B.3/226, Shivala, Near Cheat Singh Fort
Tel:+91-542-2276854
予算:40ルピー(約104円)くらい〜
(サービス料10%別)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★
おすすめしないホテルの上階にあるレストランで、晩ご飯をいただいた。屋上で食事ができるため、少し開放的な気分になれるのが最大のメリット。あまり涼しくはないけれど。
店員が威勢良く「ビールもあるぜ」と言いながらメニューを渡してくれた。しかしビールを飲む気分ではなかった僕は、「Dam Aloo Banaras」(40ルピー)というカレーとチャパティを2枚(8ルピー)、リンゴ入りラッシー(25ルピー)を注文した。カレーはBanaras、つまりバラナシの名が入っているのが気に入って選んだ。
すると店員の表情が激しく不機嫌に変わった。曰く、「おまえはチキンを食べたそうな顔をしている。タンドリー・チキンを注文しろ」。なんで客が食べるものを指図されるのよ? ここでも1分ほど押し問答をして、最初の注文通りで決着。
ところがここからが長かった。待てど暮らせど出てこない。ラッシーが出るまでに30分、カレーとチャパティにさらに30分。一瞬、意趣返しかと思ったけれど、ほかのお客さんも同じように待たされていた。これもまたインドと思って受け入れるほかないらしい。
ようやく晩ご飯にありつけたのは夜9時を過ぎてから。長かった〜。
うん、味はなかなか。
野菜系のカレーにしてはマイルドでクリーミーな仕立て。こういうのがバラナシ風味なんだろうか。具はアル(ジャガイモ)と名前に入っているとおり、ジャガイモがゴロゴロ。一つひとつのサイズが大きめで食べ応えがあった。
チャパティは標準的なできで特筆するところはないかな。これがもっと短い時間で出てくれば文句ないけどなぁ。
食べ終わった後、階下で調理の様子をちらっと眺めた。さっきの店員がスローモーションかと思うほどの手際の良さで野菜を切っていた。なるほどあれでは1時間かかるのが当然かもしれない。納得してもしょうがないんだけど。
すごいお店ですね。
あらゆる意味で、スローライフを満喫しろという
事なんでしょうか。
しっかし、これで約100円ですか。激安ですね。
>お前はチキンを食べたそうな顔
どんな顔ですかf(^^;)
どこもかしこも面白い国ですね。
たあぼうさんの旅行記を拝見して、ますます早く
海外に行きたくなりました。
いつ行けるかなぁ。
それでは、失礼しました。
確かに激安ですが、ずいぶん高くなったなという印象も受けるんですよ。数年前のガイドブックなどと見比べると。軒並み2割くらいは上がっているのではないかと。
「顔」の話を説明するのは料理の値段をお伝えしないといけません。
肉類のカレーは野菜カレーの1.5倍くらいの値段が付いています。つまり「おまえもっと金を出せ」を柔らかく言い換えた表現なんですね。
表情は全然柔らかくなかったけれど。
ちなみに最初に威勢良く勧めてきたビールも、インドではかなりの嗜好品です。
あぁ、なるほど!値段で顔の事を言ってきたのですね。
これで謎が解けました。
ではうちのヨメは行く先々で「お前はデザートを」
「スイーツを食べたい顔」と言われてしまいます。
一応ダイエット中なんですけどね。
インドはまだまだヨメには敷居が高いので、
先週はタイフェス、今週末は濃いタイ料理屋で
少しずつ慣らしていこうと思います。
それでは、失礼しました。
ははは、「スイーツを食べたい顔」ですか。そんなことを言われずとも、奥様にはサービスとして出されるかもしれません。心からか騙すためかは別として、女性に優しいインド人はちょくちょく見受けられました。
ちなみに、ダイエットでしたら酷暑期のインドはおすすめです。全く食欲が湧きませんから。帰りに空港でお目にかかった女性は、「ほとんど1日1食で済んだ」と話されていました。
ま、敷居の高さばかりはいかんともしがたいんですけどね。