にいたんですよね〜。でも次回出かけてみたいと思います(※たぶんあの店=私が好きなのご出身ですよね)。
天神橋筋には海南鶏飯が食べれる店も見かけて(時間がなく寄れませんでした)、楽しみも増えました。
大阪出張はいかがでしたか? 情報がお役に立てたなら良かったです(^-^)
>エスニカンさん
そうです、エスニカンさんが大好きなお店です。店主の森さんの意向で正式名称は記述しませんでしたが、分かっちゃいますよね(笑)
チキンカレーをベリーホットで。+100円でミニラッシー付けました。
酸味が強かったですが、さらりとしていてスパイシー!美味しかったですよ。
その手前にルーデリー由来の食堂元気の野菜カレーにも惹かれましたが・・・。
レスポンスがすっかり遅れてすみません。お弁当をパスしてですか! さきちゃんさんのおいしい料理への執着が分かる、すばらしいエピソードですね。
そうなんですよね、食堂元氣の並びなんですよね。驚きました。