
(控えてくるのを忘れました…)
予算:40ルピー(約104円)くらい〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★★
量 :★★★
ラヴィとの戦いの興奮が冷めやらぬうちに、同宿の日本人の方に「もしよかったら近場で一緒に昼ごはんどうですか?」とお誘いいただいた。もしかしたら気を遣ってもらったのかもしれない。
もっとも、おすすめしない宿の近辺は適当な食事の場所がない。目抜き通りに出て十数分ほど歩くと、旅行者向きのレストランがあったのを覚えていた僕は、そこに同宿の方をいざなった。十数分も歩いて近場かは分からないけれど。
旅行者向きと思ったのは、インターネット・カフェを兼業していたり、店の入口で洋食メニューがあることをアピールしていたりしたから。入ってみるとやはり旅行者向きで、例えばビールを数種類そろえていた。キングフィッシャーなどである。
同宿の方が「飲む」と力強く表明されたので、ご相伴に預かることにした。キングフィッシャーのお値段は、日本の大瓶くらいの大きさで税込み78ルピー。インドの物価からするとかなり高い。大半のインド人はビールを飲まないし、外国人向け料金とすればこんなものかもしれないけれど。
一緒にカレーも注文する。「Paneer Mutter Masala」(40ルピー)である。チャパティ(1枚3ルピー)は2枚注文した。いただくとしましょうか。
おっ、これはなかなかスパイシーだな。
パニール(チーズ)入りのカレーというと、僕はマイルドなものばかり食べていた。だから、「マサラ」と名が付いていることや、その真っ赤っかな見た目からすれば当然と言える辛さに、意外な印象を受けたのだった。
クセは少なく率直に香辛料の辛さが伝わってくる。「インドのカレー=辛い」という公式を持っている人には打ってつけかもしれない。僕はもう少し香りが立っている方が好きかな。
食べている途中で、勝手にチャパティが1枚追加された。お店の人に「食べていいよ」と言われたから食べたら、後でしっかりと3ルピー分を請求された。サービスじゃなかったのかいな…(-_-;)