
Chowk Kaghzi, Taj Ganj
Tel:+91-(0)562-2331384
予算:45ルピー(約117円)くらい〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★★
日暮れのタージ・マハールを眺めたくなった僕は、旧市街のレストランで夕食を摂ることにした。選んだのは「インドで一番おいしいラッシーを出す」と日本語や韓国語で豪語しているShankara Vegis。「地球の迷い方」に載っていたお店である。
「近隣で一番背が高いレストランだからタージが見える」とも主張していたので、屋上に上がらせてもらった。ところがこれは誇大広告だった。確かに近隣で一番背が高いレストランだった。でも、目の前にはもっと高い、レストランではない建物が立ちふさがっていた。タージが見えるのは隅の席だけ、それもかろうじてなのだった(-_-;)

日が沈んでいく過程のタージを、体をそらしつつ撮影する。しかし美しくないなあ。写真でよく見かけるような紫がかった夕闇は訪れず、ただ単に薄暗くなってゆく…。しかも中途半端にしか見えない場所だし。無念だ。
などと心の中でぼやいている合間に、ラッシーとターリーがやってきた。いただくとしましょうか。

チョコチップにレーズン、ピスタチオなどが入っていた。インドで飲むラッシーにしては甘さを抑えてあり、日本人の好みに合いそう。バナナ入りの割に酸味が強いのも特徴的だ。なかなかおいしい。ただ、インドで一番かと言われると疑問で、それと30ルピーでは割高感が否めないかなぁ。
一方のターリーはボリュームたっぷり。チャパティの枚数とライスの量だけ見れば優に二人分くらいあったかもしれない。野菜ばかりとは言え、これで45ルピーはコスト・パフォーマンスがかなり高い。
主菜のカレーはにんじん、グリンピース、タマネギなどを合わせたもの。固形度が高く、ゆるいダル(レンズ豆)カレーと好対照をなしていた。こんな風に料理のバランスが取れていたので、最後まで飽きずに食べられた。ただし味付けは完全に現地風のため、日本人の口にはあまり合わないかも。
これから「インド行ってきます!」って言いたくなるぐらい飲みたいです。
行けませんが。。。
それは大変ですね。もうこの際、バナナとヨーグルトを用意してご自身で作ってしまいましょう(笑)