2011年03月28日

おまけ中国2 華越樓(上海:打浦橋)

チキンカレー(鍋)華越樓泰康店

上海市盧湾区泰康路274弄13号

Tel:+86-21-54661707

予算:48元くらい〜(約610円)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


上海には比較的最近になって観光名所として名を上げてきた場所がいくつかある。その一つが田子坊(泰康路)だ。古くからある集合住宅に、アトリエやオシャレな小物店、外国料理のレストランなどが集積。迷路のような通りと相まって独特の雰囲気を作り上げている。

この田子坊で展開するレストランの中に、華越樓というベトナム料理店がある。「Pho No.1」という別名も持っており、上海市内で何軒か営業している。この華越樓を上海カレーの2軒目として紹介したい。

華越樓店内店内は陽光がさんさんと入る明るいスペースと、あえて暗くムーディーにしたスペースとに分かれる。陰陽を意識したおしゃれな造りなのかもしれない。ところが一部には雰囲気の違う人形が並んでいて、雑ぱくとした印象に(^_^;) まあ僕にとっては和みやすい。

さて、メニューを確認するとベトナム料理が一通りそろっているようだ。お店の名前からするとフォーを頼むべきところかもしれない。でも僕はもちろんカレーだ。チキンカレーらしきもの(42元)とライス(5元)を注文した。おしぼり代(1元)が別途かかるようだ。

しばらく待つと、店員さんがにこやかな笑みを浮かべてカレーとライスを持ってきてくれた。おっと、ベトナムらしくフランスパンも付いているんだ。いただきます。

うん、日本人に割となじみやすい印象だね。

褐色のカレーソースは、日本のカレールーを使ったものと近い味わい。とろみがあるところもよく似ている。ココナッツミルクが加わっているのか、心持ちマイルドで甘い香りが加わるところがベトナムらしさなのかな。チキンのほか、タマネギやパプリカといった野菜類が大ぶりで入っていた。

日本のカレーに近い味わいということもあって、ライスでもフランスパンでも違和感なく味わえた。フランスパンの焼き具合がほどよく、さくさくとした食感が楽しめた点は嬉しい。

町中の中華に比べれば割高だけど、50元弱でお腹が満たされるから日本人感覚では懐もそれほど痛くない。中華に疲れて、ちょっとカレーが恋しくなった時には、訪れても損のないお店だろう。
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 海外
この記事へのコメント
中華にカレー
意外ですね。
でも、中国とインドは隣の国ですから、あってもおかしくないのかな。
Posted by こういち at 2011年05月09日 19:38
思い出横丁「つるかめ食堂」のソイ丼も、カレーとして、かなり美味しい一品ですよ。

http://www.youth-inc.jp/shopdetail/004000000001/
Posted by パンク社長 at 2011年05月30日 01:24
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