港区六本木6-10-1
六本木ヒルズヒルサイドB1 (広域)
Tel:03-6438-1177
予算:900円〜1400円くらい(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★〜★★★★
量 :★★★〜
数年ぶりに慶應義塾大学の国分良成先生(法学部長)にお目にかかる機会を得た。日中関係がギクシャクしているさなかだけあって、現代中国論を専門にする国分先生のもとに問い合わせが殺到しているそう。しかも日本人以外からの問い合わせが多いのだとか。
そんな多忙な国分先生が最近インド系の知人と食事を共にして、双方が気に入ったというお店が六本木ヒルズにある。それが今回紹介するDIYA(ディヤ)だ。僕も以前に訪れたことがあって、「ビリヤニ(インド風炊き込みご飯)をランチタイムに食べられるお店」と認識していた。ところが、いつか取り上げようと思いつつ、何となく先延ばししてきた。それなのにひょんなところで話題に上がったのは、きっと紹介しろというお告げなのだろう(笑)
こう考えた僕は、昼時に六本木界隈に出向く用事ができたのを幸いに、道に迷いながらDIYAを訪れた。え、一度訪れたのに分からないのかって? すみません、DIYAの近くに構えるバリカフェ プトゥリを含めると4回は来ているのに、いつまで経っても「ヒルサイド」なる場所を把握できないんです、僕。
それはさておきDIYAである。店内はモダンな内装でオシャレな雰囲気。小さめながら個室も用意しており、様々なシチュエーションで利用できそうだ。それでいて料理の値段は昼夜とも割高感はないのが嬉しい。ランチであれば、オーソドックスなカレーのセットが900円から。僕が注文した「本日のビリヤニ」も1380円で楽しめる。
この日のビリヤニの具は、野菜またはマトン。僕はマトンを選んだ。きっとチキンなどを選択できる日もあるのだろう。
ビリヤニは注文してから食べられるまでにやや時間がかかる。これは仕方ないところだろう。しばらく待った末に、インド人店員さんがビリヤニを運んできた。あ、上野のマントラと同じ容器だ(^_^;) やはり姉妹店なんだろうな。さあ、いただくとしますか。
うん、ランチとして考えれば十二分に検討していると思う。マントラでディナーに味わったものとほぼ同じクオリティなんじゃないかな。クローブとカルダモンの香りが軽く鼻をくすぐる。ボリュームも一人では多めに感じるくらいで申し分なし。ランチだというのに、ぜいたくな気分に浸れてしまう。
ただし、つい先日味わったダクシンのビリヤニと比べると見劣りするかな。特にスパイシーさの違いは歴然としており、DIYAのそれはちょっと物足りない。それでも、バスマティ米(インドの香り米)を使って炊きあげているなど、ポイントは押さえてある。甘ちゃんの僕は「まあ十分だよなあ」と納得できた。
それにしても、ランチでビリヤニが普通に楽しめるようになるとはね。ブログを始めた頃と比較しても隔世の感がある。東京のカレーシーンは充実の一途をたどっているなとつくづく感心させられる。大半の人がカレーとナンを注文しているけれど、ビリヤニの良さもそろそろ伝わってほしいなあ。
インドの方は両方一緒にたべたりするのかしら?
もしそうなら、パンチの利いたビリヤニとカレー混ぜ混ぜは
私にはちょっときつすぎるかもしれません。
カレーと一緒にビリヤニを味わったこと、他店ではあります。確かにいい感じですね(^-^)
ビリヤニだけで分量が多いため、複数人で訪れることが必須でしょうね。無計画にひょろっと訪れることが多い僕には、それがネックになるんです(涙)