■深夜タクシーに乗るなかれ■
というのも、日本発の飛行機はたいていデリーに夜遅く到着するから。例えば僕が搭乗したキャセイパシフィック航空の到着時刻は午前2時30分。もちろん外は真っ暗で、空港近くにホテルはない。公共交通機関もほとんど機能していないため、タクシーを使って町中のホテルを目指したくなる。
ところが困ったことに、タクシー運転手が全く信用できない。ガイドブックなどによると、乗客が外国人であるのをいいことに、悪徳旅行会社に勝手に連れていくことが多発しているそうな(実際、被害に遭った日本人旅行者と帰国前に出会った)。最悪のケースでは殺人事件まで起こっている。
とにかく面倒なことは避けたい。空港に居座って夜を明かす手もあるけれど、今回はオトナの旅(笑) お金で解決しようと出発前から決めていた。
■国内線ターミナル行きバスで脱出■
早朝発の国内線でコルカタを目指すことにしたんである。「インドのANA」といった雰囲気のジェットエアウェイズのサイト(日本語版もありました)でe-チケットを事前に購入。短い旅程の貴重な時間も稼げるしね。
ということで入国手続きを済ませた僕は、運転手が大挙して待ち構える出口を避け、脇道から国内線行きバス・ターミナルへ。バスは3時30分に出発し、4時ごろ国内線ターミナルに到着した。それから1時間30分ほど待ってから搭乗手続きをし、飛行機に乗り込む。おお、順調だ。
午前8時30分、飛行機はコルカタに到着した。幸いなことに、コルカタ空港には客引きがほとんどいない。プリペイド・タクシーと地下鉄を組み合わせて町中に出るとしよう。
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<旅したい方向けの情報>
●e-チケットはギリギリまで待った方が安くなる
インドでは2005年に航空産業の自由化が進んだためか、航空券の料金が時期によって変動する。僕が乗ったデリー−コルカタ間の料金は、最初に調べた時点では250ドル。出発の1週間前には135ドルまで下がった。席に余裕がありそうな時間帯の便であれば、なるべく直前に購入した方がよさそう。
●国内線行きのバスターミナルは進行方向左
国内線行きのバスターミナルを目指すなら、税関を抜けてから進行方向左手に注意。両替やプリペイド・タクシーのカウンターが並んでいる途中に、ラウンジらしき場所につながる脇道が出ている。入口にいる空港の警備員にチケットを見せてラウンジに入ると、その先が国内線行きバス・ターミナル。
※2005〜2006年版までの「地球の歩き方」の地図を見ると迷うので注意。
更新楽しみにしてまーす。
私もインドであやしい旅行会社に連れてかれました。
流しのトゥクトゥクを拾ったのですが、
途中までは、よし、地図と一緒、このまま行けば目的地までつくな、と地図を見ながら乗ってたのですが、
突然、くいっとヘンな路地裏に入られました。
で、あやすぃー旅行会社へGO。
怖かったよぉ。
ぎゃーつく言っていたら
「ほいほいほい、どうした、どーした。」
と、日本人のおっさん登場。
お前のほうがもっとあやすぃ。
強気の姿勢で立ち向かったら、
「あんた、インド何回目だぃ?」
「初めてです!」
「ほぉぉぉ、たいしたもんだ」
と誉められました。
何事もなかったので、今ではいい思い出でつ。
怖い目に遭っていましたか〜。でもよくぞご無事で。ほんと「たいしたもん」です。
旅行代理店の日本人が日本人を騙すという、イスタンブールと同じような光景がデリーでは見受けられますもんねえ。
着いたとこがムンバイなのがたあぼうさんとじゃっかん異なりますが・・・ムンバイからコージコーデ行きの国内便もジェットエアウィズ(しかも現地で予約してもらっていたので、日本人が通常払う金額の四分の一でした・・・安!)
ムンバイはホテル代高くてドバイ並みですな。
とは言いつつ、私も空港で夜明かしする気には到底なれず、バスタブの無い宿http://www.theemerald.com/で往復二泊してきましたよ。復路では8時間の滞在に日本円で一万円以上・・・高すぎる・・・お湯は出るし、トイレにペーパーはあるけど、そんでも高い!!!
しかしムンバイからコージコーデへ南下してからは現地スタッフ(私は現地語さっぱりわからん&国際免許持たずに行ったんですが100%アテンド完備)の歓待をウケていたせいか、危ない目にもあわず、コトバの問題も全く無く暴走バスにもオートリキシャにも乗らず(ちょっと乗ってみたかったけど、現地のアテンダーから反対されて断念)見世物パンダ状態で注目されまくるのを除けば何一つ不愉快な思いをせずに過ごせました・・・
そして、南インドの食事はサッパリしていてとても美味しかったです。東京に戻ってからもさっそく自炊で持ち帰ったインド料理食材を食べておりますよ〜^^
南インドに行かれましたか! しかもジェットエアウェイズを現地料金で!! インド通の旅という感じですね。
アテンダーさんがしっかりされていたのはよかったですね。僕の旅と比べてずっと快適なんだろうと想像します。
海苔助さんの手による南インドの味、僕も味わってみたいです〜。